俳優（女優ももちろん含みます）
詐欺師
都合よく人を使おうとするズルイ人間

とまあ相場は概ね決まっています。

それ以外の人は望んで涙なんて流しちゃいません。
でも泣き虫は「都合よく人を使おうとするズルイ人間」と見分けがつかないことも多々あるので、大人は「涙を堪える」ことが大事になってきます。

大人になると泣いてもいい場所って少なくなります。
映画などのエンタメ関係を見ている時は差し支えありません。
でも、仕事や家庭における討論・議論の時に泣いていいシチュエーションは殆どありません。
涙が出るほど悔しかったり懺悔すべき時でも堪えなくてはいけないのが大人の世界。

涙を堪える訓練は、実は中学生くらいから始まっています。
高校2年だと遅いくらい。
だから「泣けばいいと思っている」なんて言葉を投げつけられる。

と偉そうに言っている私もすごく泣き虫。
油断するとぽろぽろ～と涙が流れてしまう。
彼にこのくらいで？とか呆れられたものです。
「めんどくせー女だなー」と捨てられてしまったことも一度や二度ではありません。
泣かせた方が悪者に見えてしまうという事実の前に、泣かせるほど悪い事をしていないという主張を通すのが限りなく面倒な作業になるのです。
仕事で同僚や先輩からも迷惑がられます。
自分の失敗を指摘されて泣いてしまう。
単純な指摘なのに、泣くほど厳しく叱責したのかと周りが勘違いしたりしてね。
本当に申し訳ないことです。

だから涙を堪える訓練が必要なのです。
私の場合は泣きそうと思ったら「息を止める」
苦しくて苦しくて死んじゃうって思うくらい息をとめます。
「苦しい」という思いは涙を遠ざけます。
その他には「口をあけて舌をレロレロする」という方法もあります。
マスクをしている時なら有効です。
気がまぎれるというか、涙を流す感情に集中しないようにする効果があるのだと思います。

50代のおばちゃんです。大学生ぐらいまで、よく母に怒られて泣いてましたね。母に、自分が悪いって思ってないから泣くんだ、ってよく言われてました。今になって思うのは、言葉で自分の気持ちを説明するスピードが気持ちに追いつかないとか、自分の気持ちだけで一杯一杯になってたりして、相手から理不尽に責められているように感じるから涙が出てくるのだと思います。泣くことで、相手を責めてるんだと思います。
社会人になると、職場で泣いたりするのはマイナスな感じになりますので、泣かずに話せるように練習するといいですよ。