源氏物語の現代語訳でおすすめを教えていただきたいです。
田辺聖子さんは読んでみましたがNGでした。
瀬戸内寂聴さんの訳は読みやすいもののいろいろあって読みたくなくなってしまいました。
至文堂さんの「源氏物語の鑑賞と基礎知識」というシリーズが好きなのですが
現在絶版で買おうとすると法外な値段で売られていてしかも全巻そろいません。
教えていただけると助かります。
ユーザーID:3291982100
趣味・教育・教養
もっち
源氏物語の現代語訳でおすすめを教えていただきたいです。
田辺聖子さんは読んでみましたがNGでした。
瀬戸内寂聴さんの訳は読みやすいもののいろいろあって読みたくなくなってしまいました。
至文堂さんの「源氏物語の鑑賞と基礎知識」というシリーズが好きなのですが
現在絶版で買おうとすると法外な値段で売られていてしかも全巻そろいません。
教えていただけると助かります。
ユーザーID:3291982100
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秋風
どうでしょう?
ユーザーID:2680449746
ららるー
林望さんの謹訳源氏物語(全10巻)はいかがでしょうか?
正確緻密で、しかも読みやすいとの評判です
私は図書館で借りました
ユーザーID:5650677521
とおりすがり
至文堂さんの絶版シリーズを手に入れたい、ということではないですよね。
源氏の現代語訳で、田辺版、瀬戸内版が却下ならあとは表題どおり円地版ですね。集英社文庫にあります。
ユーザーID:8334449692
沙羅
古文を習った高校時代に全体のストーリーを把握したくて、円地文子訳の源氏を読みました。この夏、叔父が与謝野晶子訳を持ってきてくれて、今ようやく第一巻を読み終えたところです。
もうだいぶ昔のことなので円地源氏との比較はできませんが、与謝野源氏はとてもこなれた訳で楽しめます。専門家のご意見はいかがなのでしょうか。
ユーザーID:7956840235
すい
円地文子さんはいかがですか?源氏物語関連の図書も多く楽しめるとおもいます
ユーザーID:2072728797
umi
橋本治さんの『窯変源氏物語』(中公文庫)をおすすめします。
10年くらい前、通勤電車の中で1年以上かけて夢中で読みました。
現代口語訳なので読みやすく、本当に面白かったです。
登場人物もカバー内側に書いてあって
混乱せずに読み進められます。(同じ人物でもどんどん名前が変わっていきます)
確か20巻以上ありましたので読み応え十分です。
ほとんどの本は手元に残さず処分しますが、これは全巻残してあります。
いつか再読したいと思っています。
ユーザーID:7770945502
ゆうがお
橋本治「窯変 源氏物語」
現代語訳、というよりも橋本美学に貫かれた世界。
とうてい理解できないだろうと思っていた
光源氏の思考回路やら心情に、
橋本解釈によって触れられた気がします。
好き嫌いがあるかとは思いますが。
ユーザーID:5643532269
うりこ
窯変 源氏物語です。
源氏視点で書かれていて、斬新でしたよ。
ユーザーID:5041035045
とまと
戦後の作家ではないのに、すらっと読めました。
私のなかでは定番です。
近年の作家は、「自分流」に訳すのを競っている感じがします。
そこが面白いところなんですけどね。
その点、与謝野源氏はスタンダードな印象。
といっても、出版当時は「大胆な与謝野流の訳」だったみたいですけど。
ユーザーID:0609533925
秋の夜長
田辺訳や瀬戸内訳だと訳者のクセを強く感じてNGと思われたのでしょうか?
訳者の創意豊かなものより、できるだけ原作に忠実に訳された方が主さんはお好みなのでしょうか。
大手出版社の古典全集みたいなものがありますから、図書館でチェックされてみては?例えば、講談社学術文庫(今泉 忠義訳)などです。
結局、何がいいかと言われたら、その人のお好みにより変わってきますね。
ちなみに私は、皆さんのレスを読んで、橋本治さんのものが読みたくなりました。
ユーザーID:0040467495
ひよこ姫
現代語といっても、戦前、戦後、昭和、平成と
日本人の感性や言葉の使い方も変わってきていますよね。
現代感覚の訳文を求めているなら
選択肢に入れてみては?
ユーザーID:2488533496
まねきねこ
高校時代に円地訳を読みました。
『源氏物語』との最初の出会いとして読んだのですが、光君と若紫のやりとりでとても気に入ったところがありました。
いろいろ先入観があった『源氏物語』だけど、結構おもしろかったなーと感動しましたよ。
ところが後年、角川文庫で定家本を読んだら、その場面がどこにもない!
原文にはない入れ事がかなりあったことを、そのとき知りました。
円地訳を読むなら、サイデンステッカーの英語訳を読んだ方がいいです。
でも一番いいのは原文に触れることだと思います。
主語が書かれていなくて曖昧なところが多いのは確かですが、現代語訳はその曖昧なところを訳者が補ったもの。
原文の味わいとは違います。
ユーザーID:4159966809