以前労働基準監督署に相談に別件で相談に行った時、偶然知りました。
法律上残業代は1分単位で請求できることになっているそうです。
特にバイトなどでありがちな「残業は15分単位」というアレは、いわば「会社が勝手に作ったルール」らしいのです。
残業代は本来、9/1の残業が5分、9/2の残業が14分、9/5の残業が7分…と残業代部分のみを1か月足し、それが仮に1か月トータル65分となったとしましょう。
そのトータルの部分のみ、30分未満は切り捨て・30分以上は切り上げと法律で決まっています(なので9月の残業は60分)。
トータルが35分だとしたら、その5分は繰り上げて60分にしなくてはいけません。
一日単位での切り捨ては会社が勝手に作ったルールなので、労働者側が正しい計算で請求すれば会社は支払わなくてはいけないとのことでした。(これは正社員も同じ計算方法だそうです)
正社員でボーナスをもらっているなら、多少のサービス残業は仕方ないとしても、時給で働く人々にとってはけっこう大きな違いですよね。
仮に月に20日働いて毎日25分ずつ残業をしたら、正しい計算方法なら月に8時間残業したことになるけれど、うちの会社は残業は30分単位だから…と言われたら、それがゼロ。
それを一年間…と考えると、かなり違ってくると思います。
みなさんこのことをご存知でしたか? 一般的なのかどうかを知りたいので教えてください。
【実際に法律通りに残業代を請求するのが良いか悪いかは別として、です】
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