今はあなたの生き方が問われているのです。海外の大学を目指したのは「(何らかの)目的」があったはずです。そして、あなたはその「目的」を達成するために留学したのです。しかし、今はあなたの諸事情によって留学を止めると言います。
その諸事情が、あなたにとって都合が悪くなったことであれば、単に自分からの「逃げ」のために起きているように受け止められます。もし現状からの「逃げ」であれば、以降どのような生き方をしても、自分の都合の悪いことに直面する度に「逃げる」生き方を選択してしまいかねません。
海外の環境に馴染めなかったから「逃げる」生き方を選択するということは、国内の環境に馴染めなかったら「逃げる」生き方をすることと同じです。そもそも海外とか国内というのは関係なく、自分に与えられた環境の中で生きることができないことが問題です。留学目的は何だったのでしょう?その目的を達成しない限り、あなたの人生は、生涯、自分の都合の悪いことが起きる度に「逃げる」生き方になるだけです。その先にあるのは「私の人生は何だったの?」という後悔です。
あなたがすべきことは、今は死ぬ気で勉強し、何とかしてして学校を卒業することです。おそらくは、その学校は、日本とは異なり、入学することは容易いと思いますが、卒業するのは難しいことと思います。なぜなら学生で居る限り(卒業するまでの間)真剣に勉強し続けなければ、卒業できないからです。言い方を変えれば、自分の都合(楽したい、辛いのは嫌だ)との戦いです。
今のあなたは、目の前の苦行を続けるための「覚悟」が問われているのでしょう。どちらにしても卒業することができれば、あなたには「それなりの人生」が開かれていくのです。しかし、卒業できなければ、あなたの人生は「それだけの人生」になるだけです。石の上にも3年座っていれば、冷たい石も温まるというものです。それを信じましょう。
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