私はテレビメディア、本などで世の中の通説になっている「努力した者が成功を掴む」という考え方に、納得がいきません。
そもそも努力をして失敗している人がたくさんいる。負けた人間の中にもたくさんの努力家がいるにも関わらず、
こんないいかげんな説が大人の常識のように社会に根強くあることが理解できません。子供ならまだしも大人が言っているのですから。
私自身の人生を振り返っても、努力をしたから成功したことは40%ぐらい。残り60%は才能やその時の運、あと親のお金など
努力とは到底呼べないものばかりです。しいて成功の法則を言うなら努力より工夫、さらには頭の良さと情報力だと思っています。
にもかかわらず成功者はこぞって努力が報われると言い、まるで「金持ちになれなかった者への当てつけ・嫌み」のように堂々と語ります。
彼らは「自分たちは努力して成功した(中には汚い手を使った者もいる)正義の者であり、負け組は差別されて当たり前の怠け者なのだ」と言わんばかりです。
学校の教育も、頑張った人間でなく成果を出した人間を評価し、そこに努力の成果と書きます。
フリーターや年収の低い会社員を努力してきた人間と見ることは少ないです。
億万長者の経営者や、スポーツ選手(それも賞を取った人だけ)を努力家として祭り上げ、底辺を生きる人々をダメの大人と負の見本にします。
歳を取るにつれて差が開き、成功者や勝ち組になった人たちを努力した正義、失敗した人々を努力不足のように書いてるようにも見えます。
みなさんはどう考えますか?
自身の人生の中で、努力は報われると思いますか?(他人やメディアの言い分は無視して)
報われない場合はどう考えますか?
大人になってから余計に重く感じています。努力が報われない人生について納得の行く答えを探しています。
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