我が家には19歳のオスの老猫がいます。
妻が15歳の時から飼っている猫で、大学進学、就職、転勤全て妻と共に暮らしています。
24歳で妻と出会った私も猫との付き合いは今年で10年目、そんな私から見て妻と猫はまさに以心伝心です。
ご飯やおやつが欲しいとじーっと見つめてくるのですが私にはおやつなのかご飯なのか、缶詰かドライかなど全く分かりません。
鰹節か?とあげてみるも無視。缶詰か?やはり無視。なんだドライだったのかと何度目かでやっと分かるという感じなのです。
ですが妻は、じーっと猫と見つめ合い「今日はかつ節もう食べたでしょ、ダメよ」と言ったり(実際私がその後鰹節以外の物を出しても反応しません)
「分かった分かった、今缶詰出してあげるから」と言って缶詰を出すと当たり前のように猫は食べるのです。
寒くなってくるこの時期、我が家では暖房を効かせるため部屋のドアを閉めます。
すると猫は部屋の外に出たい時じーっとドアを見つめて鳴くのです。
私にはドアを開けて欲しいことは分かりますが目的までは分かりません。
廊下にあるトイレに行きたいのか、二階に行きたいのか分からないのです。
でも妻は「二階に一緒には行かないよ?」「トイレするの?」など言いながらドアを開けます。
そしてその言葉通り猫は階段を数段上がり「ついてこい」と言わんばかりにこちらを見て鳴いたり、トイレに入るといった行動をします。
そして何より驚く特技は猫の寝かしつけです。
ニャーニャーと鳴きなかなか寝てくれないことがあります。
私がいくら優しく撫でても布団に入っては出ての繰り返し。
そんな時妻に「寝かしつけて」と言うとハイハイ分かりましたと起きて猫を抱き抱えベッドに戻ってきます。
その後「はい寝ますよー、一緒に寝ようねー」と言って撫でているとすぐに猫がスヤスヤ寝だすのです。
妻は、顔を見れば何となく分かると言っています。
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