アラフィフの兼業主婦「ぷちこ」と申します。今春、双子の子どもたちがそれぞれ県外の大学に進学しました。子育ては18才で一区切り、と思い育ててきましたが、二人同時の巣立ちは予想していた以上に寂しいものでした。通学していたバスを見かけて涙、スーパーで好物を見て涙、子どもたちの部屋に入り涙。当の本人たちは元気にすごしているようなのに、私の方は何もやる気が起きず、この1ヶ月は必要最低限のことを何とかこなしていただけでした。夫とはそこそこに仲良しですが、4月から異動になり泊まり勤務や長期出張が増え、私1人の時間が膨大に増えたことも寂しさの一因かな、と思っています。
考えてみると私は結婚するまで親元におり、結婚1年以内に4人家族となり「1人」でいる時間があまりなかったことに気づきました。いつも誰かがそばにいてくれる「箱入りおばさん」だったんだなと。随分、親、夫、子どもに依存していたのですね。今まで映画もショッピングも1人で行くのが好き、1人の時間が欲しかったのは家に誰かいるからこその「1人」好きだったことに改めて気づきました。
結婚していても子どもがいても最終的には誰でも「1人」になりますよね。夫とも子どもたちとも仲良くやっていきたいと思っていますが、この「寂しさ」を埋めるのは結局自分自身にしかできない、他者には埋めてはもらえないのだと自覚しました。今すぐに「寂しさ」とお友達とはなれませんが、ちょっとずつ行動範囲を広げ趣味を増やし、「寂しさ」と仲良くしていかねばと思うようになりました。まず、小町への投稿です。そして、ちょっとした手作り教室に参加の予約をしました。今からはウォーキングに行ってきます。今日、下宿先に戻っていった子どもたちのことを思い出すとまだまだ涙が流れてきますが、夜になりましたから、他の人には見えないでしょう。
読んで下さってありがとうございました。
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