40代後半夫婦の妻です。子どもはいません。共働きで2人ともそれなりの会社でそれなりの地位につき、時間はあまりありませんがお財布には余裕があります。最近は趣味の旅行にも行けず、外食もせず、収支のバランスが贅沢にも釣り合いません。2人とも働くことが嫌いではないため、早期リタイアは考えていません。住宅ローンも終わり、稼いだお金、死ぬまでに使いきれないんだろうななんて思うようになりました。そこで、近所の児童養護施設に寄付をすることを考え始めたのですが、もやもやしてなかなかコンタクトが取れません。
その理由を考えました。
私の両親は裕福ではなく爪に火を灯す生活をして、私たち兄妹に習い事をさせてくれ、本を買ってくれ、色々な場所に連れて行ってくれました。奨学金を借りずに大学に通わせてくれました。自分たちは高卒にも関わらず。お陰で兄妹とも、それぞれの配偶者も含めて、エリートとも呼ばれそうな人生を歩んでいます。
話が逸れましたが、その両親に口癖のように「借金と寄付はするな」と言われていたのです。
父は早くに親を亡くし、母は兄弟が多く、働きながら定時制高校に通ったそうです。お金は自分で稼いで施しは受けない。そういった教えで育ちました。
お金の使い途として親孝行も考えましたが、今でも節約生活が染みつき、間もなく80なのに少ない年金で積立貯金しているような両親です。仕送りは断られます。
次の世代のためにお金を使いたいという気持ちと、親にも伝えられずすっきり寄付できないなという気持ちでもやもやしています。
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