江戸川乱歩の小説は一度も読んだことはなく、江戸川乱歩の小説をもとにしたドラマや漫画を見てきました。
そんなに沢山の作品をみたわけではないのですが、最近になって小説の方をよんでみたいと思っています。
なので、どなたか私におすすめの本を教えて下さい。
ちなみに私が気に入った話は漫画で読んだ人間椅子という作品です。
お願いします。
ユーザーID:
趣味・教育・教養
歩
江戸川乱歩の小説は一度も読んだことはなく、江戸川乱歩の小説をもとにしたドラマや漫画を見てきました。
そんなに沢山の作品をみたわけではないのですが、最近になって小説の方をよんでみたいと思っています。
なので、どなたか私におすすめの本を教えて下さい。
ちなみに私が気に入った話は漫画で読んだ人間椅子という作品です。
お願いします。
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しあん
乱歩といったらこれ,でしょう「黒蜥蜴」。
私は「人でなしの恋」とか「芋虫」も好きですが,一番は「パノラマ島奇談」ですかね。
猟奇ものが好きならオススメです。
ユーザーID:
タツノオトシゴ
タイトルが『パノラマ島奇談』だったと思います。
乱歩の作品は全部読みましたが、全部、私には面白かったです。ただ、初期の明智小五郎は好きなのですが、後半の明智は段々と何となく俗っぽくなってしまった様な感じがして、少し?でした。
ユーザーID:
むん
こんにちは。
(全作品を読んだわけではないのですけど)
1番印象に残ったのは『芋虫』でした。
ユーザーID:
かしゅかしゅ
全部よんだわけではないのですが、
孤島の鬼、というのが良かったと思います。
こわいですし、グロな点もありますもの。
最後は、まあ、なんとか私的には納得エンドなので
ほっとしましたが。
今は、改定などでグロさが減っているかもしれません。
昔の本のほうが面白いんじゃないかなあ。
短編も面白いですよ、江戸川乱歩。私も久々に読もうかな。
ユーザーID:
きみしろみ
江戸川乱歩の本で大人向けってあんまり知りませんが、小学生のときに読みふけったものに、
”少年探偵団シリーズ”がありました。
(怪人二十面相シリーズだったかな?)
全部で40巻ほどあったと思いますので、読み応え
はあると思います。
ユーザーID:
麦チョコ好き
詳しい内容は忘れてしまったんですが、
とにかく面白かったという記憶が残っています。
唯一覚えている所。
後半部分に確か洞窟の迷路みたいなところに
入り込むんですが、そりゃあもうドキドキしながら
読みました。おすすめです
また読んでみようかな・・・。
ユーザーID:
うさチン
乱歩は初期に傑作が出来過ぎて、後半才能枯れた・・・
の感が強い作家ですね。
本人も生前はそこのところに苦しんだようです。
でその初期の傑作ですが、『孤島の鬼』です。
良く知られているパノラマ島〜より、プロットの
運びが上手いです。ちょっとマニアックかも。
乱歩をいろいろ読んで、期待しながらページを繰る
というタイプの読者には、うすら怖くていいです。
ただ現代のホラー系よりも当然ですが怖くないです。
純文学系の傑作は『押絵と旅する男』これが断然いい!
ホラーでも推理でも耽美でもないけれど、
読後感が、泉鏡花の『高野聖』とだぶります。
乱歩の初心者には、純文学好きじゃないと不評間違い無し。
時空をさまようような文体・表現・内容が素晴らしいです。
参考までにパノラマ〜のアイディアは谷崎潤一郎の
『金色の死』からです。
たまたま先にこれを読んでいたので、
乱歩を読んだ時、あっと思いました。
ただ谷崎自身はこの作品を嫌っていて
生前の全集には入っていません。
個人的には初期の谷崎の猟奇的作品もいいです。
ユーザーID:
手品
「魔術師」が私には一番、良かったです。
何度読んでも厭きなかった。
真夜中に読むと一層、素晴しかったように思います。
ユーザーID:
@コム
「パノラマ島奇談」が好きでしたが 最近図書館の昔の「孤島の鬼」を読んで 衝撃、 驚かされました。もうすぐ全集でも出るようですが 発想も奇怪ですが きっと改定版では書けない禁止用語がたくさんです。猟奇 同性愛 人体奇形など…グロイです。
「パノラマ島奇談」は 昔土曜ワイドで天地茂であったけど、「孤島の鬼」は映像化は無理でしょうね。
ユーザーID:
鎌倉ハム
始めは比較的有名な作品から読み始めるといいかも。
「孤島の鬼」や「吸血鬼」も面白いのですが、長編はしばらくするとパターンの同じ物があったりしてちょっと中弛みしてしまう(私だけだろう)ので、間に短編を読んでみるのもお勧めです。
創元推理文庫の乱歩は、当時使われていた挿絵がそのまま載っているので、雰囲気がよくていいですよ。
「D坂の殺人事件」は是非読んでみてください。この作品に初めて明智小五郎が出てきます。
他の短編もいいものばかりなのですが、それは自分でいろいろ読み進めていって、自分のお気に入りを見つけるのが一番だと思うのでここで終わりにします。
自分と同じ乱歩ファンが一人でも多くなるのが、とても嬉しいです。
良い作品に出会えるといいですね。
ユーザーID:
おと
「お勢登場」が好きです。
「お勢登場」は短編です。お勢の悪女っぷりがとても印象に残っています。
ユーザーID:
金雀枝
心の深淵の歪みを鋭く描いたのが
「押絵と旅する男」
猟奇の世界へ足を踏み込む瞬間を味わうなら
「D坂の殺人事件」
「芋虫」
人間として踏み込むべきか否かの領域の境界
「鏡地獄」
「パノラマ島奇談」
特に私が好きなのは「押絵と旅する男」です。
ユーザーID:
ミハル
「人間椅子」「押し絵と旅する男」「屋根裏の散歩者」
引き込まれて読んだ後、そこはかとない恐怖…。
「D坂の殺人事件」「二銭銅貨」「心理試験」
純粋に、推理の面白さ。
「パノラマ島奇談」「一寸法師」「芋虫」「闇に蠢く」
おどろおどろしい猟奇の世界。10代の頃はドキドキして読みましたが、今ではちょっと重いです。
「算盤が恋を語る話」
ちょっと笑っちゃいました。
天野嘉孝さんの表紙の文庫の乱歩全集、全部そろえないうちに絶版になってしまって残念です。
ユーザーID:
マンドラゴラ
私が初めて触れた乱歩は親戚の家にあったタイトルのものです。
時代によってカバーは変わっていますけど収録内容は変わっていないように思います。
ここでお勧めとして上げられた短編もいくつか載っています。
私はこれを弟に乱歩の入門として勧めたら夢中になってしまって、貸本屋をまわってまで「少年探偵団」から長編ものまで全部そろえてしまいました。
「少年探偵団」には大人むけの「黒蜥蜴」を「黒い魔女」というふうに、リライトしたものもいくつもありますから、オリジナルと読み比べてるという方法もあります。。
ちなみに、トピ主さんがマンガで読んだ「人間椅子」はたぶん、オリジナルとは違うものではないかな?と思います。
昔、「なかよし」に高階良子さんが描かれていた江戸川乱歩原作ものは、少女まんが向けによく脚色されていたと思います。
「血とばらの悪魔」「ドクターGの島」「黒とかげ」などなど…その後の高階さんの作風にも影響があると思います。こちらもあわせて読まれると面白いかもしれません。
ユーザーID:
3M
江戸川乱歩なら長編よりは短編のほうがよいですね。
最も好きなのは「陰獣」かなあ。
あと、「ざくろ」「二廃人」「湖畔亭事件」「押し絵と旅する男」
など。
最も乱歩らしくて印象にのこっているのは「火星の運河」
@コムさん
>「パノラマ島奇談」は 昔土曜ワイドで天地茂であったけ
>ど、「孤島の鬼」は映像化は無理でしょうね。
「孤島の鬼」+「パノラマ島奇談」で「恐怖奇形人間」というタイトルで映画化されています。
カルトシネマなのでたまに上映されます。機会があったら見てみてください
ユーザーID:
歩
皆さんのレス、大変参考になりました。
ありがとうございました。
とりあえず、人間椅子と孤島の鬼という作品から読み進めていこうと思います。
ユーザーID:
りょうちん
トピ主さんがご覧になったドラマって、テレ朝、土曜ワイド劇場・天地茂の美女シリーズですか?
もしそうだったら、「地獄の道化師」オススメです。
原作とあまり違いはないので入りやすいかなって思って。角川文庫で読みましたが、怖いのなんのって。
原作と違うのは少年探偵団が出てくるところくらいでしょうか。少年探偵が出るせいか、エログロの要素が少ないので入門編に良いですよ。
ユーザーID:
りょうちん
「地獄の道化師」、天地茂バージョン以外にも、陣内孝則が明智を演じたものもありました。どちらも怖かったです。連投、失礼いたしました。
ユーザーID: