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    小町拝見

    うつ病の家族と率直に話す…香山リカ

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     夫がうつ病で退職。幸い病状は改善したが、「ゆっくりでいいよ」と言いながらも、転職先にも納得がいかないし、将来のことも心配。そんなトピがあった。

     手術などで全快する病気なら、回復した後、「これまでの分もがんばるよ」と頼もしいことを言ってくれる場合もあるだろう。ところが心の病など長期にケアが必要な病気では、そうもいかない。医者は「あせってはダメです。仕事も今までの半分くらいで」などとアドバイスするし、本人も「まだ何かが違う」と戸惑っていることが多い。家族が「もう治ったのだからがんばって」とプレッシャーをかけてしまうと、また病状が悪化することさえある。

     とはいえ、家族としては「いつまで支えればいいの」と不安や不満を感じるのも当然だ。とくに本人に「オレだってつらいんだ」などと言われると、ついカーッとなって「甘えないで!」などと大声をあげたくなることもあるのではないか。

     では、「ゆっくりね」と「もっとしっかりしてよ」、そのバランスをどうやって取ればよいのだろう。私は患者さんの家族には、「いくら親子や夫婦でも、本人のつらさはわかりません。だから、『私はもっとがんばってほしいんだけど、まだ無理なんだよね?』と時には率直にきいてみてはどうですか」と話すことがある。「こうしてくれるはず」と言葉にせずに期待するから、それが裏切られてよけいに苦しくなるのだ。

     こちらが落ち着いた口調で尋ねれば、きっと「こうしたいけど、まだできないんだ」などと答えてくれると思う。「うつ病の家族とはコミュニケーションできない」という先入観を捨てて、積極的に会話してみよう。ただし、感情はなるべく抑えてシンプルな言い方にするのをお忘れなく。

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