夏目漱石「こころ」

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乙女りんご

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  • ありがとうございました

    いろいろな感性をお持ちの方々のレスを楽しく読ませていただきました。
    私にとって「こころ」は異次元の存在ですが、感銘を受けた人も本当に多いのですね。
    もう一度チャレンジしてみるのもいいかもしれません。

    ユーザーID:6786331806

  • トピ主のコメント(2件)全て見る
  • こころ、映画版をお勧めします。

    私は原作を20代で読んだ際には、やはり今一つでした。
     その後、市川崑監督のもの、(1955年)新藤兼人監督のもの(1973年)を観て、理解が深まりました。
     nana様、50代男様のお感じのように、主人公の感慨よりも、この下宿先の奥様とお嬢さんのしたたかさ、がよく演出されています。さすが名監督!読みは深いです。
     ゲイ説も、今は、ゲイのお友達が周囲におりまして、彼らの細やかな心情や、嫉妬心など、なんとなくわかるようになり、人生は面白い。
     ちなみに昔、加山雄三(60代の頃)がテレビ番組の中で、漱石や太宰は読んだことが無いと、明るく言ったのが印象的でした。
     加山雄三は現在80歳で、若々しく、人生を謳歌されてるようですが、何か、薄いものを其の笑顔に感じるのは、私が皮肉屋さんだからかしら?嫌いな俳優ではないですが!
     

    ユーザーID:5222406256

  • 私は大好きです

    簡潔に言えば、心の葛藤を描いているのだと思います。

    前半は謎めいた先生の言動に「僕」とともに惹かれ
    後半は隠された真実に衝撃を受ける


    私はこういう人の闇、心の葛藤を描くものが大好きなのですが、勧善懲悪愉快痛快物語が好きな人はそれは面白くないでしょうね。

    ちなみに私は坊ちゃんの面白さがさっぱりわかりません。

    ユーザーID:5303719307

  • きらりさん、私もこのKという人物が痛々しくて

    Kは生きていく土台が無かったのだと思います。
    彼は精神的向上をめざし日々精進に邁進するのですが、果たしてそれが彼の理想的生き方だったか、それも怪しいと思うのです。
    本当は人間的愛情を欲していたのです。母を亡くし、姉に去られ、父に捨てられたKの最後の愛情をお嬢さんに託したのです。
    『精神的向上心のないものは馬鹿だ』
    これは、実は父親に向けられたものではなかったかと思います。
    一つ訂正させて頂くと、Kの父は真宗の僧侶です。Kの母亡き後、早々に後妻をめとったことへの嫌悪の情が、極端な禁欲主義へ向かわせ、行動で父を否定していたのでは。
    Kは死んだ後すら郷里へ迎えられませんでした。捨てられた墓を参る先生は、墓参を重ねる毎に自身も世を捨てたのか世に捨てられたのか、孤独を深めたのだと思います。

    Kの遺書に『もっと早くこうすべきだった』のような言葉があります。
    もっと早くとは、何時なのか?
    お嬢さんを好きになった時?もっと早く勘当され時?
    時間を辿っていくと、私はもっと早く、母を亡くした時まで遡ってしまいます。死のうとする時って、産まれてきたこと自体が間違いだったような気がしています。

    ユーザーID:1116414931

  • ネタバレ トピをみて懐かしくなり全文を読んでみました

    全文を読んで見ると、もともと神経衰弱気味のKが
    全く行く場所がない状況で親友(先生)に救われ部屋を間借りし

    そこで好きになったお嬢さんと親友の結婚を知って自殺するお話です。

    何にも持っていない、しかし優秀なKを
    何でも持っている裕福な先生(親友)が嫉妬心から脅威と感じて
    ついには裏切ってしまう悲しいお話です。

    「お祝いの品を贈りたいが自分にはお金がない」という奥さんへのKの最後の言葉で涙が出ました。

     あぁ、結婚を知り、とうとう本当に居場所がなくなったんだなと思いました。

     Kには幼い頃から母親がおらず、家族である神主の父がKを養子に出したという設定もあり、
    幼少から甘えられる人おらず、捨てられた記憶を持つ人間の弱さが悪い形で出てしまうお話でもあります。

     作者の漱石も養子に出されています、お話の中の様々な登場人物の思いは漱石の人生が反映されたものであると思いました。

     しかし、お話としてこれで良いのかも知れませんが、先生が生涯働かずに終わった事は不満で、正直働いて何か人の役に立って欲しかったです。(ニートなのに何故か先生と呼ばれるのも謎)

    ユーザーID:0631237227

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  • マチコさんが正解

    高校が夏目漱石が教鞭をとった高校で詳しく習いました。が!大半は忘れてしまいました。ネットで検索してもでてくると思うのですが、3部作は、自己実現をめざすが、現実と理想の自分のはざまにゆれて、結局敗れていく?すがただったかな。
    そこで諦念を感じ、その次の明暗になり、自我の超克をめざしていくと教えられたような。
    まだたくさんの意見はあると思いますが、高校の問題集にのってるこころの正解はこのあたりです。

    ユーザーID:7721997011

  • うーん

    ちょっと、横になりますが、主さんのレス、

    >こういう小説はテーマが単純明快で、何が言いたいか考えることがないのです。
    正義は絶対的正義であって、敵から見れば悪だとか考えなくてもいいのです。

    を読んで、たしかにこういう考え方だと「こころ」は理解しにくいかもと思いました。
    絶対的正義などこの世にありません。
    絶対的正義があると信じてらっしゃることを否定はしませんが。

    ユーザーID:2643998726

  • 私も高校の頃に初めて読みました

    授業ではなく、すすめられて読んだのですが…
    それまで、ファンタジーしか読んだことがなくて
    四苦八苦しながら、なんとか読み終えました。
    だいぶ根気がいりました。

    個人差はあると思うけど、
    自分が高校生で読んだ時には難しいと思いましたよ。

    でも、その数年後には
    夏目漱石にハマってほかの作品も全て読んでました。
    「こころ」も、あらためて読みなおしましたが
    二度目にはスラっとと読めましたよ。
    「こころ」は正直言ってあまり好きな作品ではないです。
    でも今の自分が読んだら、また違った印象を受けるかもしれないです。
    それが読書の面白いところだと思いました。

    ユーザーID:5010269083

  • 長くなったので続きです

    今回のこの投稿を機会にググってみたら、「先生はゲイ」説も発見しました。
    確かに先生が自殺した理由として、それは妥当かもしれません。
    私が読んだ高校生の当時には今ほど第三の性が一般的ではなかったし、思いも寄らなかったことですが。

    先生が、Kが自殺した当時には気がつかなかったとしても、
    それからしばらくして自分がゲイだということに気付いたのだとしたら、その苦悩は相当なものだと思いました。
    これも、自分の心の真の有りどころを当の本人ですらなかなか気付くことができない、ということを表しているのだと思います。

    今回のこの投稿をきっかけにまた改めて漱石を読み直したいと思いました。
    トピ主さん、ありがとうございました。

    ユーザーID:8658663270

  • その時の心の状態でいかようにも読める

    それが「こころ」の真髄なのかも…、とここで様々なレスを読んで、改めて思いました。
    心に響く人もいれば、拒否反応を示す人もいる。
    それがいい悪いとかじゃなくて、それも読者の心の有りようなのだと思います。

    私は、「こころ」の主題は、人は皆、自分の心を本当に理解しているわけではない、ということだと思いました。

    Kは恋愛に心動かされ信念を揺らがせてしまった自分が許せなかったわけですが、
    恋に心動かされるのは人の心の自然な有りさまだと思うし、
    お嬢さんが先生とKをちょっと両天秤にかけるような行動に出たのも、それも自然な人の心の有りようだと思います。
    そして先生もどちらかと言うと、当時はお嬢さんよりKの方が好きだったんじゃないかな。
    そういうことって同性愛じゃなくてもあると思います。
    その自分の真実の心に気付かないまま、その深層心理が突き動かす無意識のエゴで行動して、
    大切な人を死なせ、そこで初めて気付いたんじゃないでしょうか。自分の心の恐ろしさに。

    ユーザーID:8658663270

  • 人間のあるべき姿が分かってる

    なのにそれをする事が出来ない人間の弱さに
    共感するのだと思いますが。

    共通の愛する人がいて友人の気持ちが分かっていれば
    自分の気持ちは伏せる覚悟を一旦はする。

    でも所詮人間は自分が一番可愛いですから
    友人を裏切って愛する人を手に入れる。

    時代が変わっても変わらない自我というものとの闘い。

    我欲に勝てない人間の性というものに共感し
    心が捕らわれるのだと思っていましたが。

    面白さが分からないと言う方はその様な自分の心の持つ醜い
    我欲に悩まされた事のない方なのかもしれませんね。

    人間の持つ原罪の様なもの全ての問題は
    そこから発生してると思いますが・・・。

    ユーザーID:9114949155

  • けれども文豪だと思う

    好き嫌いは誰にでもあると思います。
    わは漱石よりも芥川のほうに衝撃を受けました。

    高校生のとき、「こころ」を読んで
    どうしてこれが名作なのかわからなかった。

    大人になった今、作品自体に深い洞察力を感じます。
    作品によって、その感じ方には違いがあります。
    「明暗」が一番漱石の表す心情として大作だと思います。

    ユーザーID:6868613133

  • 最近、もの考えるのが億劫で・・・

    あら、もう主さん満足しておわったかな?

    私は、皆さんみたいに深く読み、考えたりはできないので大したレスではない
    ですが〜・・・

    高校の現代文の教材として触れました。
    現代文を担当する教員も、この手の物はお好きだったようで、嬉々として
    生徒たちに感想文、というか、推察文でしょうかね?そんなものを書かせて
    いました。

    特に大筋で「これは漱石のこういう考えが表れていて、こうだ!」っていうのは
    なかったですね。
    各生徒で味わい、見出して、他人の視点を知るような扱いでした。

    高校生の経験や知識の中からの推察ですから、まあたかが知れてましたし、
    最も優秀とされたものは、いかにも模範的な文章でしたが・・・

    粗削りながらも、教員が評価した文章は、Kが禅に傾倒していたこと。ここから
    Kの自殺を推察したものでした。Kは煩悩の数だけある数珠を、いつもエンドレスで
    数えていましたね・・・

    そう考えると、主人公&お嬢さんは俗っぽい視点で一生悩むわけですね・・・

    漱石の宗教観とか知らないし、遠藤周作を読んだ時のようにもっと調べれば
    いいんだけど。

    ユーザーID:2710965290

  • 私は好きですよ

    好きな小説のうちの一つです。

    先生は両親を亡くした後、信頼していた叔父に財産をごまかされて

    人を信用しなくなった。

    でも、まともであると思っていた自分も、Kを裏切ってしまった。

    自分も叔父と同じなんだと、わかった時の思い...

    最後は死を選んだ先生は、潔癖なゆえの弱さを持った人だったと思います。

    好みもありますが、高校生でもこの苦しみは分かるのでは。

    ぜひ読んで欲しい作品の一つだと思います。

    ユーザーID:1394282302

  • 相応しいと言って良い

    どんな名作であっても教科書に載って強制的に読まされれば、批判や嫌悪の対象になるのは避けられません。
    全員が好むor感動する作品なんてあり得ない。
    ”こころより相応しい作品”を主さんが挙げても必ず反対意見が来ます。
    故に、反語的ですがタイトル通り。

    むしろ、感受性豊かな高校時代にああいう強烈な作品を読んで反発したりのめり込んだりするのは良い刺激になると思います。
    ”こころ”が漱石or他の作家への入口になって、文学の世界に入って行くのです。

    私は六十代ですが、同年代の友人との昔話に出易いのが”こころ”です。ずっと心に残りますからね。
    音楽でもTVドラマでも、家族の話でも、全員共通の話題なんてそうそうありません。
    ”こころ”の感想合戦をしながら青春の思い出に浸るのも楽しいものです。

    なお、漱石より大分長生きした私には,”こころ”の”先生”は青臭さくて可愛く見えます。
    あんなに真っすぐ深く悩んで自殺までするのは若者のすること。
    私としては、高校時代に読んでちょうど良かったと思います。

    ユーザーID:7988681003

  • Nanaさんのレスにピタッと来た

    50代男です。
    高校時代にこころを読んで感動しました。精神の高尚さというかなんというか。よく分かんないですが。
    調べて見ると、1914年ですね。大雑把にいって、書かれてから60年たってから読み、それから、40年経ったことになります。
    読んだときはすごい遠い時代の話と思いましたが、案外明治は近いというか、昭和が遠いというか。
    このトピを見ながら、ふと、この奥さんからの視点ではどうかなとかチラッと考えていて、ひょっとして、
    いちいち死ぬなよ。とか思ってたりして、というところでnanaさんのレスを見て、これかっと。
    後、先生が小町を読んでて、東大生2人、どっちが将来性ありますか?とかの投稿読んでたら自殺してたかな?とかいろいろ考えさせられます。

    ユーザーID:3621525846

  • 教科書で読んだ方が多いようなので。

    そんなことはとっくにわかっている方も多いとは思いますが。念のため。

    教科書に載っているのはごく一部であり、「こころ」の全編ではありません。
    「こころ」は3部構成になっています。「先生と私」「両親と私」「先生と遺書」です。
    教科書に載っているのは、その「先生と遺書」のしかも一部です。

    全編読んでない方は、全部読むことをお勧めします。
    先生について、身勝手な男と思う方、この作品について疑問な方は、
    最後のほうに「先生」が自殺を決意して、「明治の精神」に殉じようとするところまで、
    お読みください。「明治の精神」とは何なのか、ぜひ考えてみるべきだと思います。
    明治の精神という言葉に大きな意味が込められていると考えています。

    漱石が投げかけた問題は現在にも通じていると思うのですけれど。

    ユーザーID:7807717226

  • 「水滸伝」との対比はわかりやすくていいですが。

    3度目です。

    損得の勝ち負け式で行くなら先手必勝で勝利した先生はメデタシメデタシとなる。
    そうは行かないから「人間」なのです。

    ところで「こころ」は暗いと「坊ちゃん」を推す人が多いですね。
    私事で恐縮ですが「坊ちゃん」でつっかえたんです。友達は面白いというんだが、冒頭の一項だけで豪傑趣味みたいなイヤラシサを感じてしまって数年間、積ん読になってました。回り道して再挑戦したら短いからすぐ読めましたが。
    後で知ったが、明治になって人はやたらと複雑なものを崇拝する、それが気に食わないからあえて単純な人間を描いた、そう漱石が書いていて、それなら…と納得できました。

    漱石のタイトルが上手いというレスは新鮮ですね。たしかに「それから」なんか、いいと思いますが。
    一般には昔から漱石はネーミングに無頓着な作家の代表になっていますから、この感想は先入観がなくて面白いと思います。

    ユーザーID:6256467400

  • よくある話

     よくある三角関係にありがちな構造を書いている。

     1)実は男2人の物語であって、女性登場人物の描写や気持ち人物像は魅力を持って伝わらない。Objectifyされている。
     2)大体、自信がないほうが自信のあるほうから奪うことに躍起になる。奪うことによって自己の価値がその人より上となる錯覚を持てるから。もしくはその人に自分という存在を認めさせることができるのではと考えている。
     3)恋愛は人間の要素のいろんなものが絡むために、それで負けるとダメージを受ける。しかし現実問題としてそれでは命がいくつあっても足りない。
     
     私の人生は「こころ」の連続です。友達に彼氏を奪われ、デート中の男と結婚され、男性との関わりを断絶させられる。男性と関わった時期よりその女友達との歴史のほうが断然長いことが多い。男が少し足りない人物であることが多い。しかも全員、私が自分より下だと思っちゃってた女性。
     
     

    ユーザーID:7625603355

  • 漱石だけは部分なんですよね〜。

    2度目です。

    芥川も鴎外も短編作家だから丸ごと教科書に載るわけですが。
    漱石は長編が主力です。しかも成長型の作家だら初期の短編でお茶を濁すわけに行かない。やっぱりイイトコを読ませようと編纂者も思うわけです。
    すると断片になる。ちょっと座りが悪いけど。

    「水滸伝」とかは畢竟、戦争ゴッコであり陣取りゲームなんです。その中にドラマがある。

    プラトンに「国家」ってあるでしょう?
    理想国家がテーマだから全10章のうち2〜9章は国家の構成員たる市民の子供の教育を論じ、最後の10章は死んだ魂が生まれ変わりのクジ引きをする霊界が舞台ですが、最初の第1章では「正義」について討論する。
    中にやっぱり「味方に益して敵を害するのが正義だ」という意見が出てくる。まさに「水滸伝」はそちら側です。
    ソクラテスはむろん納得しない。正義を利害損得の下に置いてるわけですから。
    正義が意味を持つのはそこに絶対の価値観があるからで、むしろ正義が人間の目的にならなければ嘘でしょう。
    いわば「こころ」はここから始まっている。作品の居住地が違うのです。

    人生を模索する日常生活の予行演習になるから「安心する」人もいるのです。

    ユーザーID:6256467400

  • 「こころ」の中では「先生と遺書」が

    「こころ」が高校の教科書に載るような有名作品で
    あることは知っていましたが、団塊Jrの自分の時には
    載っておらず、気になりつつもここ10年位で読みました。

    「こころ」は三章編成ですが、
    特に高校の教科書に載っていた(と思う)
    「先生と遺書」は他の2章と比べるとストーリーライン
    というか起承転結が明確でわかりやすく
    この中では高校生でも読みやすいといえると思います。

    トピ主さんには多少日本の文豪の文学というよりは
    コメディ的にも思いますが、「三四郎」や
    「坊ちゃん」は冒険譚的で読みやすいのでは。

    >「こころ」の良さ
    「こころ」は後期三部作の最後の作品と言われますが
    これ以上後の作品では疑心暗鬼で誰も信頼できず
    みんな敵というような話で読むのしんどく(道草と明暗だけ?)
    「先生と遺書」以外の2章の「私」と「先生」の
    信頼関係(?)は小説の粋を極めるといえるような描写と思います(個人的には)。

    ところでなぜトピ主さんは
    >「こころ」は間違いなく名作だと
    思ったのでしょうか。
    「教科書に載るような作品だから」という現実に釣られて?
    ご自身なりの評価ポイントがあったのでしょうか。

    ユーザーID:6574814950

  • すみません!

    最初にレスしたものです。
    グレングールドが好きなのは「草枕」でした!

    「こころ」は他のひとのレスを見て思い出しました。
    読んだことあります。
    でもあまり印象に残らなかったような・・

    登場人物の女性が小悪魔的な性格だったような気がしますが、よく覚えてないです。

    読む観点がずれているのでしょうか。この小説が好きだという人のレスをよく読んでみます。

    ユーザーID:3474775118

  • 読むも読まないも自由なのですが

    大人のことなので読む本くらい好き勝手で構わないように思うのですが、もしも作品世界を改めて理解したいとお思いなのであれば、武者小路実篤「友情」との読み比べというのは如何でしょうか。

    親友どうしである二人の男性が同じ一人の女性に恋をして…というシチュエーションがそれぞれでどう動いていくか。
    武者小路としても「友情」を、先行の漱石「こころ」を念頭におきつつ執筆したらしいです。

    ユーザーID:6062703683

  • トピ主です

    3が日様々なレスをじっくり読ませていただきました。
    ありがとうございました。

    「こころ」の需要度は結構両極端なのですね。
    拒否反応を示す人もいる反面すっかり虜になった人もいる。
    どちらにしても印象深い小説なので、これから人生を歩むことになる高校生には適した教材なのかもしれません。
    登場人物が大学生だからそれほど世代も違いませんしね。

    今さら「こころ」が気になりだしたのは自分が年取ってきたからでしょう。
    若いころはとにかく「正義は勝つ」「不撓不屈のチャレンジ」みたいなのが好きでした。
    いえ、今でも好きですが。

    こういう小説はテーマが単純明快で、何が言いたいか考えることがないのです。
    正義は絶対的正義であって、敵から見れば悪だとか考えなくてもいいのです。
    でも年取ってくるとちょっと違う視点でものを考え出すといいますか、うまく言えませんが。

    それで「こころ」のような心理的葛藤を描いた小説とか愛の素晴らしさを描いた小説にチャレンジしてみるのですが続かないんですよね。
    そのあげく小町にヘルプ出しました。

    蛇足ですが、私はアクティブでもなければ男性っぽいキャラでもなくむしろ逆です。

    ユーザーID:6786331806

  • トピ主のコメント(2件)全て見る
  • 理想と現実のギャップ

    ここでのレスでも結構いらっしゃいますが、私もこの課題図書をきっかけに純文にハマったくちです。
    多感な時にこそ、ビタッとハマる話ではないでしょうか?
    自分が良しとする潔い理想像と現実の自分の浅ましさとの間で揺れ、焦燥感を感じる。
    何を選択して何を捨てるのか、そこに後悔は無いのか、真の答えはあるのか…。
    自分の中で言葉では表せないモヤモヤしたものが、何となく形を表して文章となって出てきたような衝撃。
    見たくない自分を見せつけられたような嫌な気持ちと妙な安堵感。

    確か高校1年の時に文庫を買って読みましたが、本当に変な汗をかきながら一気に読んだ事を覚えています。
    人間のズルさとか奥深くに眠る打算って、怖いもの見たさなのかついつい蓋を開けて見たい衝動に駆られてしまう。

    ありがちですが、そこからやはり太宰や三島文学を読み漁り、「うーん、こっちは肌に合わないな…」と思っていましたが、その後大江健三郎さんにハマりました。
    私は人間の素晴らしいさよりも、どうしようもない愚かな部分を書いている作品が好きなようです。

    水滸伝も好きですが、ゲームをしているような感覚に近いかも。

    ユーザーID:8382234450

  • 「こころ」が感想文ってきついですね


    私は高校3年生の現代文で「こころ」と出会いました。

    興味を持ち、「こころ」の文庫本を買いました。

    大人になり、子どもを育てている今読み返しても、読みきれません。

    先生にイライラしてくる。何この卑怯者という思いしか持てないです。

    先生の人間性が最低すぎて、呆れます。

    「こころ」をアニメにした番組を観ましたが、観なきゃよかった。

    ますます落ちました。

    高校生に「こころ」は、必要なんでしょうかね?私も疑問を感じます。

    ユーザーID:3862592936

  • 私は、ショーゲキだったなあ。すごい復讐劇だ、と。

    感想は好き勝手で良い。

    つまらない、なら、それで読まなきゃ良い。

    私は高校生のとき読み、うわあーと思いましたね。

    苦しみを与えるため、自殺したんだ。

    だから、こころ、というタイトルか、と。

    その後、10年くらいして、読んだ記事に、

    自殺する人の目的の多くが、原因となった人を苦しませる
    ため。人を死に追いやったことに懺悔し後悔させるため。
    ところが、その原因となった人は、自分が死に追いやったと
    いう自覚はないため、反省や後悔もない、というのがほとんど。
    つまり、自殺の目的がはたせない、無駄死に。

    Kは先生の性格をよく知っているうえで行動したの
    でしょう、

    ユーザーID:0865160234

  • 高校で習いました。

    感想文の宿題を出されましたが、書けませんでした。Kの苦悩が分かり過ぎて、そのためかえって書けませんでした。

    ユーザーID:2827911324

  • 高校の教室で…

    すみません、レスが2回に分かれてしまいましたが、私も高校の授業中「こころ」を題材にクラスで話し合いをしました。

     初っ端からフェミニスト書評的な発言をぶちかましたのは山川菊栄に因んで「菊枝」と名付けられた私。

    「振られて自殺するなんて情けない。辛くても『自分も好きなんだ』と友人に告げ、正々堂々とお嬢さんに求愛し選んで貰うのがが正しい『雄』のあり方。」と、生物学系の研究者が夢の男子学生。

    「自殺者が出た家屋は事故物件になる。親兄弟の悲しみや、周りの人間の迷惑に考えが至らないなんて幼い」と不動産業の親を持つ男子学生。

     とどめは、当時連載中だった妖怪退治物の少年漫画の登場人物を持ち出した女子学生で、「恋愛至上ではなく、良好な友人関係性を保つことを優先する選択もありだと思う」と述べ…。

     先生まで「あら、最近の少年漫画はちゃんと女の子の気持ちを描くのねぇ」とコメントしたため、話は、その漫画に登場する活発で勝気な女の子と、おっとりとして優しい女の子(二人ともとても可愛い)のどちらが好みかになった所で授業時間終了。

     今思うと変な学生達でした。


     

    ユーザーID:5790652139

  • 「こころ」に限らず…

    トピ主さんは、「こころ」に限らず、太宰治や音楽で言えば、尾崎豊なんかも共感できない派なのではないですか?

    人の心の裏側まで深読みして、先回りして、そのことで後悔したり、悩んだり。
    駆け引きに敏感で、勝手に傷ついたりすることがなければ、いくら名作とかカリスマとか呼ばれる作品でも、共感はしなくて当たり前です。

    自分の場合は、昔の虐められ体験から、人の裏側まで観察しながら行動するようになってしまったため、見なくて良いもの、気にしなくて良いことに一々クヨクヨと悩んでしまうので、読みながら泣いたりしましたが、このような感覚と無縁なら、もっと伸び伸びと生きやすかっただろうと思います。

    心に闇はあっても、結局は、日常では殆どの人は、何事もなかったかのように伸び伸びと明るく楽しそうに振る舞うことになるのですから、この感情は厄介です。

    共感できなくても、自分を“浅い”とか卑下する必要は全くありません。
    むしろある意味、病んでいない、真っ直ぐな証拠でもあると思います。

    毎日心から笑って暮らせるなら、それに越したことはないのですから。

    ユーザーID:4975532324

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