49歳海外在住です。2−3年前から、体力の衰えや身体の故障を次々と感じるようになりました。腰や膝が痛んだり、睡眠不足が翌日てきめんにこたえるようになったり。年を取って身体が変化して行くのは仕方ないと受け入れているつもりですし、身体の不調には、それなりに対処するようにしています。(たとえば、白髪がどうにも増えてきたので、好きだったロングの髪をバッサリとショートにしたりしました。)
ただ、一つどうしても対処法が思いつかないのが、リスニングスキルの低下です。20代後半に日本を出て、現在の国に留学し、大学院を出て仕事にもつき、家族は皆現地人です。仕事もフルタイムの仕事を20年近くやっていて、コミュニケーションに不自由はありません。アクセントや訛はもちろん残っているだろうけれど、話すにも不自由しないし、読み書きも問題ありません。(とは言っても、最近リラックスしたいときに読むのはほとんど日本語の本になってしまいましたが。) ただ、リスニングのスキルが日一日と低下してきているのを実感するのです。もともと、『聞く』のは苦手なスキルの方でしたが、最近は人と話していても意味が理解できるのに一呼吸遅くなったり、映画でも複雑なストーリーについていけなかったり、家族との団らんでTVドラマを見ていても、私一人細かいところが分かっていなくて、疎外感を味わったりします。(ユーモアについていけないのは昔からでした。周りの人がみんな笑うのに、どこがおかしいんだろうと思うのはずっとで、変りありません。) このままでいったら、ますます分からない度合いが増えるのではないか、と少々不安です。ずっとこの国に骨を埋めるつもりだったのですが、こうなってくると、老後は日本に帰ろうかなという思いが萌したりします。(でも、夫や子どもは日本語が全然分からないので、無理なんですが。)
小町に多い海外の皆さん、いかがでしょうか。
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