先日PCで動画を見ているときに興味本位でスマホのカメラを起動し、動画を見ている自分の顔を撮影してみました。すると、今まで見たことがない気持ち悪い顔が写っていたので正直自分でもびっくりしました。自分があれほど不細工だとは思っていなかったのです。同じカメラで自撮りしたときは人並み程度の写りだと認識していました。しかし、写るという意識のない素の自分は唇は荒れ、白目がやたらに大きく、眉毛も髪も整っておらず額に皺がより、ずぼらな黒髪。こんなにも気持ち悪い女性は初めてみました。世の中で不細工だといわれる方よりもよっぽど酷くて悲しくなりました。同時に、自分の現在の境遇に少し納得しました。友人知人が皆無、とはいいませんが思うように交友関係が築けない原因の一端にはこの顔がある、と。確かにこんなにも気持ち悪い人間とは関わりたくありません。何を考えているのかわからない。おそらく良からぬこと、下世話なことばかり考えているのだろう。付き合うにしても頻繁にあの気持ちの悪い人間と顔を合わせるのは気がめいる。きっと初対面の方々はそのようなことを思うに違い有りません。なにより可哀想なのは、いま自分と付き合ってくれている男性です。このような顔の女を連れて歩くことで彼の人間性までも損ねてしまうようで大変心苦しく、そのような状況に自分の自尊心も傷つけられる感じがするので別れたいと思います。彼が私と付き合っているのは、このような不細工なら自分も付き合えるだろうという計算も多少は含まれていたに違いないのです。これ以上世間様に自分の醜態を晒したくないと心底感じます。しかしふと、遠くにある姿見に写る自分を見るとそこまで卑下するほどでもないという感想が起こります。
本当の自分は一体どのようなものなのでしょう。
また、どのような人でも化粧や髪型、髪色、服装次第で一般人に溶け込めるほど普通になるのでしょうか。
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