我が社は、男性も女性も関係なく仕事が出来る会社です。
若い社員では、男性より女性の方が優秀でパワーにあふれ、会社に活気をもたらせています。
仕事だけでなく、宴会の席でも……。
私(女性)は人事担当で、これまで、男女の区別なく、会社のために働いてくれる人材確保に邁進してきましたが、
今では女性の方に優秀な人材が多いため、どうしても女性寄りになってきました。
そんな中で、昨年途中に配属になった男性の部長が突然、
「ちょっとくらい点数が低くてもいいから、男で生きのよさそうなやつを面接に残してくれ。」
と言ってきました。
この男性上司は、
「最近は男より女の方が出世欲があるな」「このままじゃ男は女に支配されるぞ」
と口にしているのを聞いた事がありますので、若い社員の女性上位の状況を苦々しく思っているのでしょう。
やむを得ず男性を最大限優遇して残しましたが、面接後、「あんなのしかいなかったのか」と、部長は不満顔でした。
そりゃそうです。若い男性は、今や本当におとなしく、頼りない子ばかりですから。
最近では、「○○(男性)が最近頑張っているから、○○(女性)の仕事を分けてやれよ」とか、
女性社員がテキパキと仕事を済ませて早く帰ると、「やっぱ、長時間がんばれるのは男だよな」などと言っています。
部長の言う事を聞いていちいち男性を優遇していたら、どんどん戦力ダウンしていくように思います。
理解できないのが、ほかの男性社員たちに、この部長を応援しているような雰囲気があることです。
女性パワーの活用なくして会社の成長はあり得ないのに、男性にとって、女性社員が力をつけるのを阻止することの方が大事なのでしょうか。
一方の女性社員が、男性社員たちに呆れつつも「仕事で差を見せつけてやればいい」と、頼もしく言ってくれるのが救いです。
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