1982年ごろです。当時の私は25歳、東京勤務時代、秋葉原電気街で電子部品の買物 (仕事で実験に使うために買いに来ていた) をしていた時、黒の半袖Tシャツの背中に

「連続テレビ小説　おしん」

と書かれた服装の人が多かった。その他にも私には意味不明な言葉が書かれたものもあった。
後年、放送予定の番組名が書かれた服は「番組予告かもしれない」とまだわかりますが、ほかの格言らしきものも多かった。

毎日、東京秋葉原電気街へ行っていたわけではないので、詳細は不明です。

20代のとき職場の同僚の旦那さんがハワイの人で、漢字のTシャツが好きで何枚も持っているという話を聞いたことがありました。
その旦那さんのお気に入りは「馬鹿野郎」。
妻である同僚が「なんで今日はそのTシャツなの？」と聞いたら「周りの人に向けたメッセージだ」と言ったらしいです。

　沖縄の観光地「国際通り」にはそのようなTシャツを扱っているお店が何軒もあります。機会があれば見て下さい。楽しいですよ。
「優しい旦那です」「自慢の息子」といったほのぼの系から「浮気者」といった罰ゲームに使えそうなもの。「さびしい女です」といった自虐系や「デブで何が悪い！｣といったメッセージ系まで・・私は大好きです。
　実際に着ている人はあまり見かけませんが。

　その手のシャツを実際に着ている人で印象深かったのは、海外の公園でベンチに座っている時に声をかけてきた筋肉隆々のマッチョマンです。

　ジョギング中だったのだと思いますが、私の目の前で少し止まり「Are you Japanese ? ｣と声をかけてくれた上でボディービルの様なポーズをとってくれました。分厚い胸板ではち切れそうになっていた真新しいTシャツの正面に大きく書かれている漢字を自慢気に指さした後、再びフレンドリーな笑顔を向けてから走りさって行きました。

　力強い筋肉で草原を風の様に走る「馬」
　しなやかな筋肉で森の中を駆け抜ける「鹿」
　どちらもたくましい男性をイメージする漢字です。

　前記の様なお店で買われた日本土産をもらったのか、自分で選んだのかは分かりませんが、きっとお気に入りの漢字だったのでしょうね。

　あの格好良いお兄様は今もあの公園を「馬」や「鹿」の様に走っているのでしょうか。トピを読んで、あのフレンドリーな笑顔を思い出してしまいました。

組織名が書かれたシャツ・制服・作業服なら日常よくみかけます。

「〇〇消防局」「気象庁」「〇〇学院大学」「放送局名」「新聞社名」・・・
漢字以外のものなら大量にあり、ほとんどが「会社名」「組織名」です。

格言のようなものですと、これは私も見たとしても覚えていないです。
さきに紹介した「連続テレビ小説　おしん」は、本放送が1983年だったと思いますから、テレビドラマの宣伝だったかもしれません。

それを初めて見たときは、

「なんだ　これ???」

と感じました。同時に他の人　数名がちがう標語のような、言葉のような文字のシャツを着ていました。
あの時(1982年度)は、一度に　数名見かけました。