はじめまして。どうしてもタイトルが思い出せない短編小説があり、どなたかご存じの方がいらっしゃればと思いお尋ねいたします。怪談めいた短編小説集の最初のお話のように記憶しているのですが・・・
ある男の子がお友達の家に遊びに行って、遅くなったので珍しくそこで夕食をご馳走になる。宴会のようで、その家のお婆さんが何かの民謡のようなものを歌う。いよいよ帰る時間になるが、自分の家は友達の家から長い坂を下った所にあり、実は家と家とがつながっていて、一人で帰ることになる。その帰り道は果てしなく続く古い座敷・・・襖を開けても開けても次の部屋が現れてなかなか家にたどりつけず、欄間や襖の柄も恐ろしくみえてきて、必死の思いで坂を走り下り、ようやく家に着いて。。。
といった感じだったと思います。時代設定もいつの頃かわからないのですが、不思議な昔話風の独特な雰囲気が印象的なお話でした。何とかもう一度読んでみたいのですが、転勤の際にたくさんの本を手放してしまい、その中に入っていたらしくタイトルさえわからずにいます。どなたかお心当たりの方、教えていただければありがたいです。よろしくお願いいたします。
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