井戸水を生活用水として使用するなら、年に１度は井戸さらいをする必要があります。
自分でしたり、業者に頼んだり、やり方は色々ですが、一度井戸の水を抜いて、中に入ってゴミをさらう（入れない構造の時は外から掻き出す）。穴に雑草など生えていたらそれも抜いて、穴が傷んでいたら補修する。（井戸穴に入る時には、稀に底にメタンなど有毒なガスが溜まってる事があるので、あらかじめ確認してから入る）
ポンプは壊れたら修理するか、新しいのと取り替える。
パイプは、常時使っていれば錆びの心配はそうありませんが（今は塩ビのパイプが主流なのでそもそも錆びない）、水の出が悪くなったり濁ったら、配管が破損してる可能性があるので確認して修繕する。
水質に関しては、定期的に保健所で検査が必要。（それにパスしないと飲用の許可が下りない）

＞洗濯に使って大丈夫か

水質や、鉄製のパイプに錆が出ていたりすると、洗濯物に色移りしたり、不純物が混ざっていると、洗濯機のフィルターが詰まったりする原因になる場合も。
でも、はじめからそういうものだと思って、対策していれば大丈夫。

井戸水を使う最大のメリットは、水道代がタダになる事。
年中温度が一定に保たれているので、冬は水がぬるく、夏は冷たくて気持ちいいし、果物や野菜を冷やすと、冷蔵庫で冷やすのとは違い、じんわりと冷えて美味しく感じます。
水質によっては水道水より美味しいし、断水の時にも使えるというのも、最近はメリットかもしれませんね。

井戸の構造自体はごく単純なので、素人でもやろうと思えば、メンテナンスは可能。業者に頼んでも、水道代が浮く分を考えたら、そう高いものではないと思います。
ご近所もみんな井戸を使っているなら、井戸業者がいませんか？
年間どれくらい費用がかかるか、どういうメンテナンスが必要か、一度聞いてみたらいいと思います。

そういう地域なら、もともと上下水道はどうしているんでしょう

水道料金は結構地域差があるので
水道料金ただは魅力ではありますね

日本の水道は安全ではありますが
やっぱり薬品が気になる人も居ますし
基本的に井戸水は冷たくておいしいし

トピ主さんの気持ちはわかります

今までは大丈夫だったけど、この先はわからない
そう思うなら避けるのが無難だと思います

PCR試験と同じで井戸水の水質試験をやっても確認出来るのはその時点での安全性でしかないわけで、地下水汚染に対しては実際の被害が出てしばらくしてからしか判明しませんしその時点で手遅れです。
ただし掃除や洗濯などの生活用水としては特に支障無いと思いますし、料理用および飲料用としても煮沸して使うなら問題無いと思います。結局そのまま飲まなければ良いのですが、それでも気になるようであれば市販の精製水を購入された方が良いでしょう。
最近は水販売の競争も激しくなっていて、おかげさまでお二人分なら1000円/月程度で買えるのでは無いでしょうか。結構重いので配達を頼まれた方が良いかも知れません。

実家の庭に井戸があります。20年ほど前に飲用不適のデータが出たため、今は洗濯や植木の水やり、打ち水に使っています。井戸の所有者が土地の所有者と同じ場合は、自分で年一回以上保健所、もしくは民間業者に依頼して飲み水として適しているかどうか検査しないと飲用水としては使えません。ポンプ等のメインテナンス費用も100％自費です。

共用の井戸であれば、自治会等で上記検査を行っているので、飲用できるかどうかは聞けばわかると思います。メインテナンス費用も自治会費からでていると思います。

トピからは自家用井戸のように読めます。井戸水をお風呂でも使えるように屋内まで引いているのであれば、電動ポンプ等の揚水設備があるでしょうから、メンテ費用は聞いておいた方が良いと思います。

実家井戸水です

定期的に自治体が「水質検査」をしてくれるので
全然問題ありません

井戸水はおいしいし、出していると
夏でもひんやり水温が冷たくなって
お皿洗いが楽しかったなぁ

うちの父方の実家が田舎の山間部で十数年前まで簡易水道という仕組みでした。
地区の整備で簡易水道から上下水道になりましたけど、当然、水道代が高くなりました。

うちはその実家を空き家（古民家）として所有していて、
買い手が現れ、土地のリフォーム会社から聞いた話だと「井戸（地下水）掘ればいい。そうしている
ところは結構ある」と言ってました。

最初の設備費はそれなりに掛かるみたいですが、流れる水代は掛からないわけで
最初の初期設備費は数年で回収は可能とのこと。
確かにポンプが壊れた場合は修理あるいは交換費用は掛かるものの、
そうすぐに壊れるものでもないし、浮いた水代もあるからトントンか下回るとの
話でした。濾過器なんかも定期交換費用になるでしょうね。

ただまあ、ポンプにしろ濾過器にしろどのレベルを使うかによって初期費用は
変わるし、工事を請け負う業者も工費には差がありますから一概に「これでいい」って
いう金額はここでは言えません。

上水道と地下水利用の単純計算では確実に井戸水利用の方がランニングコストは
下がります。ただし、、、地下水だけだと何かあった場合大変です。

気になるのは水質ですよね。
地下水（井戸）の水質検査は行政が定期的にやってくれますけど、突発的な問題時
（何らかの有害物質が土壌に短期で流入した場合など）には井戸水は使えません。

緊急対応（特に飲料水として）ストックでボトル水を保管しておくか、
地区で給水車を待つ、、、くらいでしょうかね。ただし給水車は区画全域で
ダメになったとか大規模災害くらいしか出動しませんから、一軒くらいで給水車は
来ないと思った方が良いです。