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紬はどうして普段着?

ありさ
2009年1月17日 0:54

着物を着るようになって3年が経ちました。
今は、土日にお出かけするときは、天気さえ良ければ着るし、デパートの呉服売り場やリサイクルショップをよく覗きます。

着付けの先生や店の店員さんとお話していて、着物の格については結構詳しくなれたと思いますし、一応基本知識は頭に入っております。
ただ、「着物の格」ってそんなに大事なことではないと私は思っています。

というか、正絹の紬(たとえば本物の大島紬の9マルキや12マルキ等)がどうして普段着なのか、分からないのです。

泥染めってそんなに忌諱することですか?
自然界にある、立派な染料だと思うのです。
元の絹は同じものだと思いますし(製造過程の詳しいところは知らないので違ったらごめんなさい)。
泥染めってだけでどうして普段着なのでしょうか。

昔の人は、本当に正絹の紬を普段着にしていたのでしょうか?
物に恵まれている現代でさえ普段着ではないのに、そんな昔にこんな上質なものが普段着として着られていたとは思えません。

なのにどうして皆、普段着扱いするのでしょうか?

祖母などは、木綿の着物を普段着として着てました。
今で言えば、ポリエステルの着物と似たようなものかと思いますが、これらが「普段着」と言われるならまだ分かります。
でも、洗うのにも手間隙がかかるような正絹の紬が普段着なんて、到底思えません。

肯定・否定のご意見、「なぜ紬は普段着なのか?」という問いに「昔から普段着だといわれているから」「そういう決まりだから」という答え以外のものをお持ちの方はぜひ教えていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

ユーザーID:9016947166  


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タイトル 投稿者 更新時間
大雑把ですが・・・その1
2009年1月19日 0:28

こんばんは。私も、呉服業界の言い分には『ちょっとこれはご都合主義だよ』って思うときもあります(笑)。

>泥染めってそんなに忌諱することですか?
>自然界にある、立派な染料だと思うのです。
>元の絹は同じものだと思いますし(製造過程の詳しいところは知らないので違ったらごめんなさい)。
>泥染めってだけでどうして普段着なのでしょうか

たぶん、ポイントは泥染めじゃないと思います。
もともと、紬って、売り物には使えない絹・・・(言い方は悪いけど)屑糸を紡いで作ってた物のようです。だから節がある感じになっちゃうわけですね。どうしたって一本の糸じゃないから、太さが均一でないですし。
なので、外出着よりは普段寄りって感じなのでしょうね。
それに、家でジャブジャブ洗っても屁の河童(笑)な丈夫さも気楽でいいですし・・・。
私は祖父が着ていた、節のあるようなやつを手洗い用洗剤で洗って、仕立てなおしたけど、丈夫で気楽でいいものですよ!

ユーザーID:8838403343
受け売りですが、こんな理由だと聞きました
シマ子
2009年1月19日 0:40

昔日本で養蚕が盛んだった頃、紬は商売品にならない玉繭や本繭から出るくず糸で織られていたんです。
玉繭は本繭に比べて光沢も鈍く、織ると生地がでこぼこになってしまうのですが、その反面耐久性が良いため村人の作業着や野良着に使われました。
その中から色合いや風合いの良い物が都市部のオシャレな町人たちの間で人気となり、それが大島紬などの伝統工芸品となっていったのだとか。
なので昔の庶民も本繭から取った正絹で作った着物を普段着にしてた…なんて事はありません(笑)

また、昔から「染め」の着物は晴れ着、「織り」の着物は普段着と言う慣わしがあったのも理由のひとつではないかと…(紬は泥で糸を染めますが「織り」で柄を表現する着物です)

今は紬も高級品になり「染め」の物もありますから(個人的には)そう言った物なら訪問着くらいの格があるのかなーってイメージですが、やはりTPOを考えると、渋くて落ち着いた感のある紬は披露宴や華やかな式典にはちょっと向かないかな…って思います。

ユーザーID:8359076717
大雑把ですが・・・その2
2009年1月19日 0:55

>祖母などは、木綿の着物を普段着として着てました。
>でも、洗うのにも手間隙がかかるような正絹の紬が普段着なんて、到底思>えません。

そうですよね、普段着って言ったら、木綿かウール、化繊などのジャブジャブ洗えるものじゃないと話にならないですよね。
ただ、『普段』の中でも、家事をする〜近所にお買い物や食事、までいろいろありますし、着物がハレのものになってしまい木綿やウールが見られなくなった今日この頃だと、カテゴリ的にはそこに(普段着)に収めるしかないのかも知れませんね。

昔は相当おかいこぐるみな人は絹物着てたんでしょうけど・・・普通の人は式服・外出着程度で絹物は数える程しか持っていなかったと思います。

紬自体も色々技巧を凝らした物が多くあり、『普段着』って言うカテゴリから逸脱しているのも事実。もう普段着と言うよりまさに『趣味の着物』ですね。それを無理して従来のルールに収めているから変になるのかしら(笑)。

個人的には紬は『気楽なお出かけ着』って感じと思っています。
特に飲みに行く時、重宝しています。酒飲みなので、なんか有っても家で洗えるし(笑)。

ユーザーID:8838403343
私も知りたいです
縄のれんが好き
2009年1月19日 2:18

そういえば、そうですね。
祖母は呉服屋の娘でした。存命中に聞いておけばよかったなあ。

時代背景については、身内が証言しているので、ご参考に申し上げます。
昔の人は、いわゆる身分の違いに敏感でした。
子供たちが等しく国民学校に通っていたころのことです。
そのころは既製品の洋服などはなく、普段着にほしければ手作りをしてもらうものであったようです。
高校生にもなると制服がありました。でも、村に地主と農民がいたとすると、その子供たちは地主の子供を「別格」として扱ったらしいです。子供だけでなく、おとなも。村じゅうがそうなのです。
つまり親たちに格差があったのでしょう。
親世代には、主人と使用人とがいました。
使用人の女性は、労働しますから、ふだん正絹などは着ません。
いっぽう女主人たる主婦は、面目や体面が仕事のうちなので、前掛けをつけると怒られるのです。使用人じゃあるまいし、と。
当然、使用人をかかえる主婦は、正絹の着物だけが普段着でした。
祖母は、正絹の着物しか許されなかった立場の女性です。その着物にもいろいろ違いがあったのかもしれませんね。

ユーザーID:3892762445
大島紬は携帯からの書き込み
ぶらんち
2009年1月19日 8:14

大島紬は紬の中でも、ちょっと特別です。

なぜなら正絹だから。
普通紬は絹糸に出来ない屑繭を紡いで作ったものを言います。
だから普段着なんです。
結城紬も何千万しても正装にはなりませんよね。

多分昔は大島紬もそうやって作っていたんじゃないですか?
いつ頃から、どうして正絹で作るようになったかはわかりませんが。

ユーザーID:7203168405
紬大好き
兼業主婦
2009年1月19日 9:55

一説だと思って下さい。
生糸をひいてよりをかけて糸にします。その際に出る切れた繭、糸に出来なかったような短いものを”つむいで”作ったのが紬と聞いたことがあります。残り物の利用なので、正装にはならない、と。

明治生まれの私の祖母世代でも紬を普段着にしていた礼は聞きません。祖母の普段着は木綿かウールの着物でした。遺品を整理した時にも紬は持っておらず、普段着の他はお出かけ用のいわゆる「染めの着物」だけでした。紬って趣味の世界の着物だったのかな?

ユーザーID:0966215375
硬いもの
オバサン
2009年1月19日 10:03

私の聞いた話で、納得できた事を書かせていただきます。

着物は、柔らか物と硬い物で分けられる事あります。
硬いものとは紬などですが、泥で染めたから各が落ちるのではなく
硬いものだからです。

礼装用には柔らか物、垂れ物です。

金額で言うなら垂れ物の数倍の硬い物がありますが
長い伝統の中で、硬い物は普段着とされていますから
礼装なら柔らか物が無難ですよね。

高価だからと、礼装を求められる席に硬い物を着て
「この紬は高いんです」などと言おうものなら
礼儀知らずと言われてしまうかも知れません。

紬が好みで高価な着物をお持ちでも、TPOに合わせた
着物を選ぶことが大人の着物選びではないでしょうか。

普段着も幅が広くて、洋服の普段着とは考え方が違って
礼装用にはなりません・・・程度の事だと思います。
同窓会や街着になるものを普段着とは言いませんよね?

ユーザーID:0308151714
着物の格。
haru
2009年1月19日 10:57

私の中では紬は普段着というより・・着物としての格が低いという認識です。

私は友人の展覧会などのお出かけに着ることが多いですが「お出かけ着」の扱い。
普段着、って言っても日常は洋服なのでこのランクは微妙です。
ちょっとかしこまった時に着る上等の普段着!?といった感じです。

そもそも紬は地方の身分の高くない人々が上への献上品として織った物で
高貴な方が着ていたもの。でも祭事などでは着られなかったので普段着扱いだと祖母に聞きました。

私は紬が好きなので何枚か持っていますが・・お茶会などに着ることはないです。
お華を習いに行く時には着ますが、所属する会が主催の展覧会には着ません。

やはり上等な正絹でも格が低いと思われるからです。きっと他の人もそう感じるでしょう。
どんなに立派な正絹であっても相手に失礼だと感じさせる場合があります。
もともとが献上品だったから。格が高くはないお着物なのです。

ではお答えになりませんでしょうか。

ユーザーID:2931901683
諸説あるようですが
clematis
2009年1月19日 11:33

母が和裁の師範の為、幼い頃着物の端切れで遊んでいました
紬私も大好きです
母から聞いた話ですが、諸説あるようです
「昔は市場に出せないような糸で作った庶民の普段着だったが、技術や技法がドンドン新しく凝るようになり、手間暇かけてとんでもなく高価な品になった今も当時の格づけが尾を引いている」
「別の産地が大島紬の売れ行きを妨害するために吹聴し、それが定着してしまった」なんて説もあるそうです
とちらにせよ、「あんな高価な普段着いつ着たらいいんじゃ!?」って思いますよね

ユーザーID:4910599022
以前、何かで読んだ記憶ですが
あさぎ
2009年1月19日 12:10

紬は木綿もしくは絹製。
絹といっても通常の反物に適さない、いわゆる「くず糸」で織られた為、絹特有の光沢もなく、糸の太さもばらばらで場合によっては小さなこぶができることもあり、着心地も悪い。
当然、価格もそれ相当の低価格。(当時は、です)
但し、丈夫なので「普段着」や「野良着」に使用された…
その名残で、今日でも着物の格としては低く、「普段着」なのだそうです。

ジーンズと同じような感覚だと思えばいいのではないでしょうか。
ジーンズも、もともとは労働者の作業着。
いくら「ヴィンテージ」とか言って高価格でも、フォーマルにはなりませんよね。
それと同じです。


尚、>物に恵まれている現代でさえ…昔にこんな上質なものが…
とおっしゃっていますが、昔は今のように化学繊維なんてありませんから、木綿か絹、せいぜい麻くらいだったのではないでしょうか?
ですから、いくら絹製でも「丈夫な紬=普段着」はありえると思います。

ユーザーID:6714230259
調べてみました
さびねこ
2009年1月19日 13:33

はて、そういえばそもそも何故?ということで、
「紬 普段着 理由」で検索してみました。

http://homepage2.nifty.com/yamazen-kobayashi/tumugihou.html

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q106396520

もともと紬は「切れた絹糸のくずを集めて織ったもの」で、仕事着・野良着として使われていた。
(糸の時点で難ありで、商品にできなかったのかも?)
当時、晴れ着は染めの着物、織りの着物は普段着とされていた。
その名残である、と、簡単に言えばそういうことらしいです。

ジーンズは元々作業着だったので、
いかに高価なものであっても正式な場では眉をひそめられることもあるのと
同じ感覚かもしれないな、と感じました。

ユーザーID:0190959803
聞いた話ですが
寝ている猫
2009年1月19日 17:49

泥染め云々ではなく、「織」の着物だからです。
糸を染めておいて、織っていく過程で柄を出すよりも、織ってから下絵を描いて染めていくことで柄(色)を出す「染」の着物の方が手間がかかっているので、紬のような「織」の方がどうしても格下になってしまう。
皆さんがおっしゃるように、糸そのものでも、普段着に分類されているようです。

ユーザーID:0248328728
強く思う。
かもめ
2009年1月19日 19:11

大学で着物史を教えている研究家の方に
話を聞いたことがあります。

簡単に言うと、
着物を扱う商いの集中していた某地方の企業戦略として、
その地方の名産品である「染め」の着物を最高格と決め、
それ以外のものを格下と決めて商売を成立させた、
ということだそうです。

自分達のお膝元で作られる着物を最高と決めて
それ以外はどんなに素晴らしいものでも格下と定めて
式典などで採用されないよう図った、ということでした。

どんなに時間と手間をかけて素晴らしいものを作り出しても
『格下』とされるのは
それに人生をかけている作り手の方を冒涜しているのと同じ、
と泣き笑いのような表情をしていらっしゃいました。

その方は式典で紬をお召しになる時もあるそうです。
染めでも紬でも素晴らしいものは素晴らしいのだ、と。

私もそう思います。

ユーザーID:8233617884
皆様ありがとうございます
ありさ(トピ主)
2009年1月19日 20:50

いろんなご意見ありがとうございます。

本来ならお一人ずつお礼せねばならないところですが、文字数の関係から、まとめてさせていただきます。

絹にならないあまりもので作っていたからという説、硬いものであるという説、織りの着物だからという説、単なる呉服業界の格付け等、ご意見をいただきました。

いろんな説があるんですね。

最後の説はなんとも言えませんが、他の説は昔としてはあまり上等なものではなかったということから考えると、そういうものだったんだな、という気がします。

昔は品質が低く、本当に一般庶民が作業着として着ていたものかもしれません。
でも、今の紬は、本当に芸術作品だと思います。
その芸術作品を、なぜハレの席で着てはいけないのかと思います。

伝統を守るのも大事だけれど、職人さんががんばって品質向上したその努力が報われることはないのかな、と思います。

その努力を考えて、今もっている紬を大切に、そしていろんなところへ着ていくことが必要なのかなと思ったりもします。

皆様、ありがとうございました。

ユーザーID:9016947166
贅沢禁止令携帯からの書き込み
まみ
2009年1月19日 21:55

のときに、絹物がだめになって、一見つやのない紬を庶民でお金持ちの人はおしゃれ着として着たんだとか。
すごく手間もお金もかかっているのに
一見高級に見えないのが粋という風潮だったようです。
だから紬が普段着というのは体裁に過ぎなくて本当は染めより贅沢なものだと思います。
また、今の着物のマナーも戦後日本人が洋服主流になって上流婦人がパーティードレスのように着物を着たときのルールが受け継がれているので
マナーと言っても伝統的とか日本文化そのものとは違うと思います。

ただ、雨に比較的強いとか単衣なら家で洗えるとか便利さはありますよね。
今の時代着物を着てるだけでフォーマルに思えます。
絹物なら手間もお金も洋服よりかかりますもんね。

ユーザーID:8553333509
ハレにはちょっと無理のような
ひつじ
2009年1月20日 11:40

まず、着物世界の「普段着」って、家で掃除したり、その辺のスーパーに行くって意味ではないです
例えば観劇とかレストランとかショッピングなどを指します
「美しいキモノ」とかハイソな着物雑誌には、何十万単位の普段着が載ってますよ、お金持ち感覚ですね、はぁ〜
あと、ハレの席には紬が駄目というより、訪問着や留袖のほうが「相応しい装い」だと思います
かもめさんのレスにでてくる先生みたいに理由があるならまだしも、街着にできる紬をわざわざハレの日に着てくるもの失礼な気がします

ユーザーID:4836663003
紬について補足
ひつじ
2009年1月20日 11:46

私はハレの日に着ていける=その着物を大事にしているってことではないと思います
紬なら、その丈夫さを生かして、どんどん着て、何度も洗張りして、八掛を変えて楽しんだり、仕立て替えして娘に譲ったり、ずっと着続けて行く
箪笥にしまってたま〜にハレの日に着るより、その方が紬としては本望なんじゃないかなと思います

ユーザーID:4836663003
私の紬はお洒落着です
地図っ子
2009年1月20日 12:00

少々的外れなレスになりそうです。

「普段着」というのは便宜上使われるだけだと私は思ってます。
洋服と同じ感覚で「普段着」という言葉が使われているのではない、と。
相手や目的がある場合には失礼になったり場違いになったりすることの
ありうる着物、という感じで私は捉えています。

着物というのはそれ一枚で見るものではなくて、帯や顔がつきますよね。
着てみると、案外すんなりと、向き不向きがわかるものです。
「紬」とひとくくりにするから限界を感じるだけで、
一枚一枚の紬にふさわしい場面がそれぞれにあるだけだろうと私は思います。

私の数少ない紬はすべて私の中ではお洒落着の扱いです。
その中でも、どう見ても人と会うには恥ずかしいと感じる格子柄から
なにか口実を見つけないと晴れやかすぎると感じる無地にぼかしまで、
私の中で位置づけがあります。

トピ主さんも、「普段着」に代わる、ご自分にしっくりくる「言葉」を
探してみてはどうでしょう。

ユーザーID:3671832030
決まり事があるからこその美
usapyon
2009年1月21日 3:58

着物ってそういうものではないかと…。でもそれは決して不合理なものではないのです。披露宴などの華やかな席にはやはり柔らかな振袖、留袖や訪問着のほうが優雅でひきたちます。そんな場所ではいくらウン百万の大島紬でも地味で見栄えがしませんよね。
>職人さんが頑張って品質向上したその努力が報われることは無いのかな、と思います。
報われてますよ。だって高級な紬などのお洒落着(何人かの方のレスにもあるように、格が下の着物=普段着、作業着ではありません。)は見る人が見れば判ります。本当に着物にお金がかけられる人しか着られない物です。私は母が着物道楽だったので若い頃から着物を見ているので少しは見る目があるつもりですが、粋で素敵な着こなし(帯その他の小物を含めて)の方を見ると憧れます。職人さんもその作品の価値の判った人に着こなしてもらえてこそ本望なんじゃないでしょうか?

ユーザーID:4139107444
なぜかって
小菊
2009年1月21日 12:45

紬は養蚕農家の作業着だからです。
いくらもてはやされてもジーンズが正装にならないのと一緒です。

売り物にならないくず繭の家内リサイクルです。
そして、泥染めだから格落ちで作業着になるわけではありません。
作業着だから泥染めなのです。汚れてもいいように。

紬が珍重されるようになったのは、機械織りが登場してホームスパンが廃れてからです。たまたま紬だけが手内職として残ったんですよね。
ちなみに木綿(金巾)のほうが歴史はずっと浅くてせいぜい室町以降、それも輸入に完全に頼っていて、庶民に出回るのは江戸時代に奢侈禁止令で絹物が止められてからではないかな。
着物の格がどうこうではなく木綿の作業着はかつて存在しえなかったのです。絹の中に上下があったんですよ。正絹だから上、ではないのです。

ユーザーID:1773513014
 
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