実家の物置にしまい込んだまま忘れ去られていた段ボール箱を開封しました。
中には私が小学生の時につけていた日記帳もありました。
『学校から帰ると、おなかがぺこぺこだったので、母に何か食べ物ないの?と何度も何度も聞いたらしかられた』
『おそくまでししゅうをやっていたので、ねむかった。ねむくなると雑なやり方になってしまうので、一回やったらやめられなくなってしまう私でも今日はやめた』
『もやしを買いに行ったら、一個40円なのに45円とまちがえられた。ぼんやりしているとだまされる』
『母がかんてんを作ってくれた。よく作ってくれるので、そうおどろかないが、いつ食べてもおいしい』
『天地真理ショーを父と弟と見に行った。なかなかだった』
『弟の友だちが遊びに来ていた。たいそうしっかりしていて頭もいい。弟とはくらべものになってしまう。なんとなくなさけない』
『今日、めずらしく弟がひるねをしていた。まったくいつもの弟とはちがってかわいい。起きるとすぐ、けっとうだとか言ってあばれるくせに。
あばれているとき、寝ているときの写真をとって見せてやりたいものだ』
『弟が三年生と中学生の男の子にいじめられて泣いて帰ってきた。何が原因か知らないけれど、今度一年になる子をいじめるのは絶対に良くない』
『ちょっとふざけて弟に女の子の洋服を着せてみた。弟はあんがい女の子に似ているので、ちょっと見ただけではわからない。記念に写真にとった』
『家庭科の時間につくろいを習った。ちょうど、弟のズボンがやぶけてしまったのがあったのでやってあげた』
日記文を原文のまま、ところどころ抜粋しました。
昭和が懐かしいです。
小学生の私と今の私は、根本的な性質は変わっていないことに気づき唖然としました。
弟の登場が多くて、さらにびっくり。
当時5年生の私も園児だった弟も今ともに50代。
弟は今でも好きです、言いませんが。
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