• ホーム
  • 学ぶ
  • 平安時代の髪型に詳しい方、教えて下さい。

平安時代の髪型に詳しい方、教えて下さい。

レス7
(トピ主2
お気に入り28

趣味・教育・教養

るーな

先日、親戚の子供が『金太郎』の絵本が気になったらしく
買ってあげて読み聞かせをしました。
親戚の子供は満足でしたが、
読んであげた私は金太郎の母親の挿絵を見て
違和感を感じました。
違和感の理由は金太郎の母親の髪型がおかしかったからです。
金太郎の母親は髪を和紙で結っていますが
和紙で結った先の髪(後ろ髪)が白い袋状の物に入れて
お団子風にまとめたような髪型だったのです。
金太郎の物語の時代は平安時代であること
庶民の女性は和紙を丈夫にしたもので結っていることは
後で知ったのですが、
平安時代にはお団子風にまとめた髪型が既にあったのでしょうか?
平安時代の髪型に詳しい方がいらしたら教えて下さい。
その後、いろんな出版社から発売されている金太郎の母親の挿絵を
見ると髪を和紙で結ったものや布で結ったもの、
鉢巻のようなものを頭に巻いた挿絵、
頭巾を被った挿絵がありました。

拙い文章で申し訳ありません。

ユーザーID:5441484891

これポチに投票しよう!

ランキング
  • 0
  • 0
  • 0
  • 0
  • 0
  • 面白い
  • びっくり
  • 涙ぽろり
  • エール

このトピをシェアする

Twitterでシェア facebookでシェア LINEでシェア はてなブログでシェア

レス

レス数7

レスする
このトピックはレスの投稿受け付けを終了しました
  • 詳しくはないけれど

    私自身は詳しいわけではないですが、家に『中世の女の一生』(保立道久)という本があったので、のぞいてみました。『信貴山縁起』『石山寺縁起』『一遍上人聖絵』などの写真も入っていたのですが、庶民の女性で、髪の毛の先を布でくるんだような髪型は、載っていないようですね。後ろで一つ結びにしているだけのものばかりです。

    頭巾も、う〜ん、頭巾と言うよりも、手ぬぐいのような布を頭に乗せているだけのような感じで、帽子状とか袋状には見えないですね。鉢巻も見当たらないなぁ。手ぬぐいを頭に巻いているようなものはありましたが、運動会で見るような細い鉢巻ではなく、手ぬぐいを、後ろから頭を覆うようにもってきて、前で結ぶような感じに見えます。

    もっとたくさんの資料があれば詳しく分かるのでしょうが、この本で見た限りだと、髪を結んだあとさらにお団子にしているということは無さそうです。

    学生の頃(国文科でした)、授業で「絵本の挿絵の時代考証はきちんとされていないものもある」というようなことをやったような記憶がうすぼんやりと。それで「安すぎる絵本は将来子供に与えないようにしよう」と思った記憶があります。

    ユーザーID:3448600231

  • 紙の元結が平安期にあったかもビミョウかも

    江戸初期くらいまでは、細い麻縄で髪を結っており、江戸初期(1660年代くらい)に、紙の元結が登場したという説もあります。

    おたずねの、紙を布に包んだ髪形は、
    江戸時代に書かれた「近世風俗志」で、昔の女性の髪形を説明した項にあります。
    ざっくり現代語訳すると、

    もともと大人の女性は頭の後ろ、首のあたりでみな髪を結んでいた。
    下々の働く女性は、動きにくいのでその髪をわっかにしたり結ったりして、
    さらにそれを布で包んだりした。
    (やがて頭頂部に近い場所で結ぶようになった)

    というかんじです。

    さらに髪の毛全体を包むことももちろんありました。

    というわけで、絵本の絵は正しいと思っていいと思います。

    頭巾は、男性のものなので女性がかぶるのはおかしいです。
    鉢巻は、「蔓巻(かずらまき)」かと思います。室町以降の田舎の庶民の風俗ですが、結んで前に垂らすのが正しいです。
    後ろに垂らしていたとしたら、おそらく能の「蔓帯」との混同です。

    全体として、最初にごらんになった絵本がもっとも平安期らしいように思います。

    ユーザーID:7619815623

  • 絵巻物を調べました。

    高松塚古墳の壁画から、ポンパデュール状に前髪を膨らました髪型はあったようです。しかしこれは奈良時代、多分宮廷女官のスタイルでしょう。

    現存する最古の絵巻物は源氏物語絵巻だそうで、1100年頃成立。これには庶民は出てきません。でも枕草子のどこかの段で、清少納言が「身分の低い女の髪は、束ねているのが見苦しくない」と言ってた気がします。
    その100年位後に成立の信貴山縁起絵巻と伴大納言絵巻に出てくる庶民の女性は、おっしゃる和紙のような平たい硬そうなもので、後ろで束ねているだけです。私の持ってる本の中には、束ねた髪を袋に入れている絵はありませんでした。実際にはどうだったんでしょうね。袋に入れてる方が働きやすいと思いますが。

    絵巻物おもしろいですよ。日本人の想像力と、これほど古い歴史文化に感動します。

    ユーザーID:9402287840

  • 古い本なのですが…

    渡部昇一監修の『現代人のための 言葉の知識百科』という本にイラスト付きの女性の髪型が載っています。
    これによると、古墳期には大半は垂髪(スイハツ)だったが、埴輪に見られるように頭の上で結び、髷にするスタイルがあったそうです。
    飛鳥から奈良時代にかけては頭上で二つの髷ふうに結い上げる頭上二髷(ズジョウニケイ)があり、これは中国文化の影響が見られるとか。
    平安時代中期になると、公家の女性たちは長い垂髪(これは桃山時代の束髪まで続いたそうです)。身分の低い女性たちは、労働に便利なように毛先を帯に挟んでいたと書かれています。
    これが鎌倉中期になると、頭上で布で結い上げた「桂巻」(布で髪を包んで額の上で結んでいるように見える)となるそうです。

    詳しくないのですが、平安時代の庶民の髪型は、あまり詳しい資料が残っていないのが実情のようです。

    ユーザーID:3549854287

  • トピ主です、ありがとうございます。

    皆さま、回答ありがとうございます。
    まとめてのお礼、失礼します。

    金太郎の母親の変わった髪型は実際にあったと知り
    スッキリしました。
    あの髪型は団子にまとめたのではなく
    髪を輪っかのように結った後、布で包んだのですね。
    何も知らなかった私が挿絵を見た時、
    団子のような、まとめ髪にしたように見えたのですね。
    布で包むことで髪を汚さない、
    動きやすくなるし、
    家事をしている時に髪に火が点く心配が
    なくなることも考えられますし、
    布で頭全体を覆ったら、より汚す心配なしですね。

    あの鉢巻の名称も分かりましたが
    室町以降の庶民の風俗なのに
    金太郎の物語の時代・平安時代に描くことは
    間違っていたのですね。
    頭巾も男性が被るもので女性が被ることが
    ないことも初めて知りました。

    また絵本の挿絵は時代考証がなっていないことが
    多いことも初めて知りました。
    私にはまだ子供がいませんが、
    子供が産まれたら時代考証がちゃんとできている
    絵本を買って読ませてあげようと思います。

    ユーザーID:5441484891

  • 時代考証がすべてではないということも知っておいてください

    1度目は単純にご質問に答えただけなので補足です。

    たしかに「金太郎」は平安試合が舞台のお話ですが、
    それは「源頼光」という実在した武将がモデルになっているからであって、
    金太郎伝説にもとづいたこのお話が成立したのは室町末期、
    それが子供向けの絵入り読み物として出版され、広く読まれたのは江戸前半期です。
    当然、当時のひとびとは「昔の話」と言われて、自分よりも少し前の風俗を想像しました。
    なので「金太郎」の物語の舞台のイメージが室町時代の風俗なのは、
    決してへんなことではありません。
    「こぶとりじいさん」や「さるかに合戦」に時代設定がないように、
    金太郎にも実際は時代設定はないのです。
    また、平安期や頼光についての理解も、
    江戸時代の理解は現代のものとは少しずれています。
    しかしそれらは「史実に即していないから価値がない」わけではないのです。

    もちろんちょっと調べればわかることで、明らかに間違った風俗描写がされている絵本もありますが、
    単純に時代考証が正確ならばいい絵本、というわけではないことにもご留意ください。
    古典的なわが国の文芸作品が、時代考証を無視して成立しているからです。

    ユーザーID:7619815623

  • 解説ありがとうございます。

    hirohiroさま

    解説ありがとうございます。
    時代考証や昔話に関して誤解していたところが
    あったので、
    解説を読みひとつ勉強になりました。
    もう少し視野を広げなければいけませんね。

    ユーザーID:5441484891

レス求!トピ一覧