大家や管理会社によって考え方に多少の違いがありますが、トピを読む限り修繕費などの名目の費用は殆ど発生しないと思いますよ。敷金礼金なしや相場より安い家賃の場合や特約をつけた契約の場合は厳しい基準で判断される可能性がありますが、一般的な契約であれば、トピ主様が不安に感じていることを理由にした請求の可能性は低いと思います。

　部屋は使えば傷むものです・・　経年劣化や通常の使い方で想定される損傷の範囲であれば、その修理費は大家負担です。水道のさびや壁紙やエアコンの色の劣化は、典型的な経年劣化です。他の方も書いていますがトイレの水が出ないなどのトラブルは大家(または大家業務の代行会社)に伝えれば通常は修理してもらえますよ。タバコのヤニも禁煙部屋でなければ想定内です。
　私の娘が借りている学生向けマンションでは「画鋲も含めて壁の穴開けは一切不可」という特約ですが、その様な特約がない部屋であれば画鋲や時計を掛ける細いネジ程度の壁の穴も一般に許容範囲です。フローリングのはがれは程度次第ですが、小傷については想定内ですよ。

　私は大家の立場も借りる立場も経験していますが、退去時に修理費などを請求されたことも請求したこともありませんし、間に入る管理会社もその提案をしたことは一度もありません。私のケースでの敷金はどれも全額返済でした。

　あなたの場合も絶対に！とまでは言えませんが、大きな請求は殆どないと思いますよ。仮にあったとしても交渉の余地はあると思います。ちなみに大家も人間です。もし上から目線での値切り交渉の様な対決姿勢をとれば強く権利を主張される場合があります。逆に不利な要素も自分から伝えたりして誠意を見せれば、本来は請求するべき内容でも「まあ、いいか」と思うこともあります。十数年も借りてくれた人ならば尚更です。最後まで人間関係は大切にして下さい。

　良い引っ越しにして下さいね。