ある日、絹ごし豆腐で 麻婆 豆腐を作っていた際、木綿豆腐を使うのが普通なのでは?と夫に言われたトピ主の絹子さん。子供の頃から絹ごし豆腐で作った麻婆豆腐に慣れ親しんでいたので、夫の発言に驚いたそうです。そこで発言小町に「麻婆豆腐は絹派ですか木綿派ですか?」と意見を求めました。
編集部がツイッターで聞いたところ、「絹ごし豆腐」を使う人は約54%、「木綿豆腐」は46%でした。
このトピには24件の反響(レス)がありました。トピ主さんは絹豆腐の「ツルッとした感じが好き」と書いていますが、やわらかくて口当たりのなめらかな絹ごし豆腐の食感が好みの人は多いようです。「喉越しを大事にしたい」(「猪鹿蝶」さん)、「やっぱりあのトゥルンッていうのがないと!」(「ジャスミン」さん)などという意見が寄せられました。
「natsuno」さんは家族全員、木綿豆腐が好きではないので、「木綿豆腐を使うのが定番なメニューでも、我が家はすべて絹」とキッパリ。
「ももぞう」さんは、絹ごし豆腐の方がおいしいと気が付いたそうで、「中華街のお店やマーボー豆腐専門店では絹の方が多いですね」とコメントしています。そして「はらみ」さんは、子供の頃、法事の後に高級中華料理店で食べた絹ごし豆腐の麻婆豆腐の味が忘れられないとつづります。
一方、「木綿」派は、しっかりとした食感が良いと主張しています。麻婆豆腐はひき肉やネギなどの若干の食べ応えがある食材といためるので、木綿豆腐の方が「口の中で調和がとれる」と分析するのは「くいしんぼう」さん。
給食では扱いやすい木綿豆腐が使われる
学校給食で働いている「み」さんによると、給食で使っているのは扱いやすい木綿豆腐なのだそうです。「子供達は学校給食を長いこと食べていると、木綿の方がいいと思うようになるのではないか」と感じているそうです。
「rico」さんはとろとろなものや柔らかい口当たりのものが苦手だそうで、麻婆豆腐だけでなく他の豆腐料理も木綿豆腐しか使わないとのこと。「木綿一筋」さんも同様の意見です。「自分を大切に」さんも、料理方法関係なく、木綿豆腐が好きなのだそうです。絹ごし豆腐は「喉越し良くて食べた気にならない」と意見を寄せています。
「煮込むと化ける」さんは、このトピを読んで麻婆豆腐が食べたくなり、さっそく木綿豆腐を使って調理したのだそうです。「豆腐自体への味の染込みと食感も楽しみたい時は木綿の方が私には好み」と書いています。
夫婦で好みが異なったり、その時の調理スタイルによって使い分けたりするケースもあるようです。「カメリア」さんは自身が絹ごし豆腐派ですが、夫は木綿豆腐派。その逆は「hokutin」さんで、最近は「ソフト木綿」や「麻婆豆腐用豆腐」などがあると教えてくれました。「いち子」さんちの流儀は、四川風には絹、広東風には木綿と決めているそうです。
トピ主の「絹子」さんは、さまざまなレスを読んで、絹ごし豆腐を支持する人の多さに夫がびっくりしていたとリアクションしています。「(麻婆豆腐の素を発売しているメーカーの)丸美屋の広報に取材したネット記事によるとどちらで作ってもおいしくできるとのことですが、絹の方がトロミ粉との相性が良いとのこと」と付け加えています。
絹ごしなのか木綿なのか、好みは育った家庭や環境によることが大きいのかもしれません。好みの豆腐でスパイスの利いた麻婆豆腐を食べて体の芯からポカポカしてみてはいかがでしょうか。
「絹か、綿か、それが問題だ (駄)」(「絹子」さん)のトピは
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