この国の文化と歴史に興味を持ち、留学したのが20年前。
幸い、自分の専門分野を活かして就職でき、正規滞在・永住権を獲得し、不動産も手に入れ、この国で死ぬまで生きていく条件は揃いました。
子供はできませんでしたが、優しい夫、遠いけど気持ちよくお付き合いできる義実家もあります。
日本人の友人はほぼ全て帰国してしまいましたが、現地人の友人も少数ながらおり、趣味もあるしボランティアの活動もあるし、経済的に不自由なく充実した日々が送れていると思います。
けれど、毎晩ではありませんが夢に頻繁に出てくるのです、日本の実家が。
両親はいまだ健在で(父はそろそろ危ない感じですが)、里帰りは2年に1度1ヶ月程、その度に「楽しかったけど、私はもう日本には住めないな」と思います。
仕事、家族、生活習慣、人々の気質や態度、人口密度から社会保障に至るまで、どれを取っても私には今のこの国の方が合っているし、日本に帰国する気は全くないのに、実家を夢に見た後は決まって哀しい、郷愁に駆られたような気持ちになります。
時々、実家が取り壊されて無くなっている夢や、実家があるはずの街を歩いていて家が見つからず不安にかられる夢などを見た時は、非常に悲しい気持ちで目が覚めます。
そして、それを小町など日本のサイトを読むことで紛らわしています。
海外小町の皆様、同じような方はいらっしゃいますか?
何か対策はあるのでしょうか…?
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