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発言小町

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猫の事務所

他山の石
2017年8月4日 20:06

宮澤賢治の「猫の事務所」は、切ない話だと思います。

切なすぎて、読み返すのをためらうほどです。

その中で、私が分からない事が二つあります。

一つは、かまねこが、自分が悪いんだと思うところです。

もう一つは、かまねこが、かまねこ仲間に悪いと、自分を追い込んでしまうところです。

また、別の話になってしまうかも知れませんが、最後の場面の獅子の存在もよくわからないところです。

とても開放感がある場面ですが、獅子の登場は、偶然なのでしょうか。

それが、「ぼくは半分獅子に同感」と締めたことにつながりがあるのでしょうか。

いろいろと考えさせられる話だと思いました。

ユーザーID:8417385934  


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タイトル 投稿者 更新時間
読んでしまったよ
あみた
2017年8月5日 6:22

青空文庫ですぐに読んでしまった。
ネットの時代は便利になりました。

かまねこを思うと気の毒でならないです。
いつの時代でも内省的でおどおどした者は、
集団の中の均衡を保つための犠牲者。
いじめのターゲットになるんですね。
学校や会社で今この時もいじめに苦しむ者は
獅子の到来を夢想していることでしょう。





 

ユーザーID:9205680156
苛めは昔も今も
むったさん
2017年8月9日 17:32

苛めが起こると、有識者も巷の人も「昔の苛めはカラッとしていた、最近の苛めは陰湿」って言いますよね。
だけど、この作品、100年ちかく前に書かれたものですが、かなり陰湿。昔も今も変わりませんね。

わたしは主さんが、二つのことがわからないのが不思議です。
苛めには理由や原因はありますよね?苛められないように、原因を考え考えしませんか?そして原因に突き当たって自虐に陥りませんか?
また自分に期待をかけてくれる仲間のためにがんばろうと思いませんか?そのために解決策を考え、苛めの原因をなくそうと努力し、目標が達成できないとまた自分がダメなんだと思ってしまいませんか?
なにが解らないのか解らないので、説明が不十分かと思いますが、ごめんなさい。
獅子の存在は、監督のための定期来訪だったのか。
事務所を閉鎖すれば苛めはなくなりましたが、苛めていた猫たちのみならず竃猫も仕事を失います。それは困る。
そして、猫たちは自分達の行為が苛めであると自覚したのでしょうか。
自覚できていなければ、数十年たって「自分達のやったのは苛めでない、昔の苛めはカラッとしていた」と言ってのけるでしょう。

ユーザーID:1792960076
開くということ
他山の石(トピ主)
2017年8月10日 9:01

あみた様

お返事ありがとうございます。

>いつの時代でも内省的でおどおどした者は、
>集団の中の均衡を保つための犠牲者。

うしろめたい様子を見せる同僚、世間体を気にかける上司、そちらの方も弱さを抱えている気がしますね。

むしろ、集団内はともかく、集団の外にいる者からすれば、強いのはかまねこのほうに見える気がします。


>学校や会社で今この時もいじめに苦しむ者は
>獅子の到来を夢想していることでしょう。

現実には、獅子はいませんから、例えば、学校などでは、外からの人材を教員として採用する、あるいは、教員を民間企業へ一定期間研修に出すなど、風通しを良くする事が有効かも知れませんね。

会社なども、基本、”開く”施策が有効かも知れませんね。

ユーザーID:8417385934
仲間のために頑張る、そんな事を考える必要があるのでしょうか
他山の石(トピ主)
2017年8月11日 18:26

むったさん様

お返事ありがとうございます。

>苛めには理由や原因はありますよね?苛められないように、原因を考え考えしませんか?そして原因に突き当たって自虐に陥りませんか?
>また自分に期待をかけてくれる仲間のためにがんばろうと思いませんか?そのために解決策を考え、苛めの原因をなくそうと努力し、目標が達成できないとまた自分がダメなんだと思ってしまいませんか?

まず、ご質問頂いた事に、私なりにお答えします。

苛めに理由や原因があるとは思えません。

ですから、原因に突き当たって自虐に陥るような事も考えにくい気がします。

仲間のために頑張る、そんな事を考える必要があるのでしょうか。

それに、かまねこの場合は、背負い込むような重いニュアンスがあったように思います。


>わたしは主さんが、二つのことがわからないのが不思議です。

私が分からないと言っている事は、お返事頂いた事とは、少し、ニュアンスが違います。

そして、そのことは、作品には直接出てきません。

この作品は、苛められる側、苛める側、傍観者、それぞれの心理が、とても見事に描かれていると思います。

その限りであれば、分からないという事はありません。

作品には関係ないことですので、不快に思われたのでしたら、お読み捨て下さい。

ユーザーID:8417385934
賢治の紹介ありがとうございました
続編創作
2017年8月20日 21:46

考えさせられる話ですね。
今まで知らなかったので、トピに上げてくださったこと感謝します。

『救い』とそして『希望』のない作品だと思います。
世の中はこんなものだ、というのは本当だとしても余りにも悲しすぎ。
(病欠して、翌日そのことをきちんと説明挨拶しないのは、ともかくとして)

上司たる能力のない黒猫を任命した者の無能力。
獅子も極端すぎ。閉鎖以外の方法を考えられない無能力。
落ち度のない者まで、とばっちり失業とは、無策すぎ。
大体、その事務所は観光案内所としてそれなりに
便利な役目を担っているのに、いきなり閉鎖では、利用者はどうする?

対策と続編=
そこを閉鎖した後、そのかま猫を所長にし、新たに新事務所を開所する。
他のいじめ猫たちはかなりかなり地の果て事務所に左遷。

かま猫類は猫の割に、仕事熱心有能であるので、他に数名、採用する。
その場合、かま猫たちに服なり制服なりを着せ、清潔猫にし、接客も支障なく当たらせる。
そのうち電話も普及するので、無届欠勤問題もなくなるでしょう。
そのうちネットも普及するので、事務所はIT化し(大分後ですね)、
資料は誰でもすぐ調べられるから事務所いらなくなり
全員在宅勤務となり、再びかま猫類は服を脱ぎ、かまの中に入って暮らすでありましょう。
おわり

 いじめ猫たちの地の果て事務所での番外編は、
 最初のストーリーの繰り返しにて、最終、地の底事務所かも

世の中、不正直、不誠実者がはびこっていますが、お話(空想)の中だけでも、納得がいく結末にしたいですね。

ユーザーID:2814432859
宮沢賢治を本当に理解するには
マンタ
2017年8月28日 13:17

あまり知られていませんが宮沢賢治は法華経を信仰していたので
賢治の童話を本当に理解するには、法華経の理解なしには難しいと思います。
賢治の童話は大体、日蓮宗の思想を元に書かれていことが多いです。

ユーザーID:6671355048
仰る通りだと思います
他山の石
2017年8月30日 12:02

マンタ様

お返事ありがとうございます。

この物語に登場する獅子は、大日如来が暗示されていると何かの本で読んだ事があります(記憶違いでしたらすみません)。

ですから、宮澤賢治は、この物語を、救済の問題として書いたのかも知れませんね。

でも、「ぼくは半分獅子に同感」と書いているので、倫理の問題として捉えていた可能性もあるような気もします。

私は、宮澤賢治のような信仰心を持たないので、違うアプローチをしてみたいと思いました。

>賢治の童話を本当に理解するには、法華経の理解なしには難しいと思います。

この点については、仰る通りだと思います。

ユーザーID:6240412605
 
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