「ギリシア神話を知っていますか」という本があります。

でも、ギリシア神話に出てくるのって、すごく人間らしい神々ですよね？ですので、ちょっとそれを風刺というかそういうことをしている部分もあります。本格的なものだったら、確か小学生向けですが「牡羊座物語」･･･とかのシリーズがあった（作者不明ですがきれいな本で、アルゴー丸の物語、ゼウスとイオの物語・・となっています。星座ごとに色違いになっている表紙なんですが）なぁと。

あと、漫画では、趣はかなり違いますが、冬木るりかさんが、「アリーズ」という２０巻にもなる漫画を書きました。ギリシア神話が元になっていて、ハデスとペルセフォネーを題材に、神々が現世に転生した･･･という物語です。

ちなみに、ヘラクレスの冒険を自分でやってみよう！と思ったのが･･･アガサ・クリスティのポアロシリーズの１つ「ヘラクレスの冒険」です。

このトピ、ギリシア神話大好きな私も興味深く見させていただきます！

里中満智子『マンガ・ギリシャ神話』全８巻　中公文庫刊

阿刀田高『私のギリシャ神話』　集英社文庫

トーマス・ブルフィンチ『ギリシア・ローマ神話―付インド・北欧神話』　岩波文庫

この辺りでしょうか。
漫画に抵抗がなければ、里中満智子さんのをお勧めします。
人名やら時系列やら混乱しがちなギリシア神話がすっきり整理されていて
漫画としても面白いですよ。

ハマると底なしですよね（笑）ギリシア神話。
私は邦訳未刊行の翻案小説は仕方なく原書（英語）で読んでいますが、
欧米の作家には魅力的な題材らしく、次から次へと新しい作品が出てくるので、
老後の楽しみにできそうです。

ズバリ、阿刀田　高（あとうだたかし）　著「ギリシア神話を知っていますか」
が、お薦めです。
新潮文庫から出ています。

リラックスした語り口で楽しく神話の世界に連れて行ってくれます。

阿刀田先生の著作は、ほかにもたくさんありますがどれも楽しくて夢中になって読んでしまいます。
他にも「旧約聖書を知っていますか」とか「アラビアンナイトを楽しむために」などの古典的文学の入門書をたくさん書かれています。

ちょっと横ですが阿刀田先生の書かれるミステリーも秀逸です。よかったらついでに読んでみて下さいね♪

エディス・ハミルトンの「ギリシャ神話」（偕成社）は、ギリシャ神話の主な話がほぼすべて網羅されているのでいいと思います。ただちょっと古い本なので、手に入れるのが難しいかもしれません。
ヒュギーヌスの「ギリシャ神話集」(講談社）も、簡潔にまとめられていていいです。文庫本で手軽ですし。
私はそれに岩波の「ギリシャ・ローマ神話辞典」をセットにして読んでいます。知らない名前やうろ覚えの名前が出てきた時に、とても便利な辞典です。

入門としては
ギリシャ神話集 (文庫)　ヒュギーヌス
ギリシア神話 (文庫)　アポロドーロス
ギリシア神話 (新書)　ピエール・グリマル
とかどうでしょうね？
あと、イリアス・オデュッセイアを読めば大体把握できるでしょう。
イリアス→トロイ戦争の始まりから終結まで
オデュッセイア→トロイ戦争後、イタケに戻るまでの話
基本的には、先住民族が南下してきた民族に滅ぼされていく歴史を神話にたとえたものだともいえます。

かの有名な漫画家、里中満智子さんが漫画でギリシャ神話を描かれています。
わかりやすくておもしろいですよ。ただ豪華本なので値段は高いですが。今なら大きめの本屋ならどこでも売っていると思います。おすすめです。

私も断片的にしかギリシャ神話、知らなかったのですが…。
里中満智子さんの「ギリシャ神話」、マンガなのでわかりやすかったです。
文庫本でも出てますよ。

私もトピ主さんと同じこと考えて読んだ本です。
大学の先生をしている人から勧められました。

阿刀田高　著　「ギリシャ神話を知っていますか」

概要が分かりやすく書かれていておすすめです。

余談ですが、この方は他に旧約聖書・新約聖書についても同じような本を出していらっしゃいます。どれも深い知識まではまだ…でも、どんなことが書かれているのかな…？という場合にはすぐ読めて分かりやすいと思います。

…という本でギリシャ神話に興味を持ちました。
イラストや名画が満載で、素朴だけれどユーモラス。とても気に入っています。

専門書！！って感じではないのですが、おすすめです♪

出版が古いので（昭和５９年刊）今でもあるか、わかりませんが、阿刀田高著「ギリシャ神話を知っていますか」（新潮文庫）でギリシャ神話の神々の話がでています。
あとは、インターネット百科辞典「ウィキペディア」で調べることも可能です。
星座の話は大抵ギリシャ神話からきていますね。