詳細検索

    中力粉と薄力粉の違い、知ってる? 意外な活用術と保存方法も

    Twitterでシェア facebookでシェア LINEでシェア はてなブログでシェア
    コロナ禍で“おうち需要”が増え、スーパーなどでもいろいろな料理用の粉が売られるようになってきました。でも、用途と種類で迷ってしまうこと、ありませんか。読売新聞が運営する掲示板「発言小町」には、「間違って購入した中力粉の使い道」という投稿が寄せられました。小麦粉は、薄力粉、中力粉、強力粉に分かれると言いますが、それぞれどんな活用方法があるのでしょうか。メーカーに聞いてみました。

    間違って買った中力粉、うどん以外にも使える?

    画像はイメージです
    スーパーで、お菓子や唐揚げ用にいつもと同じ薄力粉を買ったつもりだったトピ主の「アルタイル」さん。帰宅して商品に「中力粉」と書かれていることに気づき、あ然としました。調べてみると、「うどんや麺に使う」と出てきます。「でも、うちでは作らないし、そもそも面倒だし……」と困ってしまいました。そこで「中力粉は、薄力粉のようにお菓子を作ったり、唐揚げに利用したりできるんでしょうか。教えてください!」と、発言小町でアドバイスを求めました。

    この投稿に、同じような経験を持つ人たちが早速、反応しました。

    • 「うちもやっちゃいました。しかも2袋も。薄力粉と混ぜて使ってます。唐揚げとかムニエルとか、何の不都合もなく使えてます」(「dolce」さん)

    • 「友人から勧められて、中力粉で全てまかなっています。製パンや製菓、ホワイトソースまで全部です。全く問題ありません」(「はな」さん)

    • 「フィンランド風パンケーキはいかがでしょうか。パンケーキというよりは、もちもちのプディングみたいですが、ジャムなど添えて食べるとおいしいのでぜひ」(「3人ママ」さん)

    • 「お肉に粉を振ったりしますよね。それに使えます。お好み焼きなどでも大丈夫です。薄いうどん出汁だしで溶くとか、顆粒かりゅうだしと少しの塩味をつけた方がおいしいです。餃子ぎょうざの皮も手作りすると、感動的なおいしさです」(「ヒバリ」さん)

    コメントした皆さん、いろいろな方法を試しているようです。

    違いは「グルテン」の含有量

    小麦から作られる、薄力粉、中力粉、強力粉。そもそも何が違うのでしょうか。日清フーズで、小麦粉製品などの商品開発を行う居城彩可(いじろ・あやか)さんに聞きました。居城さんは「グルテンの含有量に違いがあります」と説明します。

    グルテンとは、小麦特有のたんぱく質。水を加えて混ぜると、粘りと弾力が出てくる性質があり、含有量によって食感が大きく異なります。グルテンの含有量は、強力粉が11%ほど、中力粉が9%ほど、薄力粉は6%ほど。強力粉>中力粉>薄力粉の順に多く、パンやピザなど、もっちりとした食感のものには強力粉を、ケーキや天ぷらといった軽い口当たりの食べ物には、薄力粉が適しているのだそうです。

    これに対し、中力粉の性質は、薄力粉と強力粉の中間。一般的には、うどん作りに向いているとされますが、「中間の性質なので、強力粉の代わりにも、薄力粉の代わりにもなります。意外と、幅広い料理に使えるんですよ」と居城さんは話します。

    さっくり仕上げる3つのコツ

    基本的には、中力粉は、強力粉や薄力粉の代わりとして使えます。「お好み焼きや焼き菓子などを中力粉で作ると、なんとなく硬め
    画像はイメージです
    にはなりますが、薄力粉とさほど変わらない仕上がりになります」(居城さん)。

    サクッとした食感の天ぷらやふわふわのスポンジケーキなど、軽い食感のものを薄力粉と同じように仕上げたい時は、次の点に注意すると良いそうです。

    1. 天ぷらの場合、常温の水ではなく、冷水を使います
    2. 粉は、事前にふるっておきます
    3. 水分を加えた後、混ぜすぎないようにします

    軽い口当たりにするためには、グルテンの性質を抑えることが重要。温度を低く保ち、事前にふるいにかけて、ダマをつくらないようにしましょう。水分を加えてから混ぜすぎると粘りけが出てしまうので、さっくり混ぜるだけにします。

    ちなみに、居城さんオススメの中力粉の使い道は、ピザ。クリスピーピザとパンピザの中間のような仕上がりになります。やわらかい生地は、調理の際に延ばしやすく、食べ応えも十分なのだそうです。

    「冷蔵庫保存」はNG

    ところで、どの粉も、1回で使い切ることはなかなか難しい分量です。保存方法はどうしたらいいのでしょうか。居城さんは、「開封後の保存場所として、冷蔵庫をあげる方も多いですが、冷蔵庫はニオイがつきやすいですし、結露や湿気で粉が固まってしまうこともあるので、おすすめできません」と話します。

    保存に適しているのは、「直射日光が当たらず、湿気のない場所」。シンクの下や床下など湿気のこもりやすい場所は避けましょう。賞味期限は、薄力粉・中力粉が約1年、強力粉は約6か月が目安。ただし、これは開封前の話。「開封後はなるべく早く使い切ってほしいです。開封したら、密閉性を保つため、フタつきの容器などに移して保存しましょう。製品の袋に密閉用チャックがついているものならお手軽です」と居城さん。

    強力粉と薄力粉、どちらの代わりにも使える中力粉は、手作りピザに餃子、唐揚げにもOKと、オールマイティ-な力があるそう。おいしい中力粉料理に挑戦したくなりますね。

    (読売新聞メディア局 森野光里)

    【発言小町のトピ】
    間違って購入した中力粉の使い道

    こんな関連トピもあります

      その他も見る すべて見る

      アクセス数ランキング

      その他も見る
        その他も見る
        気に入ったトピを保存するといつでも読み返せる
        気に入ったトピを保存するといつでも読み返せる
        使用イメージ
        使用イメージ

        マイページ利用でもっと便利に!

        お気に入り機能を使う ログイン
        レス求!トピ一覧

        注目トピ

          みんなの投票結果

          編集部から

          編集部からのお知らせはありません

          Horoscope | 大手小町

          Twitter

          Follow

          発言小町大賞0