夏目漱石「こころ」

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(トピ主2
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乙女りんご

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  • 追加です。

    ごめんなさい。前回のレスが採用されているかどうか分かりませんが・・
    舞姫のことを書き込みましたが、舞姫は、森鴎外です。
    おそらく漱石のように書いてしまったかも。

    ユーザーID:9073852727

  • こころ

    私は高校の国語の授業で「こころ」をやりました。
    親友が婚約者を奪って、友達が自殺。
    高校生には重いし暗い話ですよね。

    40代になりましたが、やはり暗い話だなと思います。
    友達の婚約者を取らないで、我慢しなさいと思います。

    ユーザーID:2950588173

  • 「明暗」が一番面白いと思っていますが。

    古典はクラシック音楽に似ています。
    理解するには多少訓練が要ります。訓練と言っても、
    たくさん聞く、違いをわかろうとする、というような意味です。

    名作も同じ。いっぺんで読んでわかる人もいるかもしれませんが、
    それまでの読書体験がないと、簡単に理解できないかもしれません。
    人生経験が足りないというよりは、読書体験、想像力が足りないのではと思います。

    それと、合わないものもあります。例えば、私は島崎藤村が好きではありません。
    「新生」を読んで、姪に対する仕打ちが受け入れられません。
    芥川龍之介も批判していました。だから「合わない」ものもあると思います。

    「八犬伝」は子供の時、多少読みましたが、格別面白いと思えませんでした。
    生きた人間、人生が描かれていないからです。時代を超えた普遍的なものがない。

    漱石の「こころ」の良さは、人間描写が上手いことでしょう。
    心理描写と言ってもいい。自然で、不必要なものは何もない。
    それでいて深い。
    漱石は日本文学で最高峰だと思っています。別格です。
    講演や文芸論も素晴らしいです。

    ユーザーID:7807717226

  • 高校生が共感したらいけない

    トピ主に人生経験が足りないというわけでもないでしょうが、やはり『こころ』は自分の経験をオーバーラップさせて読むのが取りかかりやすいように思います。
    登場人物の誰を中心において読むかは人それぞれです。

    高校生であれば、先生と友人Kとお嬢さんの関係に関心がいくでしょう。
    私も級友の多くも「Kは失恋と友人の裏切りに耐えられなくて自殺した」のような内容の感想文しか書けなかったと記憶しています。現在高校生の息子の友達もほぼそんな感想らしいです。
    しかしそんな安っぽい小説を漱石が書くわけがない(笑)
    息子と読書会のために、私も読み返してみました。するとどの登場人物の視点から出発しても、私は生きるってしんどいなという感想に行き着くのです。それは私が自分の人生で、生きるってしんどいと考えるようになったからです。

    作品中には、精神的向上心、真宗、養子、殉死などヒントとなるワードがいくつも出てきますが、高校生には作品を理解するための知識もなければ、共感するための経験の元手もありません。
    読書好きであろう国語教員が、読書にルールはないとばかり丸投げで読ませるのは、読書嫌いを生むだけのようにも思います。

    ユーザーID:2937917366

  • 明るい小説ではないけど

    別に違和感はなかった。

    高校のころ、久米正雄の「受験生の手記」?だったかな、正式な作品名は忘れたが、そのような作品と同じだと思っていた。

    むしろ、藤村の「破戒」のほうが重い小説だと思った。

    いまから読むと、「こころ」でも、友人Kの死を確認する場面もあるが、当時は、とくに陰惨というほどの感じがなかった。

    私の高校のころは、劇画ブームで、白土三平の「忍者武芸帳(帖?)」や、小説でも柴田錬三郎の「眠狂四郎」シリーズを読んでいたので、免疫ができていたのだと思う。

    漱石の話に戻るが、「こころ」を読んだ小学生(6年)がファンレターを漱石に送ってきた。そのとき、漱石は「小供がよんでためになるものじゃありませんから、およしなさい」というように返しております。(週刊現代2014.11.8号、原文は姫路文学館にあるらしい)

    小中学生くらいでしたら難しいかもしれませんが、高校生以上だったら、そんなに難解な小説ではないと思います。

    面白さからいったら「坊ちゃん」のほうがよっぽど面白いです。

    ユーザーID:5343194524

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  • 短絡的ですね

    >高校生にふさわしい作品ですか。

    自分が理解できないからといって、そこまでいいますか?

    高校で読む=全員が共感できる、という単純な話ではありません。

    それに、実際の現実世界は、勧善懲悪のように善悪がはっきりしていて、誰かが助けてくれるというものではないですよ。

    だから娯楽として読むのは良いと思いますが、人間としての深みが加わるかというと違うと思います。

    「こころ」は、割りきれない複雑な事情、感情などが描かれています。

    自分がわからないからといって、即高校で読む必要があるのか?のような、単純思考に走るのっておかしいと思います。

    なんというか、うすっぺらいですよね。

    ユーザーID:4353615436

  • 私は好きですね

    「我輩は猫である」は途中で飽きちゃったし、「坊ちゃん」もそれほど好きではないですが、
    この「こころ」は名作だと思っています。

    小学校6年の時に初めて読んだときはピンと来なかった。
    高校生の時にもう一度読み直して、
    愛や性、それにまつわる犯した過ちや罪と罰、
    苦悩がひりひりと感じられて、好きな作品になりました。

    単純に楽しめる小説も好きですが、
    作家が持てる力を出し切って、命を削って書いたような、
    人間の本質に迫る文学作品も好きです。
    「こころ」はまさに、そんな感じ。
    漱石の知性、人間や時代への深い洞察、
    それらが余すところなく発揮された稀有な作品だと思っています。

    ユーザーID:8658663270

  • わかる,わかる

     夏目漱石は,全部,嫌いです.
    中学の頃,図書室丸ごと全部読んだ読書家の生徒と言われていましたが,夏目漱石だけは大嫌いでした.

    長ったらしくて,眠たくなるのです.文庫本1冊を30分で読み切ってしまう私が,眠たくて,めんど臭くて,途中で放り出すのですよ.主だけではないと思いますよ.

    殉死をテーマにしてるなら,森鴎外の方が好きです.

    ユーザーID:3260787171

  • わかります!

    本を読んで抱く感想は本当にひとそれぞれ。
    個々の感性により異なるものだと思います。
    所謂名作、傑作と評される作品であれ、
    感性に合わないものはある、と
    経験上感じています。
    人生経験は関係ないのではないかと。

    私も10代で初めて「こころ」を読んだ時
    正直さっぱりその良さが理解出来ませんでした。
    トピ主さんと同じく、「自分は若くてまだ人のこころの襞がわからないのだろうか」と思い、
    その後年を重ねる中で幾度か読み直してみました。

    でもさっぱりわかりません(笑)。
    「先生」自己中過ぎてイライラするわ。
    全部引き受けて幸せになる覚悟を持つのが友への供養では?
    だいたい奥さんかわいそ過ぎ。
    と、50代になった今も思っています。

    もちろん、「こころ」が大好きだという方のことを
    否定するつもりは毛頭ないんですけれどもね。

    ユーザーID:8301028511

  • 人それぞれで、、

    色んなタイプがあっていいと思いますよ。私はトピ主さんと同年代ですが、教科書で「こころ」を読んですぐその世界観にはまり、その後は太宰、サガンを読みまくり、映画もカンヌ・ベネチア系が好きでした。逆に言うと、王道の時代小説や人気音楽にそれほど触れなかった気がします。好みの差ってことでいいですよね。

    「こころ」が高校生にふさわしいかと訊かれたら、私は高校生だからこそ出会えて良かったと思ってます。20代半ばくらいまでの感覚・感性ってまったく今と違いますもんね。自分でいうと30前後で子育てが始まってからというもの、年々小難しい心の機微なんてものが面倒くさくなって来てますから。

    勧善懲悪、ハッピーエンド、今の世の中だからこそ読みたいですね。

    ユーザーID:0678617648

  • どんな人にもあるエゴ

    というものに、すごーく向き合った話をかかれてたような…

    学生の頃は何やらうじうじとしたしんどい内容だなぁーと、要所要所だけわかった気で感想文を仕上げたものでした。

    が、いつ頃からか年齢とともに淡々としたこの話の描写が、今まで魅力的であった他の本よりなぜかリアル感を増してきたのです。

    気が付けば、当時の作家の中で夏目漱石という人が一番身近に感じるようになってましたね。

    ユーザーID:8796960668

  • 高校生の時に高校内の図書館で借りて読みました。

    今、購入して読んでいる途中です。
    話はほとんど覚えていません。
    読んでから回答しようと思ったのですが、進まないのです。
    ただ、高校生の時に読んだ時の感想が、「読みやすい」ということもありました。
    漱石はイギリス留学していたからか、整然としていて読みやすかったと思いました。

    ユーザーID:1562792455

  • 漱石は主人公を肯定すべき対象として描いていない

    うーん。漱石、日本人にこれだけ読まれた小説家っていないと思うのだけれど。
    でも、残念ながら大多数はわかっていないのかな。漱石は主人公を肯定すべき対象として描いていないのだけれど。「坊ちゃん」がわかりやすいですよね。世間知らずなお坊ちゃん、ってバカにしている。素直に受け止めて読んでいる人が多いですが。本来、子供が読む本じゃないんです。

    海外の本でも「ドン キホーテ」とかそうですよね。あそこまであからさまに描いていても、素直に読んじゃう人っているのかなあ。

    ユーザーID:1576079909

  • 男同士の関係性で成り立つ、女性不在の物語

     私は中学1年の時に読みましたが、同時期に『ジェーン・エア』を読んでいたせいか、「どうしてお嬢さんの気持ちが描かれないの?お嬢さんはどちらが好きだったの?」と思ったものでした。

     武者小路実篤の『友情』もそうですけれど、男同士の関係性に固着して物語は突っ走り、終わる。愛欲の対象としての女性は存在しても、女性の内面や言動についての描写は薄い。

     名作と言っても、あくまでその時代の男性知識人である作者が捉えた人間像・世界観という限界を持っています。名作とされている古い作品が分からないから、人の心の奥底や、文学が分からないという訳でもないと思います。

     でも『水滸伝』や『ロビンフッド』『八犬伝』とは…、トピ主様、昔は乙女の「女性」ですよね? 一般的な女性の読書傾向ではない、面白い方ですね。
     男性群像を鑑賞するのでしょうか? それとも、ヒーローになって活躍する気分を楽しめるのでしょうか?

    ユーザーID:5790652139

  • 先に評論を読んじゃいけませんね

    私、先にうっかり橋本治の『蓮と刀』(当時出版されたばかりで)読んじゃったんです。
    そんで面白すぎてかぶれた。
    それから高校の教科書に『こころ』登場ですよ。
    別に夏休みでも何でもない時に、
    「んじゃ『こころ』の所はとばすから一週間後に感想文出せよ−四枚なー」
    って宿題が出て、読んでみたけど…教科書所載の「先生の遺書」の部分だけじゃなくて全部読んでみたけど…
    駄目、もうどう読んでも「そういう小説」としか読めない。
    クイーンの『ボヘミアン・ラプソディー』について、
    「ありゃ自分が同性愛者だっていうカムアウトの歌だよ。社会一般通念に愛されるノーマルな自分を殺した歌」
    って先に聞いてから本物の歌を聞いちゃって、
    もう「そういう歌」としてしか聞けなくなったのと似てる。
    時間も無いので仕方なくその旨書いて出したら、国語の先生兼担任に国語教科書の背表紙のカドでガンって頭叩かれた。痛かった。

    引きずらない担任で、親にチクられなかったし国語の成績にも影響せずよかったですが、
    先に評論読んじゃいけないと思ったことでした。
    でも『蓮と刀』面白かった…あ『三島由紀夫とは何者だったのか』も『小林秀雄の恵み』も。

    ユーザーID:2671197470

  • 高校卒業後の人生を示唆?仄(ほの)めかす?

    私は高校生当時、「こころ」という小説が国語の授業の教材として相応しいと思っていませんでした。

    親友を出し抜いて「お嬢さん」に告白したり、自殺をしたり。

    裏切りや、人間の嫌な部分を表現しているというか。

    私は現在、アラフィフです。

    今、改めて考えると、高校生という「半分大人・半分子供」の時期に、これからの長い人生で起こる事を「示唆」というか「仄(ほの)めかす」目的で「こころ」が教材として選ばれたのではないかと感じます。

    高校卒業後30年以上、経ちました。

    …いろんな恋愛をして来ました。

    若い頃、私が好意を寄せていた男性に対し、私の親友が私の気持ちを知りながら告白した事もありました。

    親友は振られ、私とも疎遠になりました。

    …私の周囲では職場や知人に自殺者が4人もいます。

    「こころ」のような話の内容は小説だけでなく、現実に誰にでも起こり得る事なのです。

    50年以上生きて来て改めて感じました。

    ユーザーID:0370902621

  • 年を取って分かるようになりました

     高校生の頃、どこが面白いのか分かりませんでした。
     でも、今なら「人の心の弱さや矛盾」がとても良く分かります。
     いろんなことで「がんじがらめ」になって、自分の心と常に戦いながら、それでも日々を生きていかなくてはならないなんて、人間はしんどい。

     先生にも友人にも、別の生き方はなかったのか考えてしまう今日この頃です。

    ユーザーID:3851425108

  • 「こころ」に限らず…

    トピ主さんは、「こころ」に限らず、太宰治や音楽で言えば、尾崎豊なんかも共感できない派なのではないですか?

    人の心の裏側まで深読みして、先回りして、そのことで後悔したり、悩んだり。
    駆け引きに敏感で、勝手に傷ついたりすることがなければ、いくら名作とかカリスマとか呼ばれる作品でも、共感はしなくて当たり前です。

    自分の場合は、昔の虐められ体験から、人の裏側まで観察しながら行動するようになってしまったため、見なくて良いもの、気にしなくて良いことに一々クヨクヨと悩んでしまうので、読みながら泣いたりしましたが、このような感覚と無縁なら、もっと伸び伸びと生きやすかっただろうと思います。

    心に闇はあっても、結局は、日常では殆どの人は、何事もなかったかのように伸び伸びと明るく楽しそうに振る舞うことになるのですから、この感情は厄介です。

    共感できなくても、自分を“浅い”とか卑下する必要は全くありません。
    むしろある意味、病んでいない、真っ直ぐな証拠でもあると思います。

    毎日心から笑って暮らせるなら、それに越したことはないのですから。

    ユーザーID:4975532324

  • 高校の教室で…

    すみません、レスが2回に分かれてしまいましたが、私も高校の授業中「こころ」を題材にクラスで話し合いをしました。

     初っ端からフェミニスト書評的な発言をぶちかましたのは山川菊栄に因んで「菊枝」と名付けられた私。

    「振られて自殺するなんて情けない。辛くても『自分も好きなんだ』と友人に告げ、正々堂々とお嬢さんに求愛し選んで貰うのがが正しい『雄』のあり方。」と、生物学系の研究者が夢の男子学生。

    「自殺者が出た家屋は事故物件になる。親兄弟の悲しみや、周りの人間の迷惑に考えが至らないなんて幼い」と不動産業の親を持つ男子学生。

     とどめは、当時連載中だった妖怪退治物の少年漫画の登場人物を持ち出した女子学生で、「恋愛至上ではなく、良好な友人関係性を保つことを優先する選択もありだと思う」と述べ…。

     先生まで「あら、最近の少年漫画はちゃんと女の子の気持ちを描くのねぇ」とコメントしたため、話は、その漫画に登場する活発で勝気な女の子と、おっとりとして優しい女の子(二人ともとても可愛い)のどちらが好みかになった所で授業時間終了。

     今思うと変な学生達でした。


     

    ユーザーID:5790652139

  • 高校で習いました。

    感想文の宿題を出されましたが、書けませんでした。Kの苦悩が分かり過ぎて、そのためかえって書けませんでした。

    ユーザーID:2827911324

  • 私は、ショーゲキだったなあ。すごい復讐劇だ、と。

    感想は好き勝手で良い。

    つまらない、なら、それで読まなきゃ良い。

    私は高校生のとき読み、うわあーと思いましたね。

    苦しみを与えるため、自殺したんだ。

    だから、こころ、というタイトルか、と。

    その後、10年くらいして、読んだ記事に、

    自殺する人の目的の多くが、原因となった人を苦しませる
    ため。人を死に追いやったことに懺悔し後悔させるため。
    ところが、その原因となった人は、自分が死に追いやったと
    いう自覚はないため、反省や後悔もない、というのがほとんど。
    つまり、自殺の目的がはたせない、無駄死に。

    Kは先生の性格をよく知っているうえで行動したの
    でしょう、

    ユーザーID:0865160234

  • 「こころ」が感想文ってきついですね


    私は高校3年生の現代文で「こころ」と出会いました。

    興味を持ち、「こころ」の文庫本を買いました。

    大人になり、子どもを育てている今読み返しても、読みきれません。

    先生にイライラしてくる。何この卑怯者という思いしか持てないです。

    先生の人間性が最低すぎて、呆れます。

    「こころ」をアニメにした番組を観ましたが、観なきゃよかった。

    ますます落ちました。

    高校生に「こころ」は、必要なんでしょうかね?私も疑問を感じます。

    ユーザーID:3862592936

  • 理想と現実のギャップ

    ここでのレスでも結構いらっしゃいますが、私もこの課題図書をきっかけに純文にハマったくちです。
    多感な時にこそ、ビタッとハマる話ではないでしょうか?
    自分が良しとする潔い理想像と現実の自分の浅ましさとの間で揺れ、焦燥感を感じる。
    何を選択して何を捨てるのか、そこに後悔は無いのか、真の答えはあるのか…。
    自分の中で言葉では表せないモヤモヤしたものが、何となく形を表して文章となって出てきたような衝撃。
    見たくない自分を見せつけられたような嫌な気持ちと妙な安堵感。

    確か高校1年の時に文庫を買って読みましたが、本当に変な汗をかきながら一気に読んだ事を覚えています。
    人間のズルさとか奥深くに眠る打算って、怖いもの見たさなのかついつい蓋を開けて見たい衝動に駆られてしまう。

    ありがちですが、そこからやはり太宰や三島文学を読み漁り、「うーん、こっちは肌に合わないな…」と思っていましたが、その後大江健三郎さんにハマりました。
    私は人間の素晴らしいさよりも、どうしようもない愚かな部分を書いている作品が好きなようです。

    水滸伝も好きですが、ゲームをしているような感覚に近いかも。

    ユーザーID:8382234450

  • トピ主です

    3が日様々なレスをじっくり読ませていただきました。
    ありがとうございました。

    「こころ」の需要度は結構両極端なのですね。
    拒否反応を示す人もいる反面すっかり虜になった人もいる。
    どちらにしても印象深い小説なので、これから人生を歩むことになる高校生には適した教材なのかもしれません。
    登場人物が大学生だからそれほど世代も違いませんしね。

    今さら「こころ」が気になりだしたのは自分が年取ってきたからでしょう。
    若いころはとにかく「正義は勝つ」「不撓不屈のチャレンジ」みたいなのが好きでした。
    いえ、今でも好きですが。

    こういう小説はテーマが単純明快で、何が言いたいか考えることがないのです。
    正義は絶対的正義であって、敵から見れば悪だとか考えなくてもいいのです。
    でも年取ってくるとちょっと違う視点でものを考え出すといいますか、うまく言えませんが。

    それで「こころ」のような心理的葛藤を描いた小説とか愛の素晴らしさを描いた小説にチャレンジしてみるのですが続かないんですよね。
    そのあげく小町にヘルプ出しました。

    蛇足ですが、私はアクティブでもなければ男性っぽいキャラでもなくむしろ逆です。

    ユーザーID:6786331806

  • トピ主のコメント(2件)全て見る
  • 読むも読まないも自由なのですが

    大人のことなので読む本くらい好き勝手で構わないように思うのですが、もしも作品世界を改めて理解したいとお思いなのであれば、武者小路実篤「友情」との読み比べというのは如何でしょうか。

    親友どうしである二人の男性が同じ一人の女性に恋をして…というシチュエーションがそれぞれでどう動いていくか。
    武者小路としても「友情」を、先行の漱石「こころ」を念頭におきつつ執筆したらしいです。

    ユーザーID:6062703683

  • すみません!

    最初にレスしたものです。
    グレングールドが好きなのは「草枕」でした!

    「こころ」は他のひとのレスを見て思い出しました。
    読んだことあります。
    でもあまり印象に残らなかったような・・

    登場人物の女性が小悪魔的な性格だったような気がしますが、よく覚えてないです。

    読む観点がずれているのでしょうか。この小説が好きだという人のレスをよく読んでみます。

    ユーザーID:3474775118

  • 「こころ」の中では「先生と遺書」が

    「こころ」が高校の教科書に載るような有名作品で
    あることは知っていましたが、団塊Jrの自分の時には
    載っておらず、気になりつつもここ10年位で読みました。

    「こころ」は三章編成ですが、
    特に高校の教科書に載っていた(と思う)
    「先生と遺書」は他の2章と比べるとストーリーライン
    というか起承転結が明確でわかりやすく
    この中では高校生でも読みやすいといえると思います。

    トピ主さんには多少日本の文豪の文学というよりは
    コメディ的にも思いますが、「三四郎」や
    「坊ちゃん」は冒険譚的で読みやすいのでは。

    >「こころ」の良さ
    「こころ」は後期三部作の最後の作品と言われますが
    これ以上後の作品では疑心暗鬼で誰も信頼できず
    みんな敵というような話で読むのしんどく(道草と明暗だけ?)
    「先生と遺書」以外の2章の「私」と「先生」の
    信頼関係(?)は小説の粋を極めるといえるような描写と思います(個人的には)。

    ところでなぜトピ主さんは
    >「こころ」は間違いなく名作だと
    思ったのでしょうか。
    「教科書に載るような作品だから」という現実に釣られて?
    ご自身なりの評価ポイントがあったのでしょうか。

    ユーザーID:6574814950

  • 漱石だけは部分なんですよね〜。

    2度目です。

    芥川も鴎外も短編作家だから丸ごと教科書に載るわけですが。
    漱石は長編が主力です。しかも成長型の作家だら初期の短編でお茶を濁すわけに行かない。やっぱりイイトコを読ませようと編纂者も思うわけです。
    すると断片になる。ちょっと座りが悪いけど。

    「水滸伝」とかは畢竟、戦争ゴッコであり陣取りゲームなんです。その中にドラマがある。

    プラトンに「国家」ってあるでしょう?
    理想国家がテーマだから全10章のうち2〜9章は国家の構成員たる市民の子供の教育を論じ、最後の10章は死んだ魂が生まれ変わりのクジ引きをする霊界が舞台ですが、最初の第1章では「正義」について討論する。
    中にやっぱり「味方に益して敵を害するのが正義だ」という意見が出てくる。まさに「水滸伝」はそちら側です。
    ソクラテスはむろん納得しない。正義を利害損得の下に置いてるわけですから。
    正義が意味を持つのはそこに絶対の価値観があるからで、むしろ正義が人間の目的にならなければ嘘でしょう。
    いわば「こころ」はここから始まっている。作品の居住地が違うのです。

    人生を模索する日常生活の予行演習になるから「安心する」人もいるのです。

    ユーザーID:6256467400

  • よくある話

     よくある三角関係にありがちな構造を書いている。

     1)実は男2人の物語であって、女性登場人物の描写や気持ち人物像は魅力を持って伝わらない。Objectifyされている。
     2)大体、自信がないほうが自信のあるほうから奪うことに躍起になる。奪うことによって自己の価値がその人より上となる錯覚を持てるから。もしくはその人に自分という存在を認めさせることができるのではと考えている。
     3)恋愛は人間の要素のいろんなものが絡むために、それで負けるとダメージを受ける。しかし現実問題としてそれでは命がいくつあっても足りない。
     
     私の人生は「こころ」の連続です。友達に彼氏を奪われ、デート中の男と結婚され、男性との関わりを断絶させられる。男性と関わった時期よりその女友達との歴史のほうが断然長いことが多い。男が少し足りない人物であることが多い。しかも全員、私が自分より下だと思っちゃってた女性。
     
     

    ユーザーID:7625603355

  • 「水滸伝」との対比はわかりやすくていいですが。

    3度目です。

    損得の勝ち負け式で行くなら先手必勝で勝利した先生はメデタシメデタシとなる。
    そうは行かないから「人間」なのです。

    ところで「こころ」は暗いと「坊ちゃん」を推す人が多いですね。
    私事で恐縮ですが「坊ちゃん」でつっかえたんです。友達は面白いというんだが、冒頭の一項だけで豪傑趣味みたいなイヤラシサを感じてしまって数年間、積ん読になってました。回り道して再挑戦したら短いからすぐ読めましたが。
    後で知ったが、明治になって人はやたらと複雑なものを崇拝する、それが気に食わないからあえて単純な人間を描いた、そう漱石が書いていて、それなら…と納得できました。

    漱石のタイトルが上手いというレスは新鮮ですね。たしかに「それから」なんか、いいと思いますが。
    一般には昔から漱石はネーミングに無頓着な作家の代表になっていますから、この感想は先入観がなくて面白いと思います。

    ユーザーID:6256467400

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