現在位置は
です

発言小町

新しいトピを作成
本文です

教えて。山の高さの基準について

Lのクラウン
2017年2月2日 12:00

日本で一番高い山は富士山で、標高3776メートル
世界で一番高い山は、エベレストで、標高8848メートル。
しかし、地球の中心から一番離れているところは、チンボラソの山頂でエベレストより2580メートルほど高いそうです。学校のお勉強と入試ならば、これでいいのですが、標高と言うのは、日本では東京湾の海面の高さが基準となっているそうで、(厳密には違うそうですが) 東京湾と大阪湾では高さが1.5メートルくらい相違があるそうですが、あくまで日本の山は東京湾が基準。
日本ならば、これでよいのですが、エベレストの標高8848メートルは、どの場所の海面が基準となっているかご存知の方はいませんか。
エベレストでは、どこを基準するかで、10メートルくらいは違うと思いますが。

ユーザーID:4583059350  


お気に入り登録数:28
  • 携帯に送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
古いレス順
レス数:11本


タイトル 投稿者 更新時間
ジオイド
ひよこぴよ
2017年2月2日 19:52

私(60・男)の専門外で詳しいことはわかりませんけれど、中学生時代の理科の授業(1969年度から3年間)の内容からして、たぶん「ジオイド面」を基準にしているのではなかろうか。

地球は完全な球体ではありませんから、仮に大陸など陸地に水路を作って海水を導いた場合の水面が「ジオイド面」になっていると習いましたから、それを基準にしているのかも。

それじゃ「ジオイド面」は実際にどのようにしてわかるのか。ユーラシア大陸に実際に海水を導く巨大で長大な水路を作るわけにもいかず。たぶん重力測定など理論式から計算されるのかも。

国土地理院へ質問すればもちろん一番ですが、質問する前に 考え、意見交換、議論するのがまた向学心につながります。

ユーザーID:1205369776
ジオイド
山の高さ
2017年2月3日 21:08

非常にシンプルに説明すると、海面がエベレストの下に存在した場合を仮定して求めています。
それをジオイド(地球の平均海水面に一致する等ジオポテンシャル面)と言います。

詳しく知りたければ、「山の高さ 鈴木 弘道著」という本を読んでみて下さい。

ジオイド で、検索してみてもある程度は分かると思います。

地球は完全な球体ではないので、質問のような事になります。
イメージとしては赤道付近が膨らみ、北半球がほっそりした、極端に言えば洋ナシの様な形状なのです。

ユーザーID:0892161123
具体的な海面ではなくジオイド面らしいですね。
幸ひ住むと人のいふ
2017年2月4日 21:09

昔は三角測量したりしていたようですが、いまはGPSで測っているそうで。

エベレストの下の地面の重力が(何処か計測可能な周囲の)海面と同じ重力になる地点からの標高ということらしいんですが、さてその海面はどこか、また複数の場所の平均かとなると?
インドの沿岸?

チンボラソについては、地球が遠心力で南北方向に潰れているのは常識だから、中心からの距離ではというのはすぐに納得が行く話ですがね。

ユーザーID:5871993576
検索してみました
チュン夫
2017年2月5日 13:44

「エベレスト ジオイド」で検索すると、いろいろ出てきます。

どれも見ても、はっきりした答えはありません。

エベレスト直下のジオイド(平均海面)が基準になっているようですが、1999年と2005年の測量調査で「ジオイドの正確性に疑問が残る」という報告がされているようです。

ユーザーID:2901080572
ベンガル湾の平均海水面
アラフィフオヤジ
2017年2月5日 15:36

興味深い問いかけですね。

タイトルで問への答えはお終いなのですが、良く知られる8848mという標高は、1955年のインドによる測量で得られた値です。この時の高さの基準は、ベンガル湾に設置された潮位を観測する施設(験潮場と言います)で測られた平均海水面になります。ただ、ベンガル湾には複数の験潮場があって、いくつか関係論文も読んでみましたが、どの験潮場の平均海水面を用いたかは今のところわかりませんでした。

場所によって平均海水面が異なるのは、海流や海水温の他、地形や地殻の地下構造等に影響を受けて、地球の重力が場所によって一定ではないためです。そこで、海水面が重力の影響を受けて、一定の状態に落ち着いたときの地球の形を仮定します。このため、その形状は凸凹していますが、これが1番目のコメントにある「ジオイド」です。

本来は、このジオイド面からの高さが標高ですが、山頂直下のジオイド面は地下にあり直接の測定が出来ません。そこで、なるべく山に近い験潮場を基準にして、水準測量と三角測量を用いて標高を測ります。最近は、GPSと他の衛星データを使って、より原理に近い方法で標高が測れるようになりました。

ユーザーID:9353042818
面白い質問なので、ネットで調べて見ました。
ただのおばさん
2017年2月5日 18:12

最初の1856年のイギリスの測量では29,002フィート(8,840メートル)でした。計算ではちょうど29,000フィートになったので、誰も信じてくれないだろうと言うことで2フィートを付け足してわざと端数にしたと言う話もあります。

三角関数(ピタゴラスの定理)を使って実際の計算はインド人のRadhanath Sikdarがしました。

インド亜大陸の測量の一環であり、マドラス、今のチェンナイから始まったので、海面を考えるのであればベンガル湾ではないかと思われますが、はっきりした事は測量の報告書を読む必要があります。


8,840メートルはネパール(1950年)及び 中国(1975年)の雪の上までの測量結果です。

1999年にアメリカの探検隊が頂上にGPSを設置。それからは 8,850メートルと言う数値が出ています。雪は更にこの上に1メートル積もっていると考えられています。

2005年の中国の計算では8,844.43 メートルです。

また、2015年の地震(震度7.8)で低くなったのではないかと言う疑問がありますので調査のために探検隊が今年登る予定です。

ユーザーID:2843423364
標高の水準
のーみん
2017年2月5日 20:27

うろ覚えですが、インドの標高は、同国のおもな河川9か所の河口の平均水位を測って標高の水準を定め、そこからの高さを測量したものです。

学生時代に読んだ、エベレストの標高が何度か変わったことをテーマにした書籍に記されていたと記憶しています。

その本はエベレストの標高を測った1950年代の話でしたので、現在も有効かどうかは定かでありません。

ユーザーID:3624369633
意外とよく分からない
ピルチャード
2017年2月5日 21:09

エベレスト山の標高8848mという値は1955年のインドによる測量の結果なので、インドの基準を採用していたと思われます。
次にインドでの基準ですが、『19世紀のインド(インド測量局)はインド亜大陸の周囲に9ヶ所の験潮所を設置し、その海水面の平均を水準測量の基準として採用していた』との(ある程度信頼性の高い)記述がありました。
現在の基準がどうなっているかについては残念ながら分からなかったのですが、一度決めた基準を変えるのは大仕事なので、上記の基準をそのまま使っていると見なすのが妥当と思われます(現在のインドの基準水面について、インド洋(ムンバイ?)に設置している、ベンガル湾に設置している、という記述もあったのですが確認は出来ませんでした)。

なお、比較的最近、エベレストの標高についていくつか別の測量結果も発表されていますが、それらはGPSを用いており、基準としてジオイドを考慮しているものと思われます。

ユーザーID:8184115265
インドの
ss
2017年2月7日 17:12

>エベレストの標高8848メートルは、どの場所の海面が基準となっているか
この高さは、「1954年にインド測量局が周辺12ヶ所で測定しその結果を平均して得られた」らしいですから。
インドの基準海面が基準になっていると思いますよ。
他国の基準海面を使う理由はないですからね。

ジオイドの話が出てますが、今回の話には関係ないよ。
基本的に各国は各々自国の基準海面を持っていますからね。

「日本では、東京湾平均海面を「ジオイド」と定め、標高の基準としています(離島を除く)。」
なので、東京湾の基準海面と東京湾のジオイド面(2011)は一致するけどね。
当たり前だけど、富士山標高は富士山のジオイドからではなく、東京湾からの値だよ。

「ジオポテンシャル(Geopotential)とは、地球の重力ポテンシャルである。」だからね。

ユーザーID:1134963245
GPSによるエベレスト測量
アラフィフオヤジ
2017年2月8日 1:22

まさか小町で測地測量の話が出るとは驚きですが、皆さんのコメント興味深いです。

ここ20年ほどのGPS観測によるエベレストの標高測定について、幾つか論文を読んでみました。「ただのおばさん(本当ですか?)」さんが示された、1999年の米国、及び2005年の中国による観測が本格的なものと言えます。

前者は山頂の積雪上で観測するも、積雪深を測ることは出来ず、その計測結果が8850±2m、後者も同じく積雪上での観測で、8847.93±0.14m。誤差を考慮するとほぼ一致。ただし、中国隊は山頂付近の雪の厚さをレーダで計測し、その補正で得られた岩盤の山頂が8844.43±0.21m。

なお、双方の解析で用いたジオイドモデルは同一で、その精度はヒマラヤ付近で概ね30〜40cm程度です。ただし、後者の方がエベレスト周辺での重力測定と水準測量を行い、より正確なジオイド補正をやっています。

今年予定の観測に関連して、地球観測衛星「だいち」による2015年地震の地殻変動を調べました。2つの地震断層の双方からエベレストは少し離れており、恐らく10cm程度の沈降と予想されます(国土地理院のサイト参照)。

ユーザーID:9353042818
The Himalayan Journal
2-Wheeler
2017年2月8日 10:39

1952年出版のThe Himalayan Journal Vol.17「エベレスト山‐名前と標高」

インド測量局のB. L. GULATEEという人が詳細を報告しています。ジオイドやその他については皆さんが既に説明されているので、ここではご質問の核心について書きます。

1849から50年にかけ、エベレストから1マイル以内の平均海水面から高さ230フィートの下記6ヶ所での測定値を平均して算出したのが標高29,002フィートです。測量は光の屈折を考量し正午から午後3時までの間に行われました。

Jarol. . . . .28991.6
Mirzapur. . . . .29005.3
Janjipati. . . . .29001.8
Ladnia. . . . .28998.6
Harpur. . . . .29026.1
Minai. . . . .28990.4

人工衛星もGPSもない時代で現在の認められている標高とは誤差は約6.7mです。

ユーザーID:5938579010
 


現在位置は
です