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    ちょい足しは上級者の技?「自分で作るカレーがまずい」ときの対策とは

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    「自分で作るカレーがまずい」と思ったこと、ありませんか。コクやとろみがなかったり、何かひと味足りなかったり。読売新聞の掲示板サイト「発言小町」には、市販のルー2種類を混ぜ合わせて作る女性から、なかなか思った味にならないという悩みが寄せられています。みんなが大好きな“わが家のカレー”。失敗を防ぐには、どうしたらいいのでしょうか。メーカーに聞いてみました。

    写真はすべてイメージです
    トピ主「ぴの」さんは、「料理の腕は人並み」と自認する女性。自分はトロピカル風味のカレーが好きで、夫は辛いカレーが好みのため、それぞれの特徴のある市販のルー2種類を混ぜ合わせてカレーを作ることが多いそうです。でも、「何か足りない味」になってしまうそう。

    「市販のルーを使えばそれなりにおいしくできるはずなのに……」「自分の考えでは『だし』のようなものが足りないのかな? とも思います。市販のルーを使う場合も、コンソメなどを入れてみればよいのでしょうか? 時間があれば鶏ガラを買ってきて鶏ガラスープを作って入れてみようかとも思っています」「おいしく作るアドバイスがあればお願いいたします!」と発言小町で問いかけました。

    この投稿に、約80通の反響(レス)がありました。みなさん、いろいろ工夫しているようです。

    「結構たっぷり肉を入れないと市販のルーは物足りなくなりますね。特にヘルシー思考で脂の少ない肉を使うとそうなりやすいです。手軽に済ますならコンソメスープのもとを入れてみましょう。ただし塩分が濃くなりがちなので要注意。塩味がとがって感じる場合はバターを少し入れるとマイルドになります」と書いたのは、「もっさん」さん。

    タマネギへのこだわり多数

    「まい」さんからは、「コンソメを入れなくても、具だくさんにして、しっかり煮込めば、具材からだしが出ると思います。大量のタマネギを甘くなるまで(いた)めて、溶けて存在が分らなくなるまで煮るとおいしいです。鶏ガラスープをご自身で作る余裕があるのでしたら、赤ワイン、トマトペースト、ヨーグルト、はちみつなどいろいろ入れてみてはいかがでしょうか」という書き込みがありました。

    タマネギが味の決め手、という人は多かったです。

    「ルー(の箱裏)のレシピにタマネギ2個と書いていたら最低3個は用意します。そのうち2個は繊維にそって縦の細切りにします。飴色になり、さらに4分の1ほどの量になるまで時間をかけて炒めます。いわゆるチャツネですね。残り1個はくし型に切って煮込みの最後に足しいれて『形ある具』にします。これをサボって作ったカレーは物足りないです」(「posuyumi」さん)。「タマネギは大量に、とことん炒めてあめ色にする。なんなら、あめ色に炒めたタマネギを買う(スーパーのカレー売り場にありますよ)」(「はなこ」さん)という人もいました。

    ほかにも、「にんにく、しょうが、セロリの葉(いずれもみじん切り)は本当におすすめ」(「もったいない症候群」さん)、「私のよくやる手直しです。味を濃くする:コンソメスープのもとを加える/コクを出す:チャツネ、ココア、チョコレートなどを加える/お蕎麦屋さん風にする:めんつゆを加える/スパイシーにする:チリパウダーなどのスパイスを加える」(「くものかよいじ」さん)と、何か物足りないと感じたとき、みなさん、“ちょい足し”にいろいろ技を発揮している様子です。

    2種類のルーを混ぜることに疑問を持つ人もいました。

    「2種類混ぜて作るのは、『上級者』がやる手です。どのルーがどんな味だか知り尽くしていて『あれ』と『これ』を混ぜたら『こんな味になる』と予想できる人がやることですよ。料理の腕前が人並みだったら、まずはカレールーは1種類で、その外箱に書いてある通りに作ります。それでもおいしくなかったら、まずは「レトルト」で食べてみてください。そのカレールーで作られたレトルトカレーありますでしょ? 外箱通りに作ったら、その味になるはずなんです。ご自分で作ったのと、レトルトカレーが違う味なら、何か根本的に間違ってます」(「さらしな」さん)。

    箱裏のレシピ通りに作れば「塩分、甘さ、コクは完成」

    ハウス食品に聞いてみました。同社食品事業本部食品事業1部の山本篤志さんは、カレーのルーの開発に携わっています。ルーの発売までには、試作を100回以上繰り返し、数年かけて完成することも珍しくないそうです。「もし、混ぜ合わせやちょい足しをされていて、味がいまいち決まらないと思わる方は、まずは箱裏のレシピ通り、作ってみることをお勧めします。メーカーとして、塩分、甘さ、コクなども、レシピ通りに作っていただければおいしく完成するように製造しております」と話します。

    水や材料の分量、煮込み時間などが守られていれば、味を再現できるそう。「肉を炒める前に塩コショウをして下味をつけないと……と思っている方も多いようですが、基本は必要ありません。水の分量や煮込み時間を守るのは、水分の蒸発量も計算に入っているためです。基本の味がしっかりしているのがカレールーの魅力ですから、求める味に合わせてご家庭で自由にアレンジを楽しんでいただければと思います」と山本さんは話します。

    同社では、ホームページで、「『カレーのとろみ不足』対処法3つ! 原因やNG調理法も解説」として、よくありがちな失敗例をあげています。

    その中で、とろみがつかない原因として次のポイントを挙げています。
    <1> 火を止めずに沸騰した状態でカレールーを入れている
    <2> 味見に使ったお玉を鍋に戻している
    <3> 水分の多い食材を使っている
    <4> ふたをしたまま煮込んでいる
    <5> はちみつを入れるタイミングが悪い、煮込み時間が足りない

    思い当たる行為があったら、その理由もチェックしてみると、カレーの腕前がワンランク上になるかもしれません。

    「以前友達のカレーがまずくて…」と書いてきたのは、「匿名」さん。実際、作るところを見せてもらったら、炒め方が適当/塩コショウ入れすぎで味が壊れている/隠し味をやたら入れるというのを目の当たりにし、いろいろとアドバイスしながら作ったそうです。

    →「塩コショウなんてその3分の1もいらないよ」(え~ドバドバ入れたいのに)
    →「野菜は火の通りにくいものから炒めて」(え~めんどくさいよ)
    →ルーを入れる時は、ジャガイモやニンジンが軟らかくなっているのを確認してから(え~待つのがめんどくさいから、いつでもいいじゃん?)
    →隠し味はいらない。とりあえずなしで。(え~、入れないとつまんない……)
    まぁこんな感じでせき止めて(笑)
    「ほんとだ! いつもよりおいしい!」を実感させました。

    ユーモラスな書きっぷりに、“わが家のカレー”の味も、こんな友人からのアドバイスがあったら、もっとおいしくなるのかも、と思いました。

    (読売新聞メディア局 永原香代子)

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