現在、50代後半〜70代女性と接する機会の多い仕事をしています。世間話で、家族、特に子供のことがよく話題に出ます。
例えば
「子供のために三食作らないといけなくて・・・時々、夜食まで。めんどくさいわ〜」
「息子が風邪で、病院に連れていかないといけなくて大変だった」
「好き嫌いが多いから大変。気に入らないと食べないし」
「家族が多いから、洗濯が毎日多くて・・・」
こんな感じです。
内容的に、小さい子や学生がいるのかな?と初めは思うのですが、その他のことから察するに、『子どもたち』はどうやら社会人、それも20代後半以上だったりします。場合によっては結婚して同居していることも。
自分も学生時代に一度家を出て、戻ってから結婚するまで実家暮らしでしたが、家事は分担だったし、自分のことはもちろん自分でやっていました。
なので、いい年した息子や娘を大人扱いしないことに、すごく違和感があります。お金を家に入れているかどうかと言う問題よりも、「生活の面倒をみていること」「精神的に一人前とみなしていない」ことに。
小町でもよく、結婚したいという息子・娘に対して「うちの子はまだ20代前半です!騙されているのでは?」というトピが立ちますし。
親にとって、いつまでも子供はかわいい子供というのは分かりますが、それはものの例えであって、実際は少なくとも社会人になったら『子供』ではないと思うのですが・・・
かつては元服する年になったら大人で、例え13,4歳であっても大人扱いされることによって大人になっていったのだと思います。
現在は、二十歳になったら成人式という区切りがあるものの、学生であれば扱いは子供です。その上晩婚化がすすんでいます。
そうなると、親にとって、子供にとって、いつ子供は子供じゃなくなるんでしょうか?
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