いままでは「何もしていない人が、何にでもなれるつもりでいる」のと似た状態だったんでしょう。
「いつでも結婚できる」「子供も産める」と思っていたのが、今後は「一人でいることを選択している」のではなく「ひとりぼっちでいざるを得ない」ことになるという自覚を持ったのではないでしょうか。
いつでもできるというのも、一般的に若い女性はという漠然とした前提に頼っただけの、根拠のない自信に過ぎないかもしれませんが、問題は気分だから、客観性や実態は関係ありません。
もっというと、その若い女性だから男性から必要とされる対象だという状況が、一生の標準的な状態だという錯覚もあったかもしれません。
男性はそれがないから、最初からガツガツ行くのです。もっとも目的は結婚より本質(異性関係そのもの)ですが。
いつでもできると思うモテ期こそ結婚適齢期であり、男性一般からの需要が見込める女性こそがあえて結婚する対象になるのは当然ですが、そこは人間の弱さというか甘さというか、いつでもできると思うと先送りしてしまう、モラトリアムに変えてしまう、よくあることです。
いつか結婚するつもりだったならもっと早く手を打つべきでしたが、いまさら仕方ありません。それもひとつの選択です。決して間違いではありません。
本来の結婚に適した特権的な立場を終えただけの話です。
若い女性特有の余裕ある「昔みたいに楽しい人生」には戻れないでしょうが、昔とは関係ない「楽しい人生」は可能です。
結婚や異性関係や子供ということがらに縛られず好きなことをやり続けるのがひとつ。
いまの自分なりに結婚したり子供を持ったりするのがひとつ。
相手には損得レベルの要求はせず、自分はがんばって金持ちになれば、顔と性格の気に入る男性を捕まえることもまだできるでしょう。
うんと年上の男性を狙えば主婦にだってなれるかもしれません。
まあ、最終的には運次第です。
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