先日、外国人の友達から「日本の書物を読んでみたいのだけど何かお薦めはある?ただし英語でね」と聞かれました。英語で出版されている日本の書物なんて全く知らないので、私にはさっぱり思いつきません。皆さん何かご存知ですか?もし外国人に薦められるものがあればぜひ教えて下さい。ジャンルは問いません。宜しくお願いします。
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趣味・教育・教養
ハロウィン
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ジャパネシア
『谷崎淳一郎』、『島崎藤村』、『三島由紀夫』などの作品は英語版があります。文章が美しい(まるでその情景が眼に浮かぶよう)と友人が言っておりました。
『吉本ばなな』や『黒柳徹子』のトットちゃんも英語版があったような。。。
ごめんなさい、最近の作家の本は分かりません・・・
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雫石
村上春樹とかどうでしょうか。在米6年です。
アメリカでも人気があって、私は文学のクラスでTVピープルという短編を読まされました(もちろん英語で。)
短編だと読みやすいし入りやすいのでは?
The Elephant Vanishes (象の消滅)
あたりはどうかな?短編集です。
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むくげ
村上春樹さんや吉本ばななさんは、海外でもとても人気があるんですよ。もちろん英訳本が出ています。
わたしは村上春樹さんの「海辺のカフカ」がお奨めです。
アメリカでもベストセラーになったんです。
あと、川端康成とか三島由紀夫、さらには「源氏物語」も英訳されていますよ。
あまり詳しくはわかりませんけれど、ご参考までに。
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むくげ
「海辺のカフカ」は英語版では「Kafka on the Shore」で出ています。イギリスでもベストセラーになっていますよ。
とってもおもしろいので、とび様も一読をお奨めします。
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英語音痴
いくつかありますが、すぐ思いついたのが、これ。
遠藤周作氏の著書。
「深い川」
おすすめします。紀伊国屋書店などで入手できますよ。
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あるある
洋書を取り扱ってる大きい書店なら、結構色々ありますよ。
マンガ本もあるくらいだし。
サザエさんとか、あとなんだったかなぁ〜。
「こんなものまであるんだ〜?」と妙に感心した記憶があります。
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がえ
ハロウィンさん こんばんは。
英語訳の日本語書物ということでしたが、小説でよいですか?
私のおすすめは、村上春樹のシリーズです。彼の作品の多くが多言語で翻訳されていますし、いわゆる「日本文化」ではない現代的な「日本らしさ」が伝わる作品が多いと思うからです。
以前、アメリカにいたときに、大学のプレゼンテーションで「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の英訳版について発表したことがあるのですが、その時は教授をはじめ、多くのクラスメートに評判でした。
また、歌舞伎や日本の歴史、童話などいわゆる「日本文化」についての英語で書かれた書物も、大きな本屋さんなら品揃えがあると思います。
・・・お役に立てたでしょうか?
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匿名おとこ
おそらく「文学」ということですよね。
ぱっと思いつくのは川端康成の「雪国」ですね。ノーベル文学賞を取った人です。あまり文学が得意でない私の個人的趣味でチョイスしてみました。
新渡戸稲造の「武士道」なんていうのもいいでしょう。これは英文で書かれたものです。ちょっと前まで五千円札の肖像だった人ですね。
著名な方や賞を取った方というのも結構探しやすいのではないかと思います。古典も結構ありそうですね。
最近ではマンガも結構外国語に翻訳されていますが、そういうのはなんとなくトピ主さんの要望に合いそうにないですね。
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チャン
私が知ってる限りでは、「武士道」。
ラストサムライの撮影の関係で、トム・クルーズもこの本を読んで侍魂に入ったと聞きます。
外国人にはうってつけじゃないかな?但し、長いかも。
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紅茶
私も長年交流のあるオーストラリア人の友達がいます。今まで送ったのは、宮部みゆきの「火車」(多重債務に陥った女性が他人になりすます+殺人)、遠藤周作の「深い河」(過去に色々あり心に傷のある男女がインド旅行をし、癒されたり突き落とされたり)、「沈黙」(キリスト教弾圧時の長崎で、拷問に耐えながら幕府と戦う島民と宣教師の話)。あと、2000円くらいしましたが、英語で書かれた日本の料理の本(大衆的なものから、料理屋でしか食べないようなものまで)。遠藤周作の本は大人気だったそうで、娘さん家族でも回し読みされたそうです。
酒井順子さんの「負け犬の遠吠え」の話をしたら、非常にエキサイトしたので、英語版出してくれないかな?
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ひがし
アメリカ在住のものです。
先ほど、たまたま近所の図書館の蔵書を検索していたところです。
もしとぴ主さんがアメリカにいらっしゃる方なら、図書館のHPに行って、キーワードにJapaneseとでも入れて検索してみてください。
ちなみにうちの近所の図書館には、ほかの方も書いていらっしゃいますが、川端康成、三島由紀夫、村上春樹、吉本ばななの他、芥川龍之介、宮部みゆき、山田詠美、阿部公房、吉村昭などの英訳本がそろっているようです。
もし日本在住なら、Amazon.comなどで探してみるといいんじゃないでしょうか。
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まあたん
日本人が英語で書いた書物で、
外人が感動する本といったら・・・
新渡戸稲造の「BUSHIDO The Soul of Japan」かなぁ?
もともと英語で書かれてます。
105年前の1900年刊行ですが、
いまでも発行されていると思います。
米国の大統領のセオドア・ルーズベルトは、
この本に大変感動して、
何十冊も買って周囲に配ったそうです。
発明王のエジソンは、
枕元に置いて毎晩読んだそうです。
ネットで調べればいくらでも情報ありますよ。
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雅子
エドガー賞にノミネートされた桐野夏生氏の『OUT』
オススメです。
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ミステリ大好き女
島田荘司と言う人の「占星術殺人事件」の英訳版、「The Tokyo Zodiac Murders」がお勧めです。
2004年の文化庁主宰の翻訳プロジェクトに選ばれた作品であり、当時の日本のミステリ文壇会に衝撃を与えた作者のデビュー作でもあります。
この作品の為にアメリカ&イギリスで翻訳チームが結成されたそうですから、質の高いものになっていると思います。
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ゆう
ぐりとぐら
絵本で子ども向けなんですが、私は大好きです。
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まーまれーど
アメリカでも映画化されて人気がある「リング」ですが、私は断然原作のほうがお薦めです。夫にも読ませたくて探してみたら、英訳がでていることがわかり早速購入してみました。
彼はなかなか楽しめたそうです。私も今読んでますが、日本語独特の調子がないからか、私の英語理解力が甘いのか(多分こっち)、原作で楽しめた怖さはそれほど伝わってこないような気がしますが、ストーリー運びそのものが怖さの中心でもあるので、強くお薦めしたい作品です。
原作の映画化が成功した例は私が知る限りかなり少なく、この作品に関しても、正に原作が完全に格上であると言えます。映画が怖いと思った人も、映画はいまいちだったと思った人も、絶対に原作を読んでみてください。本当に怖いです!
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JOJO
おすすめは横溝正史の金田一シリーズ『犬神家の一族』の英語版『The Inugami Clan』です。昨年英語版がはじめて出版されましたが、他外国語ではいろいろ出ているようです。
日本の文化や習慣、歴史など色々含まれていて、且つミステリー。楽しいと思います。ハロウィン向き。
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ハロウィン
皆さんから意見を頂く前は、全く何も思いつかない状態だったので非常に助かりました。おかげで彼にいいプレゼントができそうです。
中でも村上春樹の作品や「武士道」は特に気になったので自分でも読んでみようかな。その他の本も多いに参考になりました。
本当に有難うございました。まだ何かありましたら、引き続きお願いします。
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さかもと
先方はハロウィンさんのおすすめが聞きたいのですよね?
ハロウィンさんだったら何をすすめたいですか?
それが英訳出版されているかどうかを調べたり、ここで尋ねたりなさったほうがよいように思うのですが。
漫画、小説、詩歌、評論、エッセイ、ガイド、いろいろありますよー。訳されているかどうかをとりあえず棚上げしたら、お相手に合いそうなもの、何が浮かびます?
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まるるん
新戸部稲造の「武士道」にもう一票!
外国人の友人に貸したり、あげたりしましたが、評判はとても良いです。
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ランラン
娘のBF(アメリカ人、大学生)にプレゼントした本
川端康成 雪国 (一応ノーベル賞作家なので)
三島由紀夫 潮騒 (ハイスクールのサマーリーディングのリストに入っていた)
芥川龍之介 羅生門 (芥川賞作品を紹介するのに、この人の名前からとったと説明する為)
村上龍 限りなく透明に近いブルー (芥川賞作品だし)
村上春樹 ノルウェーの森 (日本でベストセラーだったから)
吉本ばなな キッチン (女の子向けっぽいけど、まっいいか)
マンガ GTO(日本の高校生の様子がわかるかと思って)
以上の本をどさっと上げたら、まず最初に”限りなく透明に近いブルー(Almost Transparent Blue)”から読み始めたそうで、"well written”だと言ってました。
他の方も言っていたけれど、村上春樹作品はけっこう英訳されたのがあるし、面白いと思いますよ。
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読書の秋
どこの会社のでも良いけれど、日本の本に触れてみたいお友達自身がオンラインブックストアでカテゴリー検索したら良いのではないでしょうか。
買い物をした人がレビューを投稿できるサイトなら、読んだ人たちの評価もわかるので、選ぶ上でかなり参考になると思いますけれど。
まぁ、日本文学といっても幅広いですから、お友達に好みの傾向などはご存知ですか?最寄の書店にあまり現物を置いてなくても、日本文学の英訳書自体は実際かなり色々出ていますから、トピ主さんがこれはどうだろう、と思う本があったら、それの英語版があるかどうか検索してみるやり方だってあると思います。
ちなみに「日本文学」ということとは別に、日本の伝統や文化全般に興味のある方に私がお勧めするのはEdwin O. とHaruのReischauer夫妻の著作です。"Samurai and Silk"など海外在住の日本人にも一読の価値があると思います。
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花のトンネル
柏葉幸子著
和製のファンタジー小説です。
私の大好きな本ですが、これは英訳されてます。
「千と千尋の神隠し」のもとになった話が「霧のむこうの不思議な町」なのですよ。
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あめりかじん
Haruki Murakamiは多いですね。全作ぐらい英訳されてるかも。そこらへんのbarnes & nobleでも売っています。Banana Yoshimoto多いですよ。Ryu Murakamiもありますね。ベストセラーになったOut(Natsuki Kiryuでしたっけ?)もあります。やはり現代的なものの方が読みやすいんじゃないかな。
古いものがよければ、NYなど大都会におすみなら紀伊国屋などに英訳本のセクションがあって、SosekiからShikibu Murasakiまでありますよ。Amazonでも買えるかもしれませんが。
あ、ところで、Amazon.comで、Murakamiなどと入れて検索すると、”Murakami"を買った人はこういう本も買っていますよ、ってお勧めの日本文庫も出てくるので、一見の価値ありです。
ユーザーID:
ころな
"A Place for Apology" Shu Kishida
岸田秀の「日本がアメリカを赦す日」の英訳で海外のアマゾンでも売ってますけど、日本語は文庫本でも出ているので、内容的に一度トピ主さんが読んでから薦めるかどうか決められる方が良いかも。
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かぼちゃ
源氏物語とか。
ユーザーID:
ららら
ころなさん、岸田秀さんの本、英訳が出てたんですねー。友達にプレゼントします。
Alex Kerrの「Lonely Planet Lost Japan (Lonely Planet Lost Japan)」は、日本に住む外国人に人気あります。
古い本ですが、第二次大戦に興味のある方でしたら、John Herseyの「Hiroshima」とか、大江健三郎の「Hiroshima Notes」もよいと思います。
変わったところでは、日本珍道具学会の川上賢司さんの「Unuseless Japanese Inventions」。珍道具を英語で紹介してるんですが、西海岸では、空港や美術館の書店で平積みにされているほどの人気です。ギャグが好きな人にはいいかも。
ユーザーID:
雪夜月天
岡倉天心が「茶の湯」の心、というようなことを海外に紹介すべく、英文で記載した「The Book of Tea」(茶の本)がオススメです。
ということで、私は日本語訳の本を読んだわけですが、一昨年くらいに本屋で英語本も見かけましたので大きな書店だと簡単に見つけられると思います。所作本というより、その精神世界というものに興味を持たれる方には、日本人でもおすすめしています。
ちなみに「武士道」もいい本ですよね。
ユーザーID:2293048175
ワンちゃん
講談社の子会社で、日本の文学や漫画、日本紹介のハウツー本等を多く出版しています。
http://www.kodansha-intl.com/
ユーザーID:5878050867
homesick
偶然アメリカの大学の一授業で読みました。1000ページ以上ですが、古文の時間にちんぷんかんぷんだった分だけ、内容がわかってのめり込みました。アメリカ人も、別世界、を興味持って読んでいました。
ユーザーID:7918294472
浦島おばさん
昨年里帰りの時に日本の新聞の訃報で偶然到着した日にお亡くなりになった、古い英国人の知人で、30年以上日本に住まれ、清泉女子大の教授をされていた、Alan J. Turney氏が昔ユニセフから依頼されて、夏目漱石を数冊翻訳されていたはずです。
ロンドン大学で日本語を勉強された方で、日本人に関してもかなり深い造詣のある方の翻訳ですから、難解(日本人ですら、読む時代によって解釈が異なるので)な、漱石文学きっと素晴らしいのではと思いながら未だに自分では手にとってもいません。ご参考までに。
若い頃にイギリス留学をしていた漱石を生粋のイギリス人であるTurney氏が訳されるということにもなんだか因縁を感じますが。。。
何時か私も落ち着いて読んでみたいものの一つです。無責任でご免なさい。
ユーザーID:8256864978