「男たるもの自分の妻子は自分で養える」というジェンダーロールを娘さんにも刷り込んだのですから、娘さんから見ても専業主婦は当然の権利であり、妻子を養える上位層の男性しか目に入らなくなるのは当然でしょう。

一方トピ主さんも、娘さんが結婚後に専業主婦できなかったら不満に思うはずです。

ところで娘さんには「女たるもの」どうあるべきだと教えたのですか。それはトピ主さんが説く「男たるもの」と整合性はありますか。

　子供達はもう少し若くて下の子は学生ですが、あなたと同世代の男性とての感想です。

　あなたの息子さんやお嫁さんへの態度は特に問題は感じませんが、トピを読む限りですとお嬢さんへの接し方には疑問を感じました。男に「男たるもの」を求めるなら、女に「女たるもの」を教えなければダブルスタンダードです。

「男たるもの自分の妻子は自分で養えるくらいの度量を持て」は「女たるもの自分の夫を支えるくらいの度量を持て」とセットですし、「これからの男は家事育児できなくてはダメ」は「これからの女は仕事で稼げなくてはダメ」とセットです。しかしトピを読む限り「女たるもの」という教育方針で出て来ません。「これからの～は～も出来きなくてはダメ」は、男に対しては絶対条件として要求しているのに、女に対しては「出来た方が良い」というお薦めだけです。

　今の時代は夫より上の収入を得ている女性もいれば、専業主夫をする男もいますから、「男(女)たるもの」等を決め込むことは必ずしも正解ではありません。しかし「人間たるもの、パートナーを支えると共に家族の生活を責任を果たす度量を持て」は不変ですよ。

　そうは言っても私は男ですから、息子達には便宜上「男たるもの」と表現して「人間たるもの」を教えて、同時に男としての考え方や行動の手本を見せる様に努力してきました。しかし私とは立場が違う娘に対しては｢女だから」という基準ではなくて「人間たるもの」と教えました。
　妻は少し方針が違い息子にも娘にも「人間たるもの」を要求していました。しかし方針が違っても同じものを要求していましたから結果的に同じなので上手く伝わりましたよ。

　「女親」が「男が全ての責任をもつのが当然だ」と教育しているのを見てきた娘は、「なるほど私もそんな考えで良いのね」と体得してしまいます。今からでも女性という人間としての考え方の手本を見せてあげて下さい。

30でしょ？

放っておけば良いのです。

子離れしましょう。

なお、親の教育はあくまで人格形成の一つでしかありません。

娘さんがそのような性格なのも別に親のせいではないです。

私たち夫婦は共稼ぎでそれぞれ息子さんと同じような収入、
子供が生まれても仕事を続けたため家事育児はほとんど夫婦平等にこなしてきました。
子供たちが巣立った今も同じで、夫は料理だけでなく洗濯も掃除も何でもこなします。

こういう環境で育った息子も娘も親の姿を間近で見ていますので、自然とジェンダー思想はなし。
子供たちも結婚して夫婦共稼ぎで家事育児を平等にこなすなど、まさに親と同じような家庭を作っています。
親の背中を見て育つとはよくぞ言ったものだと感じています。

でも離婚しています。
私も「男たるもの自分の妻子は自分で養えるくらいの度量を持て」と言いました。
但し夫に。

何故なら夫は私に
「女は結婚したら子供を産むのが義務だ。そして家事と育児は女の仕事。」と言って
同じ職場の同僚である私に、家の事は丸投げでした。
しかし当時はご近所も実母も義母も専業主婦ばかりで、夫と同等に働き、稼ぎも同じ私が、出産して育休も無い時代に、家事育児をワンオペにする苦労は理解されませんでした。
身体を壊すほど働いて子供等が就職したときに、先の言葉を離婚裁判の時に吐いて、別れました。

子供達を育てるときは、
「これからは男女平等の世の中になる。男だって家事が出来なければ、自立出来ない。結婚しても単身赴任もある。御飯が作れないから結婚するなんて情け無いことは言うな。」と息子に、
「同じく男女平等だが、稼ぎの無い女は家庭内で発言権が無い。世間にも男女差別はある。いくら稼げる女でも、料理も出来なければ女として認められなかったりする。最低限は出来る様にしておけ。」と娘に言いました。
そして息子には付け加えて、
「自分の妻には私の様に『仕事も家事も育児も出来る母』を強いるな。誰もがやれることでは無い。出来たからと言って私は幸せでは無かったよ。」と。

今は運良く、二人とも超が付くほど一流企業で、稼ぎも良く、家事も出来て、余所様から何も心配ないわね、と言われますが。
所がどっこい、思いもしない落とし穴が。

二人とも言うのです。
「全部自分で出来るのに、配偶者は必要ない。子供が欲しく無ければ、独身の方が幸せだよ。お母さんだって僕らがいなければ、もっと早くに離婚出来て、幸せになれたのに。」と。
私の苦労続きの結婚生活を見せたせいだとは思うけど。
世の中上手くは行かないねぇ。
私あれだけ頑張ったのに孫は抱けないようです。とほほ。

＞おかげで本当の意味で男女平等で家計を担う生活はしたことがありません。

結局ここなんですよ。
心の中でどういう覚悟をもって生きてきたかは関係ないかと思います。

そもそも
「男なら家族を一人で養う」
と
「男でも自分の身の回りのことはできるように」「女でも自立できる経済力を」
は全然重みが違います。

家族に心配させないくらいの金を一人で稼ぎ、それを何十年と継続するのがどれだけ大変か理解されてますか？
結局のところ、あなたは「いざとなったら経済的に頼る相手を確保して生きてきた人」でしかありません。
娘さんがあなたの母上の背を見て育っていればまた違ったのでしょうね。

結局男女平等には程遠いのですよ。
女性の賃金が低い？それは、女性が賃金の低い仕事をしている人が多いからですよ。

結婚についても、今時家事何て楽勝です。掃除はロボットが出来る。洗い物は食洗機。洗濯も全自動で乾燥まで出来る。
料理も24時間スーパーもやってますし、デリバリーもある。

専業主婦なんて要らない。

だから、男性は子供が欲しい以外は結婚する意味無い。

お嬢さんと結婚する男性にどんなメリットが有るか聞いてみてください。
出てきませんよ。

お嬢さんは、共働き兼業主婦になるか、独身かの二者択一ですね。息子さんの様な男性は、希少価値ですから。