古い日本映画の題名を教えて下さい

山田洋次監督の「家族」だと思われます。
夫婦役が、倍賞千恵子と井川比佐志、おじいちゃん役が笠智衆、
私は途中の大阪万博のシーンをなぜか鮮烈に覚えています。
良い映画ですし、なんだか悲しい映画ですよねー。

余談ですが、
山田監督の「男はつらいよ」以外に、小さい役で出演する渥美清（この映画にも出ていると思いますが）、
とっても良いんですよねー。少ない時間で笑わせてくれたり、しんみりさせてくれたり。

同時期に山田監督によって作られた「故郷」や「同胞」なんかも良い映画ですし、
この「家族」と「故郷」そして「遙かなる山の呼び声」の主人公がすべて民子であることから、
この３本を「民子３部作」なんて呼ぶこともあります。

違っていたら申し訳ありませんが、多分「家族」だと思います。

ユーザーID：8150500724

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E6%97%8F_%28%E6%98%A0%E7%94%BB%29


家族　でしょうか

ユーザーID：5989993638

そうそう。山田洋次監督の「家族」で間違いないですよ。ＮＨＫＢＳで数年に一度ぐらい放送されることがあります。当時の日本の社会や家族を描き出した秀作です。私も九州生まれなので、小学校のころ、友達の何人かが、炭鉱の閉山や大阪万博などの関係で父親が出稼ぎに出たり、家族ごと大阪や北海道に引越していったという記憶があります。高度経済成長期とはいっても、底辺で生きなければならない人のほうが多くて、けっこう大変だったんだろうなと思います。この映画よりも、も少し前の時代を描いた「泥の河」（小栗康平監督）という映画も、なかなかの名作です。どちらも、まだ経済大国ではなかったころの日本の家族を描いています。

ユーザーID：0250989769