産まれつきの身体の性別と、自分がしっくりくる性別が異なる心境で生きています。
どちらの性別かは、その事で幸福の相対的な比較をされたくないので控えさせて下さい。
多くの方は性的マイノリティと聞くと、「自分と同じ性別に惹かれる」「同性どうしの恋愛がしたい」という考える方が多くいると思いますが、私の場合「心の性別で愛してほしい、身体の性別で愛されたくない」と考えています。そして、身体の性別に沿ったあらゆる期待される役割や風習が、私には苦痛にしか感じません。
そしてできれば、身体的な治療を進めたうえで、元の性別であることはクローズにして、パートナーを見つけたいと考えています。
この世の中は、当然のように身体に沿った性別を自認し、自分と異なる性別と恋愛や結婚に至ることが前提となっています。
そういった意味で、私はスタートラインにも立つことすらできず、このまま一生恋愛するこも、結婚することもないだろうと思います。
仮に身体的治療を受けても、土台は産まれの性別であることに変わりはないので、果たして受け容れる存在がそもそもいるかどうか。
世の中の大多数が男と女の二元論で考えているなか、この事を理解できる人は千人に一人いるかいないかという考えだと思うので、身近な人には誰にもこの苦しさを打ち明けることができません。仮に打ち明けても、「???」と困惑させてしまうだけでしょう。カウンセリングや専門家にもこの事を伝えたことがありますが、理解された事はありません。
世界中の多くの方が恋愛に励むなか、こんな暗い内容でごめんなさい。私自身恋愛したい気持ちはありますが、私の場合相手を見つける全く術がなく、諦める以外の選択肢がないものと思っています。
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