息子も、国立附属の中学受験を失敗しました。
そこにどうしても行きたい!!というよりは、地元の公立中学の荒れ具合がとんでもなく、でも私立には経済的に・・・みたいな理由だったのですが。
そんな状況でも、不合格は、やはりダメージでしたね。
合格発表のまさにその日、地元の通学入学の説明会があったのですが、どんよりとした気持ちで、どんよりとした体育館の天井を見上げていました・・・。
あれからもう12年。
そこから先は不合格無しの彼の人生です。
難関の国家試験にも、一発合格しました。
でも友だちは何人も落ちていて。
息子曰く「そう言う人の方が依頼者の思いに沿った弁護ができるのかもしないな。」
12年前はなんともやりきれない気持ちになったのに、今振り返ってみれば、彼の長い人生の中で、あれは通過点だったのでしょう。
だから今は、無理に前向きになろうとしないで、いつかこの日を振り返るときがあると、思っていた方が楽です。
塞翁が馬、というのは、今回のオリンピックのことでもつくづく感じます。
こんな事なら東京に決定しなければ、とまで思います。
何が良くて何が良くなかったのか、なんて人生を終えるその日まで、誰もわからないのかもしれません。
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