いつ頃読んだのか正確には覚えてないのですが、少なくとも80年代半ば以前に読んだ少女漫画短編の話です。
主人公は女性で、ある日コールドスリープから目覚める。
そこは清潔で機能的な未来社会であった。
主人公は未来社会で生活しはじめ、生活援助ツールとしてイヤホンを支給される。
そのイヤホンは、シチュエーションに応じた「どう行動すべきか」というAIによるアドバイスをリアルタイムに受信するためのもの。
生活している中で、いちいちアドバイスしてくるAIに、主人公はちょっと「うっとーしいな…」と思う。
ある日、知人に紹介された男性とデートするが、その人も「イヤホン」をしている。
デート中に突然「イヤホン」またはAIが故障し、アドバイスが送られなくなり、街中の人間が行動停止する。
町中の人間全てがAIの指示通りに動いていて、AIに指示無しでは何ひとつ行動できないのであった…
…というオチでした。
作家名もタイトルも覚えてないのですが、話自体はなかなか面白い話として記憶に残っています。
ある時、ネットで、このストーリーはとあるSF短編小説がモトネタになっている、というのを読みました。
「へー、そうなんだ…」と思ったのですが、そのSF小説が思い出せません。
一体誰の作品なのか気になります。
フレドリック・ブラウンが書きそうなんだけど、ブラウンの短編はほぼ網羅してるので違う。ロバート・シェクリイあたりの短編だったかも…?
この漫画に心当たりのある方、漫画のタイトルか、元ネタ小説を教えていただけると助かります。
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