システムを開発する場合は
「住所マスター」と言われるような一覧表を使うことが一般的です。
例としては、住所一覧、郵便番号一覧、銀行支店一覧などです。
システム化されている場合は、公的機関であれ、民間であれ
そのシステムで決められている文字に依存して決まると思います。
「袖ヶ浦」の例では、
陸運局がありますので、ナンバープレートには小さい「ヶ」が使われ
住所の関係の場合は、大きい「ケ」も多く使われているようで
パソコンの文字入力ではどちらも変換候補に出てきます。
「阿佐ヶ谷」の例では、
「阿佐谷図書館」、銀行は「阿佐ヶ谷支店」、最寄り駅「阿佐ケ谷駅」となるようです。
これを「表記ゆれ」と言い、不一致といえば不一致ですが、
最近のシステムではどちらであっても同じように対応できるものもあり
各種各様なんじゃないかと思います。
戸籍は、昔は手書きで申請・登録されていたので、
昔からの経緯そのままに、多少の異字であっても、担当者の誤字脱字であっても
完全にその通りに登録されています。
最近は、大きい「カ、ケ」を推奨している自治体もあるようですが、
国語審議会、住所登記、駅名、自治体の成立などでもいろいろ主張があり
「ヶ、ケ」どちらかは決めきれないようですので
住所系だなー、戸籍系の書類だなー、と思って楽しんで運用しましょう。
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