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    この夏は節電!今できる対策を専門家に聞いてみた

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    節電は何から手を付けますか?
    今年の夏は綱渡りの電力需給が続くと見られています。7月1日から始まった政府の節電要請。全国規模の節電要請は7年ぶりのことで、9月末まで3か月間ですが、この間、私たちの家庭では何ができるのでしょうか。エアコンなど家電製品の使い方を中心に、今家庭でできる節電対策を、省エネに詳しい消費生活アドバイザーの和田由貴さんに聞きました。

    東京電力管内で「電力需給ひっ迫注意報」が4日連続で発令された6月30日。読売新聞の掲示板サイト「発言小町」では、「節電対策、何かしてますか?」と題した編集部発のトピを立てて、投稿の募集を始めました。「日常生活の中で工夫していること」「節電しようと思っても、できない事情」など思い思いに今の事情を語ってもらう狙いです。その日のうちに17件。その後も続々と声が寄せられています。

    仕事に出る・家族集まってエアコン代節約

    「電力がひっ迫する午後3時から午後8時までの間は、たまたま私のパートの時間帯と重なるので、なるべく仕事に出ています」と書いてきたのは、「ぎんねこ」さん。「玄関の植木に朝たっぷり水をやり、なるべくひんやり効果があるように、道行く人にも涼しさが感じられるようにしています」とつづります。

    「玄関はセンサーライトに/防犯上消せない外灯はソーラーライトに/家族で普段はリビング生活でエアコン代を節約/寝室も和室15畳に川の字で/洗濯機の乾燥を使用しない/ドライヤー代わりに扇風機、髪はショートに/白熱灯は使わない/アイロン要らずの服しか着ない/炊飯器の保温は使わない」と書いてきたのは「オンダンやん」さん。なるほど、節電を意識したライフスタイルっていろいろあるんですね。

    「スミマセン、やっていません」と書き込んだのは、都内在住の「匿名」さん。「高齢者なので、まずは我が身の健康が一番大切。ですから、これをやっている……のような節電はありません。(エアコンの)フィルターもいつも通りに掃除していますし、ブラインド、遮光カーテンも、以前から使っています。夫婦で同じ部屋にいれば節電になるのでしょうけれど、つれあいが大音量でテレビを見るので、私は別室で過ごすことが多いです」と続けます。

    遮熱シート、電気代対策

    「今年始めたこと」と題して書いてきたのは、「ネコ」さん。窓に遮熱シートを貼ったところ、猛暑の日には、貼っていない部屋と比べてみたら室温が2度も違ったそう。ほかに、一日中つけっぱなしだったテレビを、見たい番組以外は見ないようにして、主電源もオフに。エアコンを最新式の節電タイプに買い換え、風呂の水量も従来より20リットル減らしたそうです。「目的は、電気料金高騰にそなえての対策です。(ここまでやったのに)5月分支払額は前年と同じでした。これからエアコンを稼働させる日が増えるので大変ですが、前年2割増しぐらいの料金で勘弁してほしいです」と言います。たしかに、電気料金の値上げが家計に及ぼすインパクトも心配です。対策のために先手を打っている人もいる様子です。

    自宅で仕事をしている人からは「カンタン服1枚に、保冷グッズや冷たいタオルで首などを冷やしたり、適宜手足を水で洗ったり、時々シャワー、です」(「ポイント ( もら ) えなさそ」さん)という書き込みも。在宅ワークだからこそできる技かもしれませんが、参考になります。
    写真はイメージです

    こうしたさまざまな工夫の一方で、一緒に暮らす高齢者がエアコンを使おうとしないことを嘆く書き込みもありました。「昨日、6時半ごろ帰宅したら、80代半ばの義母が薄暗い部屋にいました。エアコンは私が帰宅する1時間前に帰宅した中学生の娘がつけたとか。娘は習い事に出かけていませんでしたが、『おばあちゃん、絶対にエアコン消さないで!』と言って出かけていったと。義母は節電に協力しているそう。窓から風が入るから、暑くないし大丈夫なのに、と。娘から『朝、エアコンをつけて、リモコン持って学校行こうかな』と言われたと困っていました」(「まりの」さん)。

    家の中にいても、熱中症になる高齢者も多いです。政府も「無理のない範囲で」と呼びかけているので、エアコンだけは適切に使ってほしいですね。

    省エネに詳しい消費生活アドバイザーの和田由貴さんにこの時期に家庭でできる節電のコツを聞きました。「夏に消費電力が多い家電製品といえば、エアコン、冷蔵庫と照明器具。こうした家電の使い方を優先的に見直すと効率的です」と和田さんは話します。

    エアコンは室外機の周りをチェック

    写真はイメージです
    エアコンは室内の温度と設定温度の差が大きいほど、電力を多く消費するため、つけたり消したりするよりも、つけっぱなしで使った方が効率的なことが多いと和田さんは指摘します。日中、部屋にいない時間があっても、30分程度なら、スイッチを切ってしまうよりもつけっぱなしの方が消費電力は少なくて済むそうです。

    エアコンをつけっぱなしにしていて寒いと感じたときは、スイッチを切るのではなく、設定温度を上げるとよいそうです。逆に暑いと感じたときは設定温度を上げる前に、風量を強くして、体感温度を下げるほうがいいと言います。

    「設定温度を高めにして、扇風機と併用するのもいいですね。それと、エアコンの室外機の周りはぜひ点検をしてください。空気の吹き出し口が植木鉢や雑草でふさがれていると、それだけで熱効率が悪くなります。今は100円均一でも、室外機用の日よけグッズもあるので、そうしたものを活用するのも、電気の節約になります」と話します。

    冷蔵庫と冷凍庫では扱いが違う

    このほか、冷蔵庫には食品を詰めすぎず、庫内の冷気を循環させるのを邪魔しないこと。逆に、冷凍庫は、ぎっしり詰め込んだ方が食品同士で冷えるのでオススメ。また、冷蔵庫のドア開閉の回数を減らすために一度に使うものはまとめてトレーに載せておく、冷たい飲み物は水筒を保冷ポット代わりにして朝のうちに水筒に入れておくなど、工夫できることはたくさんあるそうです。

    「LED電球の消費電力は、白熱灯の6分の1、蛍光灯の3分の2から2分の1と言われています。リビングの照明など毎日長い時間使う照明器具ほど、LEDに交換したほうがいいのは明らか。購入価格は高いですが、節電につながります。玄関やトイレなどには、センサー付きのLEDもいいですね。消し忘れもなくなり、暗いところでスイッチを探さずに済みます」と和田さんはアドバイスします。

    この夏の猛暑を乗り切るために知っておきたい知恵の数々。少しでも取り入れて、電力ひっ迫を回避できることを願うばかりです。

    (読売新聞メディア局 永原香代子)

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