予備校生の一人娘を持つしましまといいます。
夫は3年前、娘の高校受験の真っ只中に突然「起業したい」と言い出し、仕事を辞めてしまいました。
「起業するので1年間は収入がないが、その後はどんどんアップする」という展望でしたが、夫にお金や人を動かす才覚があるとは思えなかったので反対しました。しかし「許可を求めているのではない、応援しろ」と言われ、ならばせめて3年後にしてくれと言いましたが、「今が絶好のチャンス」といって聞きませんでした。場所はここしかだめだということで、自宅から新幹線で数時間かかるある都市に1人で行ってしまいました。宣言どおり1年間は仕送りなく(数万円のマンションのローンだけは払ってもらっていました)、1年半ほどしてから月に数万円を振り込むようになり、現在も変わりありません。
私は週30時間の嘱託社員で、給与は知れたもの。足りない分は貯金を取り崩しています。そもそも娘の学費のために仕事を始めたのに、突然の事態で思うように貯金できなくなり、それでもなんとか準備していたのに、娘は浪人してしまいました。
明らかに勉強不足だった上、センター試験の結果が出ても志望校変更に応じず、私学受験も応じず、結局どこにも行けませんでした。夫がろくに準備せず起業を言い張ったのとかぶって、ああ、この親子は似てるんだな、と感じました。
楽な方に流されがちなので予備校に通わせていますが、常に反抗的で、帰宅が遅くなったことを咎めたところタイトルのように言われました。娘曰く「なぜ親だからといって気を遣わないといけないのか」とずっと悩んでいた、お母さんは私に関心がない、お父さんは私の好きなアニメに興味を持ってくれた、と言います。あまりに論理が幼くて驚くとともに、これまで確かに娘中心でやってきたのにすべてを否定されたようでショックです。それでも娘を見守らなければならないのでしょうか。
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