私にもわかりません。
だれに聞いたって想像で答えることしかできないでしょう。
ただひとつ言えるのは、人間って理屈では考えられないことを知っていたり、信じられない能力があったりする場合があるってことです。

私にもひとつ。
10年くらい前、滅多に行かない方面に買い物に行った時のこと。
通り道にあった大きくて古い家が妙に気になり、車を止めてしばらく眺めていたけど思い出せず。
後日祖母に「〇〇町のこのあたりにあった家に見覚えがある気がするけど」と何気なく聞いてみたら「戦時中、家族で世話になった疎開先(遠い親戚)かもしれない」と言い出し、確かめてみたらドンピシャでした。
疎開先の家なんて行ったこともないしどこにあるか聞いたこともなかったのに。
祖母によると疎開といえど辛い思い出ばかりではなく懐かしい場所だったようです。
戦時中は一面畑ばかりの田舎だったけど、今はすっかり町になってしまってます。
不思議だけど何か忘れられてた小さな宝物を見つけた気分になりました。

トピ主さんにアドバイスできるとするなら、その記憶を頭に描いた時どんな気持ちになったか、それが大切なんじゃないかなと思います。

「分るかい！」
と心の中で叫びました(笑）

前世？の記憶より、昔見た時代劇の一場面では？
もしくは時代劇映像→脳内で補正→映し出された。ですかね。

何度も夢に見る場所、起きている時でも思い出す場所はあります。私は風景で、そこに人はいません。そこに実際に行った事はないんですけどね。

多分ご縁のある場所なんだと思います。

臨床神経学においては記憶は即時記憶、近時記憶、遠隔記憶に分類されます。
心理学における短期記憶、長期記憶なら聞いたことがあると思います。

デジャブの一種だろうと思います。
デジャブは、遠い昔に見た風景や経験が、目の前で再現されたと感じる時に感覚です。
でも実際は遠い昔に経験していないのです。
たった今、目の前で起きていることは、普通は短期記憶として認識されますが、何かの混乱で脳が長期記憶、つまりは昔の記憶として認識し、正常に記憶された短期記憶と比較して、同じ事象が起きていると認識してしまっているだけなんです。
目の前の風景を昔の記憶として認識し、続けて今の記憶として認識して比較しているのです。
そりゃソックリになるわな（笑）

そして夢と言う不思議な現象も存在します。
夢は短期記憶に一旦入りますから、普通は目覚める頃には大半を忘れており、たまたまうまいタイミングで目覚めると「夢を見た」と認識されます。
これが長期記憶として記憶されると何が現実で何が夢だったのかわからなくなります。
だからめったに長期記憶になることはありません。
しかし、可能性はゼロではない。

夢は時系列も物理現象もめちゃくちゃですから、何でもあり。
行ったことのない場所の風景でもなんでも再現できちゃう。
そんな夢を見て、何かの拍子に長期記憶に紛れ込めば、前世の記憶のいっちょあがりです。
脳が夢と認識できなければ現実と誤認するしかなく、トピ主さんの感覚は脳の混乱で説明するのが妥当だと思います。

私は若い頃、夢に見たり繰り返し頭に浮かんでくる風景がありました。
小高い丘の上から、教会や川を見下ろしているような・・。
ある時図書館で画集を繰っていたら、それと同じような風景画に出会いました。
川が流れていて教会や家並みが広がっているロシアの街の絵でした。

私は１０代の頃からロシアをたいへん身近に感じていて、３０代の終わりにモスクワとサンクトペテルブルクを訪れました。
私が図書館で見た絵は、そんな大都市ではありません。
でも、何か懐かしさと安らぎを感じたのは、もしかしたら前世と関係があるのかなと思います。

私もあります、そういうの。
もう何度頭の中に浮かんだかわからない。
坂道を上っていくと現れる仏閣のような日本家屋や、どう思い出しても行った事のない商店街のような街並み、大きなお屋敷の内部など。

それを前世と考えると楽しいですけど、某スピリチュアルカウンセラーによると「これまで生きてきた中で見た映像（テレビや雑誌含め）が脳の中でシャッフルされて断片的にできあがったものだとかって。
表面的には「見たこと」を忘れていて深層心理に残っている記憶なので、なんとも不思議な心地になるんだって。

それかもしれませんよね。