私は3人姉妹の29歳長女、彼は2人兄弟(彼、弟)の35歳長男です。
付き合って今年で3年になり、年齢的にも近々結婚をしたいと考えています。
彼は地方出身で最寄り駅から自動車で1時間ほどの田舎に住んでおり、仕事は実家から2時間弱かけて通っています。私は都会で生まれ育ち、仕事も実家から20分ほどの職場へ通っています。
結婚の話をするようになり、仕事の都合もあるので結婚生活は都会でスタートしようと話していました。
先日、彼が私の実家へ結婚の挨拶に来てくれて、私、私の両親、彼と具体的に結婚後の話をしました。
私の両親は希望として「長女なのでできれば婿養子に来てほしい」と伝えたところ、彼から「僕も本家長男なのでそれは難しい。親も納得しないだろう」と言われました。
私の両親も、彼が田舎の本家長男なので本家を継ぎたい思いは人一倍強いだろうと一旦は断られる覚悟はしており、「長男なので」と主張する彼に対し「こちらも長女なので」と同様に応えるというような相談ベースで話をしました。私の両親としては、「何より二人が幸せに生活すること一番で、家のことで縛られるのは良くない。両家で平等に見ていけばいい。苗字の存続も幾らかの方法はある。」という考えで、たとえ自分の苗字が途絶えても時代の流れにより致し方ないことと捉えています。
ちなみに私の父親も田舎出身の本家長男ですが、仕事も生活も都会に置いているので持家や田んぼは売却して、仏壇を都会の家に移してお彼岸等にお参りをしています。遠く離れていても、苗字、墓、位牌は守っていきたいという思いです。一方で彼の両親は、やはり昔ながらの考えで「長男が跡継ぎとして嫁をとる。都会で仕事をしていても、いずれ夫婦で実家に帰ってきて持家や墓、土地、田んぼを守っていくもの。」という主張の一点張りです。
<あとにつづきます>
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