主人の実家での出来事です。主人は男三兄弟(皆50代)の末っ子で、
長兄は、転勤族でアジア圏に拠点をおく。
次兄は、義実家の近くに住む。
三男は、車で1時間ほどの他県に住む(私達)。
義両親は共に80代半ば。大病はありませんが、日々不自由な所は次兄夫婦と私達夫婦がお世話しに行ってます。
先日次兄から義実家に召集がかかり、次兄の訴えを初めて聞きました。(長兄は欠席)
1.親の病院の送迎や付き添い。日用品の買い物、その他雑務を全部やっても義両親の心は常に長男である長兄に向いている。
2.ケアマネさん達から確認等で、「ご長男ですか?」と聞かれるのが悔しい。
3.義父は「いつも長男家族と暮らしたい」と言われ自分は報われない。
と言い泣き出したのです。
その他日頃の不満もこぼしてましたが、私は次兄が「両親に認めてもらいたい!」という悲痛の叫びに聞こえました。
いえ、「兄ちゃんより僕を褒めて」と甘えている気もします。
義父は途中寝てましたけど、義母は幼少期の長男・次男の扱いの違いに不満と対抗心を持ったまま
現在に至ったのではないかと言って胸を痛めてました。
義両親はやはり長男魂を確固として持ってると思うので、それは世代感で仕方ないかもしれません。
しかし私は、息子とはいえ50過ぎの中年が80代の親の前で泣いて駄々こねるような姿に驚いてしまいました。
私自身も二女という立場ですが、兄姉達にそんな感情は持ったことなく、しかも実両親は早くに他界しているので、
親に甘えたい気持ちを忘れかけていました。
親が長生きしてくれると、幾つになっても「子供」でいられる主人達兄弟を羨ましくも滑稽にみえました。
やはり中年になっても子供心は消えないものでしょうか?
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