「専業主婦ってブラック企業に勤めてるようなものよね」という友人の愚痴を聞いて考えたことを書きます。
私自身は専業主婦の経験ありますが現在は家事を人にお願いしています。
週2回来て3階建て一軒家の家族3人分の掃除、洗濯、食器洗いなどしてもらって月に8万円お支払い、家族は料理以外の家事はほとんどしなくてすみます。
家事って、やればやるほどきりがないものですが、衛生的で快適な生活を維持できる程度として線引きをすれば上記くらいの費用で済むとすると単純計算で年間100万円くらいの労働対価ってことになります。
でもその家の主婦であれば、家族の心身の健康サポート維持という、家庭運営のソフト面の切り盛りが最も重要な役割であり、この部分をいくらと評価するかがカギになると思います。
たとえば経営コンサルタントが人件費や利益率の計算や管理だけするのなら対価は限られるけど、それに加えてどれだけ付加価値のあるアドバイスやサポートをしてくれるか、がそのコンサルタントの価値です。それは極めれば24時間労働だし中にはどれだけ高いお金を払ってもいいって仕事ぶりもあるでしょう。主婦の場合もそうだと思います。逆に、これなら最低限の家事の部分だけ外注したほうがまだましだ、という場合もあると思われます。
「ブラックだ」と感じるかどうかはその主婦が御自分の働きをどのように自己評価するかによりますね。
だけど個人的な感想としては、不満を多くいう人たちは、上記のように真剣に業績評価されて対価を決められたら逆に困るんじゃないの、と思う程度の貢献しかしてない場合が多いように思われます。
これ、実は専業主婦に限らず会社勤めのサラリーマンにもよくある話ですけどね。
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