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マリア・カラス、オペラについて

まりあ
2017年11月24日 1:03

マリア・カラスや、オペラについて詳しい方、よろしくお願いします。

夏休み、中学生のこどもが、オペラについてのレポート、宿題を書くためにオペラについて教えて欲しいと言ってきました。

私は音大卒ですが、専攻はピアノの為、そんなにオペラについて詳しくはないですが、オペラの講義なども出ていたし調べていた事もあり少しは知識があったので、オペラについて、マリア・カラスについて、モーツアルトのオペラやフリーメイソンについてなど、色々こどもに話して聞かせ、それをもとにこどもは宿題を仕上げたようです。

今日、部屋の掃除をしていて、偶然その宿題を見つけたのですが、「マリア・カラスはオペラに初めて演技をとりいれた人です。」と、こどもの字で書いてある横に先生の字で、「あり得ません。何処からの情報ですか?」と、書かれていました。(私からの情報です。確かそんな風に学んだと思うのですが。)

マリア・カラスは、ヴィスコンティの演出でオペラに演技をとりいれた最初の人、それまでのオペラ歌手は歌う事に専念していて感情移入などはしていなかった、という認識でしたが、間違っていますか?こどもは全く気にしていないのですが、私が間違った事を教えたのかな、と少し気になりました。

あまりオペラには詳しくないので、詳しい方、教えて下さい。よろしくお願いします。

ユーザーID:2524867128  


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今と変わらず
カネロニ
2017年11月29日 11:09

オペラに精通された方からのレスが付くかと思いましたけど、まだないようですので、オペラは嫌いな方ではないレベルでしかないですけどレスしますね。

マリア・カラスは1923年の生まれです。

1898年生まれのコロラトゥーラ歌手のリリー・ポンスが、1935年の映画の中でオペラ「ラクメ」の舞台でアリアを歌っている動画がありましたよ。

映画は "I Dream Too Much" (1935) で調べたところ、
クラッシックの作曲家がリリー・ポンス演ずる妻をオペラ歌手になるようにするストーリーのようで、劇中劇のオペラは本格的な歌劇場でのオペラの舞台のようで、豪華なバルコニー席で観賞するおそらく夫のショットもありました。

1935年の映画の中の「ラクメ」も現代のオペラと遜色なく感情を込めて動きながら歌っていますし、アリアの最中の舞台上の他の人々の動きも同様でした。

この映画が上映された1935年はマリア・カラスが15歳でデビューする1938年より3年前になります。

探して御覧になってみてくださいね。

ユーザーID:5391305763
カネロニさん
まりあ(トピ主)
2017年11月30日 17:39

有難うございます。

とても、オペラについて詳しいのですね。

以前、マリア.カラスが、オペラで演技をした最初の人という事を書いたものを何度か目にした事がありました。

間違った内容だったのかもしれないですね。

オペラで素晴らしく演技をした最初の人だったのでしょうか?

オペラはあまり観た事ないし、詳しくないので勉強になりました。

ありがとうございました。

ユーザーID:2524867128
続きです
カネロニ
2017年11月30日 18:37

82年前の映画ですので、とっくに著作権は切れているので、問題ないはずです。

Lily Pons sings "The Bell Song" from Lakme

リリー・ポンス Lily Pons
「鐘のの歌」 "The Bell Song"
ラクメ Lakme  

リリー・ポンスが歌う「鐘の歌」ラクメから
を英訳して探してくださいね。

実に素晴らしいコロラトゥーラですので、是非演技ともども鑑賞なさって頂きたいです。

ユーザーID:3059461229
カネロニさん
まりあ(トピ主)
2017年12月3日 9:05

レスありがとうございます。

リリー・ポンズ、動画をみてみました。

スタイルも良く、歌も上手で素敵でした。

こどもは、私の話と、タブレットを検索して宿題を仕上げたそうです。今時のこはそんな感じなのでしょうが、ネットでの情報で宿題をしてはいけませんね。

私も、検索してみましたが、マリア・カラスが、オペラで演技をした最初の人と書いてあるサイトを3つ見つけました。

何故、そのような情報が広まってしまったのでしょうか?マリア・カラスの演技がそれ程すばらしいものだったのでしょうか?

リリー・ポンズさんも歌も上手いし、美人で素敵なのに。

ユーザーID:2524867128
どうなんでしょうね
カラス
2017年12月4日 1:15

>それまでのオペラ歌手は歌う事に専念していて感情移入などはしていなかった、という認識
>オペラで素晴らしく演技をした最初の人だったのでしょうか?



「演技」「感情移入」とありますと、ちょっと首をかしげるといいますか、

それまでのオペラ歌手も、「感情移入・演技」はしていたけれど、

マリアカラスほど劇的表現・芸術的表現に優れた人は、それまでいなかったという認識でした。実際これより前の歌手たちの、ライヴ録音が少ないので、それ以前にもいたのかもしれませんが、、、、。

ユーザーID:6268080260
昔のオペラを復活させたからでは?
チュン夫
2017年12月4日 23:26

オペラはカラスのカルメン、ティバルディのボエームと蝶々夫人くらいしか十分に聞いてないのですが。

手持ちのカラスのカルメンのCDの解説を抜粋すると

(1)ドゼニッティやベルリーニなどのオペラでは技術的な面から見てもみごとな歌唱である。

※ロッシーニ、ドゼニッティ、ベルリーニのオペラは「ベルカントオペラ」と呼ばれるそうです。

(2)彼女の声と技巧を駆使し、曲の性格を生かして歌った。

(3)性格描写、心理表現にて歌がうまく芝居し、技巧的な歌にも血が通い、人間的な感動を呼んだ。

ここまでは、ある程度、普通の賛辞だと思いますが、下記の「長く上演されなかったオペラ」をカラスの歌唱力と演技力で復活させたので(歌唱が主で演技は従だった?)「(昔の)オペラに演技をとりいれた最初の人」と言われるのではないでしょうか。

ちなみに解説には「オペラに演技をとりいれた最初の人」のような記述はありません。

(4)長く上演されなかった「メデア」「アナ・ボレーナ」とか、まれにしか上演されなかった「ノルマ」や巫女のジウリアを復活させ、忘れられた古典に生命を与えた。

※メデア 1797年初上演 ルイジ・ケルビーニ作曲
 アナ・ボレーナ(アンナ・ボレーナ) 1830年初上演 ドゼニッティ作曲
 ノルマ 1831年初演 ベッリーニ作曲
 「巫女のジウリア」はノルマの登場人物の巫女のアダルジーザ のことか?。

ユーザーID:3467676777
追加です
カラス
2017年12月5日 13:47

音楽史的に「ベル・カント・オペラ」(ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニ)は、より内面的力強い表現を中心としたスタイル(ベルディ、ワーグナーなど)へ変化、聴衆の好みも同様の変化があった。(19世紀後半・マリアカラス以前のこと)

「ベルカントオペラ」は、時代背景として衰退していたところに、(力強い歌唱、内面的表現を求められるベルディなどもこなせた)マリアカラスが登場し、廃れていたベルカントオペラが多く上演され、その作品の真価を多くの人に伝えた、と言う感じだと思います。
ベル・カントは、(説明しがたいですが)美しく自然な歌唱法ですが、それゆえ技巧に走り易く、登場人物が通俗的になりがちで、衰退していたところに、

マリアカラスが、圧倒的な表現力と素晴らしい(声の)技術で、ベルカントオペラの通俗的役柄・人物を、「血肉を持つ人物像に変えることができた」という事でしょうか。


>マリア・カラスが、オペラで演技をした最初の人

表面的演技の事を指しているわけではないと思います。



歌手は、声質や声域で役柄が決まってくるもののようですが、マリアカラスの役柄は広いです(表現力、技巧があってこそですが)
声質は好みではないのですが、本当に偉大な歌手だと思いますよ。ぜひ聞いてみてください。

ユーザーID:2992411681
チュン夫さん、カラスさん
まりあ(トピ主)
2017年12月8日 23:21

丁寧なレスありがとうございます。

オペラに詳しい方って素敵で恰好いいなと思いました。

少しオペラの知識があると思っていた自分が恥ずかしくなります。

勉強になりました。オペラ鑑賞がしたくなりました。

ありがとうございました。

ユーザーID:2524867128
私のマリア・カラス観
アマチュアオペラ歌手
2017年12月10日 16:24

カラスは発声の基本が出来ていない歌手でした。声楽を勉強をした人間にとって、彼女の声は「やってはいけない」事のオンパレードで、初めてカラスのレコードを聴いた時は、「え、これがカラス?嘘でしょう。」と思いました。本来なら、これから一番良い歌が歌えるハズの40才前に声がでなくなったのも、無理な発声の性だと思います。

ただし、カラスは表現力に富み、聞き手の魂を揺さぶる歌を歌いました。初めは、嫌な声と思いながらも、聞いている内に彼女のペースに巻き込まれ、最後には、ああ良かった、と思ってしまいます。不思議な魅力を持った人でした。

ユーザーID:0149829690
横レスです。
カラス
2017年12月12日 4:06

横レスで大変すみません、

>初めは、嫌な声と思いながらも、聞いている内に彼女のペースに巻き込まれ、最後には、ああ良かった、と思ってしまいます。
同感だったので、びっくりしてでてきてしまいました。彼女の声は特異な声とよばれているようで、何と申しますかひしひしとした暗さを感じさせる(笑)のですが、それが表現の幅広さにも一役買っていたのでしょうね。

発声法についてはよくわかりませんが、昔、世界の有名なオペラ歌手たち(80〜90年代に活躍)のインタビュー集の本を読んだことがあります。

男女複数の歌手らが、「どの役柄を引き受けるか」についての苦労を語っていました。「この役を引き受けたら、(のどのコンディションの一切合切が変わってしまうので)あの役は歌えなくなるかもしれない」とか「年齢による声質の変化に伴う役柄」という葛藤が常にあるそうですよ。
特にテノールとソプラノだったように記憶しているので、高音部を出すことと何か関係があるのかな、と思いながら読んでいたことを思い出しました。

カラスは、豊かな才能ゆえ役柄が尋常でなく広かったわけですが、もし、若い間はベルカント一本に絞る、などしていたら、もっと長く活躍できたのかもしれないですね。
これでおしまいにします。失礼しました。

ユーザーID:2992411681
「音楽史」の授業は無かったのでしょうか?
私もピアノ科卒
2017年12月16日 0:54

お子さんのレポートは「オペラについて」だったのでしょうか?
それとも「マリア・カラス」についてだったのでしょうか?

前者ならば、あまりにもお粗末な音楽史の知識に驚きを隠せませんし
後者なら、何故モーツァルトが出てくるのかが理解できません。


「オペラと古代ギリシャ演劇」
まず、バロック音楽の特徴は?
トピ主さんだとバッハの印象が強すぎて「ポリフォニー」と答えそうな気もしますが、「ポリフォニー」はバロック以前の特徴です。
バロックは「ホモフォニー」です。
ホモフォニーは「伴奏+メロディー」ですから旋律が被さっていくポリフォニーと比べ、圧倒的に歌詞が聞き取りやすくなります。
つまり、聞き手に歌詞が伝わる作曲技法が生まれ始めたわけです。(第二作法)

また、抑圧された中世を経て「形式にとらわれず、自由に感情を表現したい」という欲求も高まってきます。

そしてそれは、オペラの考案者ともいえる「カメラータ・デ・バルディ」の、古代ギリシャ演劇の復興計画とも一致します。
どういうことかというと、カメラータのメンバーは、古代ギリシャ演劇の台詞はシンプルな伴奏に合わせ、歌うように語られた(recitar cantando)と予測し、それを再現しようと試みたのです。

つまり、「オペラ」と「演劇」のつながりは20世紀のマリア・カラスから始まるのではなく、1600年前後の「オペラ(楽劇)」という音楽分野の誕生の基本が「演劇」なのです。



また、トピ主さんはピアノ科だったということなので、当然スカルラッティなどのバロックソナタも弾いたでしょう。
このバロックソナタの形式とオペラの関係は、もちろんご存知ですよね。



トピ主さんには次の事項を検索してみることをお勧めします。

が、字数制限なので次に続けます。

ユーザーID:1646122423
お勧めする検索事項
私もピアノ科卒
2017年12月16日 1:54


カメラータ・デ・バルディとその構成メンバー各人
宮廷とオペラ
劇場とオペラ
オペラとバレエ

バロックオペラ
アリア・ダ・カーポ
メタスタージオの台本改革
オペラ・セリアと主役の声質
オペラ・ブッファと主役の声質
カストラート
ドラマ・ジョコーゾ
レチタティーヴォ・セッコ
ベルカント
グルックのオペラ改革
レチタティーヴォ・アッコンパニャート
ナンバー・オペラ
ソリタ・フォルマ(定型)
メロドラマ
ヴェリズモ・オペラ
ジングシュピール
オペラ・コミック
オペレッタ
グランド・オペラ
楽劇(Musikdrama)
ライトモティーフ
序曲とその発展
間奏曲とその発展



次の作曲家と代表作

ヤコポ・ペーリ
モンテヴェルディ
ヘンデル
モーツァルトとダ・ポンテ
オッフェンバック
ビゼー
ロッシーニ
ドニゼッテ
ベッリーニ
ヴェルディ
マスカーニ
レオンカヴァッロ
プッチーニ
リヒャルト・シュトラウス
ワーグナー
チャイコフスキー
グノー
トマ
マスネ


取りあえず、これらの事項を調べていけばオペラについて、音大卒の名に恥じない一通りの知識は網羅できると思います。



それから、歌い手についても知りたいのであれば、マリア・カラスだけでなく
エンリコ・カルーゾ
ジュゼッペ・ディ・ステファノ
マリオ・デル・モナコ
フランコ・コレッリ
ジュリエッタ・シミオナート
レナータ・テバルディ

あたりの名前は押さえておいてください。

カラスの私生活にも触れたいなら
共演者でもあったディ・ステファノの他
メネギーニ
オナシス
も、重要人物です。

ユーザーID:1646122423
勉強になります
昭和人
2017年12月18日 19:02

オペラは、最近30年くらい、めぼしい公演を拾って年数回劇場に出向き、あとはBSを録画して気の向いたときに見るくらいです。だから関心も、現在活躍中あるいは台頭しつつある歌手や指揮者、演出家が中心になります。
オペラの歴史については、ピアノ科卒さんの博識ぶりにはもとより、カネロニさんやカラスさんの足元にも及びません。

手元にあるCDから知るかぎりでは、レナータ・テバルディが模範的な歌い方で、声質にあったレパートリーに限って歌い続けた結果、長い歌手寿命を続けることができた。
一方のマリア・カラスは、発声が正統的でないうえに、非常に広い演目に挑戦し、しかも心理描写や感情表現に力を入れることで声に負担をかけた。
と、カラスさんやカネロニさんオペラ歌手さんと同じ考えになりました。

マリア・カラスが演技を取り入れた最初の人かどうか。これは「演技」をどうとらえるかで決まってくると思います。
衣裳を着けて、右へ行ったり左へ戻ったり、ときどき歌詞にあわせたしぐさをするのを演技と見れば、オペラの起源にまでさかのぼれるでしょう。
しかしCDで聞くかぎり、カラスに見られるオペラ全体に流れるドラマへの激しい感情移入は、テバルディには薄いと感じられます。
「カラスが演技を取り入れた最初」というのも間違いではないと思います。

カネロニさんご指摘のリリー・ポンスの映像ですが、
あれは、マイクをセットしたスタジオで、歌とオーケストラを録音しておき、後から映画監督の指示にしたがって口パクで映像を付けたものです。リリー・ポンスがオペラ劇場で、同じ演技をしていた保証にはなりません。音と動きがズレまくりだが、当時の映画技術の限界によるものでしょう。
カラヤンの映像作品も、音先、映像後で作られています。

最近のオペラ公演はドラマ優先です。美声を誇るソプラノが、激しい心理描写のためには地声もいといません。

ユーザーID:4106905807
レスありがとうございます
まりあ(トピ主)
2017年12月19日 16:09

まとめてのお礼になりますが、レスありがとうございます。

特に昭和人さんのレス、興味深く拝読しました。

ありがとうございました。

ユーザーID:2524867128
 
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