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    ちゃっかり男子トイレを使う女性に「逆なら大騒ぎですよね」と不満の声

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    大型連休中、高速道路のサービスエリアや商業施設や公共施設などで、男性用トイレはすいているのに、女性用トイレは大渋滞という光景を目にした方も多いでしょう。

    トピ主の「ピカソ」さん(男性)は、先日、ショッピングモールを訪れた際、トイレに行くと、男性側は空いていましたが、女性側は廊下にまで並ぶような大渋滞。男性側も空いていたとはいえ、トイレに入ると数人並んでいたそうです。ところが、最後尾についたときに前のほうがザワっとしたなと思ったら中年女性が個室から、バツが悪そうにコソコソと出てきたところを目撃しました。この行為に対し「いくら女性用が混んでいるからって男性用に入るって非常識じゃないですか?」「逆なら大騒ぎですよね」と異議を唱えました。逆に、トピ主さんが間違えて駅の女性用トイレに入ってしまった時、駅員にとがめられた経験があり、「こういう時女性ってずるいなあって思いますよね」と愚痴をこぼしました。
    画像はイメージ画像はイメージ

    「今だけ男」の独自ルールはNG

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    そもそも、女性は男性より尿道が短くトイレが近いといわれています。しかも、服の身支度などもあり、所用時間もかかります。個室が少ない施設でのトイレ渋滞はおなじみの光景です。以前、“緊急事態“にがまんしきれなかった女性が、「今だけ男~」などと苦し紛れの言い訳をし、男性用トイレを利用したことが問題になりました。2015年には、大阪府吹田市の名神高速道路吹田SAの男子トイレの前に、「女性は使用しないで下さい」の下に「『今だけ男』の独自ルール適用もご遠慮ください」と書かれたマナー啓発ポスターが張られ、話題になりました。

    昔は笑い話で済んだが今は……。

    ハンドルネーム「オバさん」さんからは、「男性が女子トイレに入ると大騒ぎですが、女性が男子トイレに入ると笑い話になる場合もあります。今回の女性が、切羽詰まっていたとして。では男子トイレの個室が埋まっていたときに、すいている女子トイレに行けるか?って話です。男子トイレの個室は少ないですからすぐに入れない可能性あります。トイレに限らず、男性には許されないことや配慮されないことが、女性には許され配慮されることが多いと思います。男性ももっと配慮されるべきだと思っています」と男性を擁護する意見が寄せられました。

    一方、「ほぼ専業主婦」さんは、女性だと笑い話で済まされても、男性だと非難される理由について「女性用のトイレから男性が出てきたら、痴漢と見なされる。いや、もはや痴漢か変質者としか思わないし、遭遇したら怖いとも思う。逆に、男性用トイレから女性が出てきたら、痴漢とはまず誰も思わないし、怖いとも思わないでしょうね。混んでたから男性用トイレに入って来たツワモノ、と思われるぐらいかな、と。逆なら大騒ぎ、ほんとそうなんだけど、しょうがない。これまた世の常」と、分析しました。

    また、「散歩日和」さんは、「同じ女性として、一応謝っておきます」と前置きをしつつ、「高速道路のサービスエリア等でも、問題になってますね。ただね、私はしたこと無いし、今後も無いと思います。女性はずるいと安易に、まとめないで欲しいな。生理の時のトイレは個人的に2倍以上の時間がかかっていると思います。単純にトイレの数は、同数だと不平等なんですよ。公共機関のトイレの数は、女性を多くして丁度良いと思います。今後は、トイレの渋滞問題が無くなれば良いですね」と、女性用トイレの数が少ないのが原因と、問題提起をしました。

    男女のスペースが同じでは成り立たない

    「日本トイレ研究所」の加藤篤代表理事
    物理的に女性用トイレの数を増やすだけで、この問題は解決するのでしょうか? トイレを通じて社会をより良い方向へと変えてゆくことを目標に活動するNPO法人「日本トイレ研究所」の加藤篤代表理事に話を聞きました。

    加藤さんは「最近、百貨店の女性用トイレは広くて快適なトイレをひとつの“ウリ”としています。サービスエリアは、ほとんどの人がトイレ休憩で寄るところだし、集客のためにも力を入れています」と言います。しかし、「駅のトイレなどは数が少なく、入ると身動きが取れないくらい狭かったり、和式トイレも多かったりします。男性用トイレは大便器と小便器両方がありますが、女性用トイレは個室しかない。単純に面積を2で割っただけでは、成り立たないのです」と課題を指摘します。

    多機能トイレの代用は?

    男女用以外に設置されている「多機能トイレ」の利用にも注意が必要だと言います。加藤さんは「『多目的』『誰でも』などと表示しているため、トイレの混雑時には一般の人が利用することもできます。しかし本来は、車いす使用者などの広いスペースが必要な人が利用するものです」とした上で、「『多機能』がゆえに利用対象者が広がってしまい、車いす使用者が使いにくくなっているという声もあります。『多機能トイレ』に機能を詰め込みすぎなのです。一般の人はできるだけ必要とする人のために譲ってほしいと思います」と言います。

    「多機能トイレは一定の成果を上げてきましたが、現代の多様性社会に対応するには限界が来ています。すべてのトイレが多機能トイレならいいのですが、スペースにも限りがありそうもいかない。機能分散のひとつの案として、男女別のトイレにある個室がもう少し広ければ、ベビーカーの赤ちゃん連れの人や、車いすの人の中にも利用できる人がいます」と加藤さん。

    多様な人々が快適に利用するには”教育“が必要

    最近ではトイレの機能の細分化に加えて、男性用トイレにもおむつの交換台が設置されつつあります。加藤さんは「サニタリーボックス(汚物入れ)も性を問わず、備えられるのが良いと思います。高齢者や疾患のある人、障がいのある人などにも必要です。最近は尿取りパッドのニーズも高いです」といい、「安心して外出(社会参加)するためにトイレは重要な役割を担っています。そのためには、トイレの操作盤をもっと分かりやすくする改善も必要です」と指摘します。さらに利用者側にも守るべきルールがあると言い、三つの提案をしています。
    多機能トイレのイメージ多機能トイレのイメージ

    <誰もが利用しやすいトイレへの提案>
    1.施設のトイレ機能に関する情報を同じフォーマットで発信する
    2.障がい者、性的マイノリティーの人など、多様な利用者のトイレニーズを学ぶ機会を作る
    3.男女それぞれに広めのトイレを増やす

    「交通ルールを学ぶように、トイレを利用するためのマナーを学校で教育することが必要」と加藤さんは話しています。

    (読売新聞メディア局 遠山留美)


    【紹介したトピ】

    【プロフィル】 加藤篤(かとう・あつし)
    NPO法人「日本トイレ研究所」代表理事
    小学校のトイレ空間改善や研修会、トイレやうんちの大切さを伝える出前授業を展開。災害時にも安心できるトイレ環境づくりに取り組んでいる。著書に「もしもトイレがなかったら(ちしきのもり)」(少年写真新聞社)
     

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