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    【トピ探訪】男性美容師に「化粧しないの?」と言われ、赤っ恥…通うのをやめますか?

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    お笑い芸人 吉住

    今回は、久しぶりの美容院で恥をかいてしまったという投稿。

    吉住さん
    トピ主さんは肌や髪の乾燥に悩んでおり、美容院にすっぴんで行ったところ、担当してくれた男性の美容師に「化粧しないの?」と聞かれてしまったといいます。

    愛想もよく接客も気持ちの良いものでしたが、内心は気味悪がられていたのではないかと憂うつに。カットの仕上がりに満足はしているけれど、今回のことで恥ずかしさもあるので、次回も同じ美容院に行くのをどう思うか、という内容でした。

    このトピの文章を読んだ限りでは、美容師さんの一言を除けば、接客や施術に関して好意的に書かれていますし、トピ主さん自身はまた行きたいのではないかと感じました。なので、また行きたいという気持ちと今回心に感じた負担をてんびんにかけてみて、より自分の気持ちが強い方を選べばよいと思います。

    そして、トピ主さんの感情を抜きにして意見を述べるなら、次回も行ってよいと思います。おそらく、この美容師さんは悪意なくこの言葉を投げかけてしまったと感じたので。レスにも、「そんなに思いつめる必要はない」や「考えすぎ」という言葉が目立ちました。私も同意見でした。

    無知ゆえの発言、気に病まないで


    写真はイメージ
    ただ、今回は当事者ではなかったので冷静に判断できましたが、私もどちらかというとトピ主さんに近い思考の人間です。これが自分に起こったならば、そんなに簡単には考えられません。

    美容院を出た瞬間にダッシュで駅の改札に飛び込んで、一刻も早く美容院の最寄り駅から脱出したいし、自分の家の最寄り駅の3駅前で降りて、一人反省会をしながら2時間くらい歩いてしまうでしょう。自分への戒めです。

    それか逆に、落ち込んだ自分をいたわるために、ちょっとぜいたくなお肉なんかを食べちゃうかもしれません。ただ、最近では脳が、「嫌なことがある=おいしいお肉」という図式を覚えてしまい、お肉を見るとゆううつになる症状も表れ始めました。どうです? めんどくさいでしょう?

    じゃあ、今回のことを超楽観的に捉えてみるとしましょう。こんなやりとりが想定されます。

    「化粧しないの?」
    「そうなんです。あまりしないんですよ」
    「男って、すっぴん好きだからいいと思う。それに、たまに化粧してきたら、それはそれでほれ直しちゃうかも」

    こんな感じでしょうか。いや、これはちょっと違う気もしますが……。けれど、無理に楽観的に考えようとすると、私の脳はこんな感じになってしまいます。なんか、きついでしょ? 友達に一人くらいはいてもいいけど、決して親友にはなりたくないタイプの思考ですよね。だから、私は生きづらくても、このめんどくさい思考の脳と生きていくと決めました。

    本題に戻りますが、今回この美容師さんの言葉は、すっぴんで過ごしている人の中に肌の悩みを抱えている人がいることを知らなかった。無知ゆえの発言だった。無知だから良かったと言うつもりはありませんが、今回はあまり気に病まないでほしいです。

    美容院での「信じられないエピソード」

    写真はイメージ
    美容院で思い出したんですが、昔行った美容院で、頼んでもいないのにショートカットにされそうになったことがありました。私は顔が大きい割にパーツは小さく、顔面の余白を持てあました顔をしています。なので、なるべく髪で顔の余白を隠してほしいとお願いしました。

    すると、美容師さんは「お客様は個性的な顔をしていらっしゃるので、逆に髪はない方がいいですよ」と。うるせえ、と思いました。私は学生時代、部活をしており、ショートにしたことがありました。その時気づいたのですが、私の髪は全体的に左向きにハネる癖があり、ショートにすると全部の髪が左曲がりになって、ずっと風が吹いているみたいな髪形になるんです。

    なんとかショートにされるのを断りましたが、他の美容院で、やたらと髪を赤く染められそうになったことも。信じられないでしょう? そんなことある?って思いますよね。あるんです。原因は分かっています。私が、絶妙になめられやすい顔をしているから。

    基本的に、バイトではパートのおばさんが自分にだけ当たりがキツいし、ティッシュ配りの人が私にだけ大量に渡してきたり、なぜか勧誘に来た営業マンの自慢話を1時間くらい聞かされたりしたこともあります。

    「めんどくさい脳」の他に、「なめられやすい顔面」というハンデも背負っているんですよ。この人生なかなかのハードモードです。けれど、この顔のおかげで、嫌な人は最初から嫌な面を見せてくれるので付き合い方を考えられるし、めんどくさい思考のくせに不思議と、「こんなやつに私の良さを理解できてたまるか!」と忘れかけていた自分への愛を感じることもできるので、一概に悪いとも言えないかもしれません。

    余談ですが、そんな私が学生時代から成人式を過ぎてしばらくたつまでの間、人に言われて一番うれしかった言葉は、体育の先生に言われた「お前、肩強いな」でした。

    ◇ ◇ ◇

    【トピ探訪】は、発言小町に日々寄せられるトピの中から共感できるトピや展開が気になるトピを取り上げるリレーエッセーです。


    吉住(よしずみ)
    1989年11月12日生まれ。福岡県北九州市出身。プロダクション人力舎所属。「女芸人No.1決定戦 THE W(ザ・ダブリュー)2020(日本テレビ系)」で4代目チャンピオンに輝く。ベストネタ集DVD『せっかくだもの。』を発売中。