もう20年ぐらい前からの話になるんですが、すぐに父が「末期がんであと三か月」みたいな嘘をつきます。私は遠方に家庭を持って住んでいます。
最初は母が子宮がん検査で異種形成になっただけなのに「末期がんで子宮を切り取らなければならない」と大騒ぎしました。その時の結果は「医者の誤診」
その次は「母が脳腫瘍になった!もう助からない!」「レントゲンとったら大丈夫だった。映り方によったらそうみえる時もあるって」
数年前も父が「膀胱がんになった、大きな手術になる」ということで新幹線に乗って、実家に宿泊して手術につきそいました。2日もしたらスタスタ歩けるようになって「膀胱のポリープとっただけ」「実際切り開いてみないとわからないと言われた」
母が実際に、ガンで入退院を繰り返したので、また、その父の「大げさ、嘘つき」に拍車がかかりました。「もうどうしようもないんだ、もう助からない」というので、飛んでいくと、手術跡が化膿していただけだったりします。
最近は、父がそういうウソをつくたびに、病院に電話して、主治医に確認の電話をするのですが、病院によっては電話では教えてくれないところもあります。(そんな時、私は新幹線に乗って確認しにこなければならない)
前に母の病状を電話で確認した時に、その主治医が「お父さん、今度肝臓がんで手術するんですって、大変ですね」と言うので、顔から火が出るかと思いました。勿論、父の嘘です。
これから父も82歳になって、本当にガンになることも出てくるんじゃないかと思いますが、もう本当に、ガンになってもほうっておきたい気持ちです。狼と嘘つきの少年という話がありますが、本当に狼が出ても、もうそれはほうっておかれても自業自得ではないかと思います。それとも父に「医者に診断書を書いてもらってこちらに送れ」というべきでしょうか?
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