号泣した本は、と言うようなトピはあるようですが、私はどちらかと言うと本当に悲しい内容の物よりも読んだあとなんとなく哀しみの余韻が残るような小説が好きです。それが例えサスペンスやハードボイルドであっても。
かなしい という漢字も、悲しいと書くと理由がはっきりしていて直接的な感じがしますが、哀しいという字はもっと心の奥深くいつの間にか入り込んで、涙という形でなくどちらかと言うと哀愁ただようという形で心を静かに揺さぶるような気がします。
そんな本があったら教えてください。
因みに私は、トーベ・ヤンソン(ムーミンの著者)「誠実な詐欺師」ドストエフスキー「貧しき人々」シュラム・アレイヘム「屋根の上のバイオリン弾き」作者は忘れましたが「ティオレモン・センチメンタルジャーニー」をあげたいと思います。
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