危険物取扱者試験についてご教示をお願いいたします。

危険物取扱者は
甲種
乙種
丙種
の3種類があります。
甲種は化学系の大学などを出ているか、乙種取得後の実務経験が必要なので対象外ですね。

乙種と丙種は危険物の6分類の中から1つを選んで受験する事になります。

甲種と乙種とで比較すると、取得した種類の危険物の取り扱いについてはほとんど同じ様な事が出来ますが、丙種は違います。

乙種は自分だけでなく、免許を持たない人の取り扱いに立ち会う事が出来ますが、丙種は自分自身が取り扱えるだけです。管理者にもなれません。

6種類のうち、一番身近なのは
第4類 引火性液体
だと思います。

ガソリンや軽油、灯油が含まれる他、今年、街中で沢山見かける消毒用のアルコールのうち含有量が高いものも該当します。

取得には高校卒業程度の化学の知識が必要だと思います。
しかし文系で、化学は基礎しか学んでいない場合、少し大変かもしれません。

化学に関する問題の他に、消防法に関する知識を覚える必要があります。
分類や保有量、保管に関すること、取扱所の設置ルールなどです。

ちなみに私は危険物を大量に扱う化学系メーカーに勤めているため、化学系の大卒の社員は全員が甲種を、それ以外の営業職、デザイナー、工場勤務の高卒社員等は「乙種4類」を取得させられます。

特別に化学の勉強をしてきた訳ではない人達も合格していますが、20代での受験がほとんどです。

テストは都道府県毎に行っているため、住んでいる場所でテストを受けられる日程が決まります。

私は神奈川在住なので年に2回しか試験がありませんが、東京都は毎月試験があります。
ただし、神奈川県民が東京都の試験を受けることは可能です。

免許は受験した自治体の都道府県知事の名前で発行されますが、全国で有効です。
試験の難易度はどこで受けても変わらないそうです。

頑張ってください。

ユーザーID：8955382891

「試験に合格できる見込みはあるか・・・」

それは「宝くじを買う前に　当選するかどうか　と悩んでいる」ようなものです。

私（63・男）は在職中（電気通信技術者・電気技術者・無線従事者・設備技術者）仕事柄、電気通信設備には停電に備えて「非常用発電機（原動機はディーゼルンジン）」が設備されていますから、その燃料として「軽油」を使います。

その軽油の保管には通常「地下タンク貯蔵設備」を使い、消防法で「危険物取扱者」免除を持った従事者を配置せねばなりませんから、業務命令で取りました。

私は工業高校・電子工学科卒業の学歴ですが在学中「化学」の授業が非常に苦手（先生が　なにをおっしゃられているのか　さっぱりわからなかった）でした。

それで28歳の時、無線中継所（市外電話・テレビ放送中継が主たる業務の無線局）に転勤になったとき上司から「危険物取扱者」をとってくれ　と指示されたときは、

「困ったなぁ〜　化学さっぱりわからないから」

と困り果てました。しかし受験用テキストで勉強していますと内容のほとんどは危険物貯蔵施設の構造・日常保守点検・消防法令・監督官庁届出業務などでして、「化学」の知識はそれほど必要ではなく、当時は受験に半年間の実務経験が必要でしたから、その実務経験で知識がつき合格できました。

現在は、甲種　以外は実務経験（または大学で「化学工学専攻」など）、受験資格は不要だそうで、私の弟の息子さんが工業高校・電気科在学中に「乙種第4類」に合格しました。

最近、新聞で　中学生で合格者・・・とよく報道されるほどですから、まず標準テキストで勉強してみてください。

かつてのような「実務経験」は不要になりましたから学生さんでも合格しやすくなってきました。

ユーザーID：6877085994

危険物乙四を持っています。
危険物は過去問を沢山解いて下さい。
過去問を沢山解いて引っ掛け問題に
引っかからない様にして下さい。
法例が変わるので、最新のテキストと
問題集を使って下さい。

危険物乙四が有れば、ガソリンスタンドで
バイトが出来ます。
危険物乙四と大型免許があれば、
ローリーで配送も出来ます。
危険物乙四と運航管理者の資格が、
あれば運送会社で運航管理の仕事が
出来ます。

色々夢が広がりますよ。
頑張って下さい。

ユーザーID：7747286825

製造業の技術系管理職です。

危険物取扱者はどんな製造業でも有れば役に立つ資格です。国家資格には落とすための資格（合格の人数枠があるもの）と受かるための資格（合格点を取れば皆合格）の2つがありますが、危険物は後者なので高校理科と過去問をちゃんと勉強すれば受かります。過去問は検索すればいくらでも出てきます。

また、試験は各都道府県単位で実施され、居住地の都道府県で受験する必要はありませんから1年で何度でも受験が可能です。技術系の国家資格の中では楽な方です。

ただし、乙４が必要なので受験者がダントツに多かったガソリンスタンドは現在廃業傾向がはっきりしていますし、他の危険物は製造業の現場作業で使われることが多いです。ということは資格を利用して仕事につこうとすると、夜勤ありの三交代制職場への転職になる可能性がかなり高いことになります。（当社もそうです。）

9時-17時で時間的に楽な仕事をしてきたアラフィフに夜勤ありの不規則業務ができるか考えてみてはいかがでしょうか。できるなら、今は夜勤OKの人手が不足しているので、目の付け所は良いと思います。

ユーザーID：7557437579

「危険物取扱者」その名のとおり、危険物の取扱を誤れば人命にかかわる重大な事故になることがある　という知識がついてきます。

「おっさん」さんはこれまで各種の資格をとっておられますから、これがたぶん初めての技術系国家試験ということで受験を迷っていらっしゃるのかもしれませんね。

実は私（63・男）在職中に業務命令で　20種ぐらい免許を取りました。
それまでは自動車運転免許すら興味がなかったんです。

新入社員研修（たまたま最初の採用職種が「電話線工事」「電気工事」）の時、教官に、

「自動車運転免許　とらねばいけないのですか　私　運転　嫌なんです」

と言いましたら、教官から、

「この仕事は　重量物（電柱・ケーブルなど）をトラックで運搬して地面に穴を掘り電柱を建てる職場なんだ　だから自動車免許をとったら　すぐつぎは　玉掛従事者　をとってもらわねばならんのだよ・・・」

私は転勤族でしたから、その後、「電話局」「電話中継所」「無線中継所」・・・そのたびに無線従事者・電気工事士・電気主任技術者・電気通信主任技術者・電気通信工事担任者・ボイラー技士・高圧ガス製造保安責任者・労働安全衛生責任者・家庭電器機器修理技術者・・・など転勤のたびに次から次へと　新たな資格をとるように命令され、病気解雇になった48歳までに　20種ぐらいとりました（命令ですから取らねばならなかった）。

退職してみて、48歳で病気解雇になったものの、在職中　よく勉強させていただける職場環境で勤務できて幸せでした。

また、

「資格・免許の知識は　自分の命も　守ることができる」

ということを強く感じているんです。

ユーザーID：6877085994

1週間、一日1時間集中して勉強すれば取れます。
私は危険物の勉強をしたおかげで化学式が好きになりました。
一番手こずったのは法規でしたね。
トピ主さんなら大丈夫でしょう。

ユーザーID：3440286310